また会えたね運命の
そうなるよね・・・屋台ではあまり感じてなかったんだけど、物価はヴェルト国の2倍ぐらいかな?と思って居たら、まさかの10倍以上違うという・・・ヴェルト国とコライユ国って物価ほぼ同じぐらいだったのに、隣の国で10倍違うって少しおかしくない?
狩りして野宿で稼いじゃう?
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節約の為に屋台で美味しそうなものを探そうと言うことになった。それぞれが1品買って宿で持ち合うことにした。なんだかこおゆうの楽しいな、昔幼いころにやったお友達とやったパジャマパーティーを思い出す。
成人と同時にみんな好きなことをやり始めて全然連絡取らなくなったのと、私は1年も監禁されていて、逃亡しているから誰とも連絡取れなく手寂しい。
それに密かに両親と兄に付けていたおしゃべり鳥達とも連絡を取れていない、私が移動しすぎてるのが一番大きい、なにせ突然ドレ国だもんね、動物たちもびっくりだろう。
ファルコ・ペッレ・グリーノはこっちのほうに向かってきている気配はあるけど、人間の足で1ヶ月以上かかる場所に果たしてあの子たちはどの位で到着するのだろうか?そう思って居てもまた移動しようとしている自分がいるけどね。のんびり向かってきてほしい。
距離が離れすぎると両親と兄の様子を見るのも難しくなってくるから、ちょっと考えなきゃいかないなー、元気なのを知るだけでいいんだ。
ちょっとぼーっとしちゃったけど、いい匂いが漂ってきたので意識を切り替えて!今宵の晩御飯を!探したいと思います!!!!!
うーん・・・どれもこれも美味しそうだ。そしてどれもこれもここでしか会えないご飯。どこにでもあるご飯んだけど、作り手が違えば違う物になる。
ここは気合を入れて吟味していかないといけない。
この間のとろーっと伸びるチーズと言う物を食べたけど、今回はチーズと言う物以外を食べたいと思う。もちろんさっと並んで1個だけ買ったけどね。1つぐらい収納靴下にご飯が増えても問題なし!
そして・・・気になるのは・・・・・ものすごくいい匂いなのに・・・茶色くてドロっとしたあいつだ・・・・・並んでる人はいないんだけど、たまーに買っていく人の笑顔がすごい。絶対おいしいんだろうな?って思うんだけどあれを買う勇気はない!
けど・・・今日は3人で痛み分け出来る日だ・・・どうする?いっちゃう?2人が買ったご飯があれば・・・何とかなるのでは?よし、買うか!
言葉が通じるか少し不安なのだけど、気合を入れてお店の人に声をかける
「こんにちはーこれはどうやって食べるご飯なんですか?」
「いらっしゃいませー、これはね本当ならお米と言う物と一緒に食べると最高に美味しいんだけど、この世界にはお米がないんだよね・・・」
おぉ!!!言葉が通じる!助かるー
ん?お米?この世界?ん?????
「ねぇお嬢さん、お米って見たことある?」
「お米って単語が初耳なのですけど?」
「お米ってねー白くてこのぐらいの小さいサイズでねそれが一杯あると美味しいんだよ!それにこのカレーかけて食べると天国に行けるんだ」
天国それは行って見たい。お米?知らないなーうーん・・・
「見たこと無いです、今旅してるんですけど、もし見かけた時は買ってみようかな?お姉さんはずーっとここに居るんですか?移動したりは?」
「うん、私は当分この土地にいるつもりーなんと素敵な旦那様ができたんでーす!それまではお米を探して各地をさまよっていたんだけど、ここに定住することに決めたんだ、だからお米見つけてさ、もしこの街に来ることがあったら是非ここに立ち寄ってね!お願いね!そして私にもお米を分けてほし!」
なんというかお米と言う物への圧が強い。そんなに美味しいのか、私も食べてみたいな。
「解りました!見つけたら是非お知らせしますね、ちなみにお姉さんはどのあたりを旅していたのですか?」
「私はドレ国より南の国から来たんだよ」
「ドレ国より南はどんな国があるんですか?」
「そうだねードレ国より羽振が良い国では無かったし発展はしてなかったけど、みんなが誠実で素朴で良い国だったよ。旦那様がお仕事引退したら南に移住しないか?って話してるんだ、それに一年中夏みたいな気候でエアコンがほしいねー!」
エアコン?
