野生の冒険者に遭遇した。コマンド?
ずいぶんと間が空きました。ぺぺです。
忙しいです。栄養ドリンクが手放せないです。高1なのに・・・。
今回は新キャラが出ます。・・・って出さないと物語が進みません。
次回は戦闘シーン書きます。前回のはいわばドス〇ァンゴなので倒し方が単調になると思い、戦闘シーンをキンクリしました。
まあこんな駄作ですが、まあ見てってください。
では、どうぞ!
「・・・・・ぶ・・・・・?」
(ん?なんか声が聞こえんな。でも眠い。まだ寝る。お休み~。)
そう思い、龍介はついさっきまで探していた人の声を拒絶した。その訳はさっきまで一瞬とはいえ化け物と命のやり取りをし、人間としてはありえない距離を走ったからである。
「大・・夫・・・!?」
「うう・・・・・・。(何なんだうるさいな・・・。)」
そう思い龍介は目を開ける。
「大丈夫!!??ポーション飲む!?!?」
「ハイ起きましたすいません自分ちょっと調子こいてましたなので許してくださいその俺に向けている手で持ってる飲み物としてはあまりに怪しい色の液体を下げてくださいすいませんでしたーーーーーー
ーー!!!!!」
そういい龍介は飛び起きる。眼前には青とも緑とも取れる飲み物としてはあまりに鮮やかな液体の入ったビン。あと数秒遅ければ自分の喉の中にあの液体が・・・と身震いする龍介。しかし目の前の女性、恐らくさっきの声の主は苦笑いで返事を返した。
「やだ、これただのポーションよ?確かに少しちょっと・・・変な味はするけども毒じゃないから安心して。」
「その間の空いたときのあなたの顔で一気に飲む気がうせました。というかなんで俺にそれを?」
「森で倒れてたから魔物にやられたのかなって思ってね。息はしてたからポーションを飲ませれば回復するかなって思ったんだけど・・・大丈夫そうね。」
そういって女性は龍介の体を見渡し、異常が無いのを確認するとポーションと言ったものを腰のポーチに入れた。
「あ、はい。長い距離歩いて疲れただけですから大丈夫です。まさか森があるから食料もあるんじゃと思ったら動物どころか木の実1つ生ってないなんて思って無かっただけですから。」
「この木はもう少ししないと実はならないわよ?ついこの前に時期が過ぎたから。」
「そうなんですか・・・。えっと、貴女は?」
そういって目の前の女性の外見を見る。長いロングのクセ毛に出るところは出た体型、龍介より少し低い程度の身長(龍介は178cm)年齢は恐らく龍介より1、2歳上だろう。ここまでならまだ綺麗な女の人だ。しかし女性の腰に据え付けられている龍介のものより遥かに大きい、刃渡り4、50cmはありそうな片手剣と、左腕に装備されている円い盾が違和感をかもし出していた。
「あ、紹介が遅れたわね、私はマリー。冒険者よ。家名は聞かないでくれる?」
「はあ・・・。冒険者、ですか。」
(本当に異世界らしいな・・・。もしかしてとんでもない世界に来てしまったんじゃなかろうか?)
その言葉がここは異世界だということを思い返させた。これから出身を誤魔化すのに苦労しそうだ、と龍介はこの先の苦労に思わずため息をつきそうになる。
「ええ、そう見えないかしら?これでもAランクなんだけどな。」
「はあ・・・。まああんま見えないですね。全体的に見ても綺麗な方ですし。」
(Aランクってすごいのか?まあ後々分かるだろ。)
「あら、ありがとう。あなたは?」
「あ、俺は安藤龍介って言います。」
「アンドウ?変わった名前ね。」
「あ、名前が龍介です。リュウスケ・アンドウですね。言い難いようでしたらリュウでいいですよ?」
どうやら此処はヨーロッパあたりの読み方らしい。そう思った龍介は言い方を訂正する。
「リュウね、宜しく。後、敬語はいいわよ?あんまり年も離れてないみたいだし。」
そういってマリーは手をリュウスケの前に差し出した。
「ああ、宜しく。これでいいか?」
そういい、リュウスケはその手を握った。
「ええ、そうして。堅苦しいのは嫌いだしね。で、リュウ、貴方行く当てはあるの?」
「・・・無いな。というか町を探して力尽きて倒れてた。」
ハア・・・とため息をつく龍介にマリーは苦笑した。
「貴方どこから来たの?あんまり見かけない服装してるし、それに此処から一番近い町までドラグーンで丸3日かかるわよ?よく生きてたわね。」
「ドラグーン?」
聞き覚えの無い言葉に龍介は思わず聞き返した。
「ドラグーンも知らないの?どんな田舎から来たのよ・・・。小さくて飛べないドラゴンだと思えばいいわ。馬より体力があるし、速いし、大体のところなら移動できるの。」
その代わり値段は張るけどね、と言うマリーの言葉に、恐竜のラプトルみたいなもんか、と納得する龍介。
「まあ、大体分かった。まあ理由は食料が切れたんだ。故郷は遠いとこで旅に出てきた。この服は其処の民族衣装とでも思ってくれればいい。んで当てが無いから人を探してたんだがいなくってそれで力尽きて此処に、ってわけだ。」
と、適当に誤魔化す。まあ全部が嘘ではないので大丈夫だろう。
「まあそれはそうね。ここら辺は強い魔物が多いからあんまり人は来ないのよ。来るのはAランクを超えた冒険者と商人と、貴方みたいななにも知らない旅人ぐらいかしら。まあいいわ。一緒に来る?町まで案内するわよ?少し貴方のことが気に入ったし。」
「本当か!?助かるぜ!いやーでかい猪に追いかけられたときはこんなのしかいないのかとか思ってたからありがたい!!!」
そういうとマリーは目を見開き、心底驚いた様子で龍介を見た。
「でかい猪・・・!?それってグリンブルスティじゃないの!?!?よく生きてるわね・・・。」
「(ん?なんかまずったか?倒したことは言わない方がよさそうだな。)ああ、まあな。そんなに危ない奴なのか?何とか撒いたが。」
「やばいなんてものじゃないわ。毛皮は硬い、魔法は効かない、おまけに気性が荒くて獲物は逃がさないの。だからこの森の番人みたいなものよ。」
「(あぶねえ、言わなくてよかった。それにしても番人か。だから”森番”だったのか。)そうなのか・・・。まあ逃げ切れたんだから良しとして、早く行こうぜ。」
「そうね、歩いてすぐのところにドラグーンをおいてあるわ。2人なら乗れるし、行きましょう。」
そういって龍介とマリーは歩き出した。
少し歩いたところで龍介は気配を感じ、立ち止まった。
「・・・マリー。気づいてるか?」
その問いにマリーも気づいていたらしく「ええ。」と短く返事をし、腰の片手剣を構えた。
「敵ね。それも大群よ。3、40体はいるわね。大丈夫?」
「ああ、問題無い。・・・・・・・・・来るぞ!!」
その言葉とともに多くの影が周りから飛び出してきた。その影・・・魔物はゴブリンのようだが頭に赤い帽子を被り、肌も一般的な緑ではなく茶色みたいな色をしている。顔は老人のようだが鋭い牙と爪を持っており手には斧、片手剣、大剣、ハンマー、槍、盾、弓、挙句はマスケット銃みたいな物まで持っている。この世界にも銃はあるのかと思いながら一体一体を観察する。
「レッドキャップね。ゴブリンの上位種よ。戦闘能力はゴブリンとは桁が違うから気をつけて。」
そう言って構えを取るマリー。気配が変わり、歴戦の猛者のようだと龍介は思いながらナイフを構える。
「分かった。(まあゴブリンがどんなものか知らないがな。)」
数秒か、数分か、レッドキャップも警戒しているのか、それともどう攻めるのか作戦を立てているのか、お互いはお互いをにらみ続けた。が、1体のレッドキャップが声を上げたとき、その静寂が破られた。
「ギギギィ!!!」
「「「「「「ギィィィィ!!!!」」」」」
「いくぞ!!!」「いくわよ!!!」
龍介がこの世界に来て2回目の命のやり取りが今、幕をあげた。
と、言うことで投稿できました!今回からはマリーも此処に参加します!
マリー(以下マ)「宜しくね。」
龍「お前も来たのか。」
マ「ええ、其処の作者に呼ばれて。」
龍「まあいいか。で?今回はどうすんだ?」
今回は分かりやすいモンスターの順位付けみたいなのをしようかなと思ってる。
龍「魔法とかランクとかはどうすんだ?」
マ「私のこととかは?」
魔法は次回ドラグーンの上で、ランクは町のギルドで、マリーのことはまた事件を起こそうかなと思ってる。
龍「へえ、お前にしては考えてんのな。」
マ「事件って?」
それは言っちゃ駄目だからな。まあ期待しとけ。
マ「ふーん?」
まあおいといて、これが力の違いみたいなもんです↓
ゴブリン<オーク<<ホブゴブリン<レッドキャップ<ハイオーク<<<オーガ<<<ハイオーガ<<<<<<<ワイバーン<<<<<<<ドラゴン=グリンブルスティ
みたいなもんですかね?まだ増えますが有名なのを集めてみました。
龍「レッドキャップまあまあだな?」
マ「確かにね。」
そうでもないぞ?レッドキャップは基本群れだしな。オーガ系列は群れないし、ハイオークとかはリーダー的存在だからな。ワイバーンもいて4、5体って設定だ。
龍「そうなのか。んじゃあ危険度は高いんだな?」
そういうこった。
マ「ドラゴンとグリンブルスティって同じなの?」
まあ単純にするとな。やりやすい方は戦い方によって変わるな。
龍「ふーん。」
む、もう時間だ。テスト勉強しなければ。
龍「オイ。」
マ「せずにこの小説を?」
まあね。もう終わりたい。
龍・マ「「チャッチャとやれ!!!」」
了解。では読者の皆様、
龍・マ「「次回お楽しみに!!!」」
感想待ってまーす!!!
今日の名言
「次は決死の覚悟を抱いて来い。」
了解したぜ槍の兄貴!
龍・マ「「・・・・・・・・・ハァ」」