「へーそれはいいですね、私も旅をしながら安住の地を探してますよ、次は北に行こうと思ってるんですけど、いつか南にもいってみたいなー3人前ください!」
「ぜひおいで!素朴だけどいい国だよ、調味料も充実してるしね!もし見かけたら声かけてね!お米もね!少しサービスしといたよ、これねチーズかけても美味しいんだ暖かいうちにかけて食べてもいいよ。お米があったらお米の上にかけて食べるんだけど、この世界には今の所ないから、バゲットと一緒に食べてね!」
「わぁー!ありがとうございます!」
「ありがとうございましたー!」
気持ちの良いやり取りの後、我に返る。買っちゃった・・・見た目がアレのドロっとした・・・うっ・・・匂いはいいけど見た目が・・・でも人間は度胸だ。よし、お姉さんお勧めのバゲットと一緒に食べようじゃないか!
するっと何気なくカレーをお試し収納巾着に入れた、ほらなんか気持ち的にっ靴下の方には入れたくないというかさ?微妙な心なんだよ。
パン屋さんを探しながらふらふらする。途中たまご塩スープなる者を見つけてしまい、購入。気になるのはなんだか黒い粒々を最後にかけられた、なんだろうあれは?
ついでにパン屋さんはどこにあるのか聞いてパン屋さんに向かう。たまご塩スープは収納靴下の方に入れる。大事なものは収納靴下に、ちょとアレなのは収納巾着と使い分けようと思う。落ち着いたら自分用のも作らないと。
パン屋さんをすぐに見つけ、バゲットを3つ買う。本来であれば1個で足りそうな量だったけど、もしかしたら私が購入したカレーと言う物は食べられないことを想定して、多めにしてみた。
宿には何時までに戻ってこようという話になっているので、もうちょっとふらふらしようかなと思って、そうだ!文房具屋さんに行ってない!今日しか行けないし、王都なら絶対色々そろってるはず!と思って文房具屋さんに行くことに、もちろんパン屋さんに道を聞いた、迷子になったら困るからね。
そして文房具屋さんに向かう途中に見つけてしまった・・・・・これは運命の出会い・・・それはっっっっっ!!!!!
もろこし爆弾だあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
おぉぉぉおおぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!こんなところで愛しのもろこし爆弾と会えるとは!私たちは一心同体!一生離れない!大好き!大好きだよ!!!!!
さっそく買おうとお店の人に話しかける
「すみません!!!!!もろこし爆弾全部ください!!!!!」
「???」
指を一つ立てて1個?というジェスチャーをしてくる。言葉通じないか・・・私は指をさしてぐるぐる全部!全部!そして引き寄せるジェスチャーで返す。
相手の人は目をぱちくりして、指で全部?みたいなジェスチャーをしてくるの、うんうんと首を縦にふる。
相手の人は手で待ってみたいな仕草をしてから、どれにするか?って何かの紙を見せてくる。全然わかんない・・・・・首をかしげていると、手招きをして屋台の中に入れてくれる。そして、何で作られてるかわからない不思議な液体を見せてくれた。
?????なんだろこれ?と思って首をかしげてると、もろこし爆弾を少しとって、その謎の液体をかけてくれるじゃないか!食べてみろと促されて一つかみ取って食べてみる。
!!!!!!!!!!?!?!?!?!?!?
これはっ!?!?!!!!
ニコニコしているお姉さん、次はなんだか赤い粉をかけてくれる
なんだこれはわああああああああああああああ!?!?!?
タレは塩っぽいけど、甘いのか?油っぽいのか?よくわからないけど、とにかく濃厚な味がして、沢山は食べれないけど癖になる味がする。
もう一つはピリ辛だ!こんなの初めて食べる一体何者なんだ君たちは!?衝撃のあまり思考がストップしていると、護衛騎士の何やってんだ?と言う顔と目があった。
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