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だらだら生きるテイマーのお話  作者: めぇー
第4章
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話し合い

テントの中に入った時の暗闇の恐怖を体感ですごすことになるのなら、きっと私も同じようになるだろうと納得できる。あれは本当に怖かった、それと火を持って出てきた人も居たので、その辺聞いてからもう一度収納巾着に入ってもらって、護衛騎士に渡そうと思う。


ーーーーーーーー


最初に野盗を取り出し、いろいろ聞くことにした。侍女様も傍にいてくれるので、手早くやってしまおう。まずは火を持って出てきた人。この人は辛うじて意識がちゃんとしている、光があったからだろうか?


「すみませーん、今までどんな場所に居たんですか?」


「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」


「火はどうやって出したんですか?」


「たたたた、助けて下さいいいいいいいいいいいい」


若干ましってだけで、ダメですかね?


「中はどんな感じでした?」


「ななな、なか!?なななななかなななんんて、お願いだ戻さないでくれ!頼むななななぁんでもするあそこここおに戻るのだけは嫌だ、助けてくれ!!!!」


泣きわめくだけで全然答えが返ってこない。どうしたもんかと思ったら侍女様が突如野盗に蹴りを入れて、野盗が吹っ飛んだ。


ちょと!?何やってるの!?とびっくりしていると。


「答えないと中に戻りますよ?少し落ち着いたらどうですか?」


と野盗を掴み上げ微笑みながら言っている。こいつぁ・・・侍女様もいかれてるぜ・・・


殴られてほんの少し冷静になれたのか、ポツリと一言


「あそこは何もなかった、ただ暗かっただけだ・・・」


「それって、周りには何もなかったんですか?」


「そそそそそうだ、おおおお俺は一人だった」


たしかに何も入れてなったしね、何か入れておけばよかった。


「火はどうやって?」


「俺は、ひひひひいひいいい火魔法があああああああある」


「トイレとか行きたくならない?ご飯は?」


「ななななななななにもない」


それでも生きてるのかー拷問だねぇそれは。


「目が覚めたらそこに居たの?どの位居たの?」


「わわ・・わからない、たたた助けてくれ!あああああああああああそこには戻りたくない」


聞きたいことは聞けたかな?もしまた野盗を収納巾着に入れて収納巾着を破壊したら、どうなるんだろう?一生あの中に閉じ込められたままなのか・・・それは流石に無いかな?壊れるなら中身も消滅?うーん・・・


でも、もし物理的に収納巾着が壊れても中身が保存されるってなるとさすがに可哀そうかなぁ・・・うーん


「一言よろしいですか?」


「うん」


「これは野盗です、私たちが出会う前に何していたかわからない野盗です、情けは必要ないとおもいますよ」


「そうなんだけどー目覚めが悪いことは嫌かなーって、私の気持ちの問題かな?」


「ならば私たちにこれら全部任せてもらってもいいですか?」


「あーうん、いいよ、倒したのは侍女様と護衛騎士だしね、収納巾着はうーん・・・売ったりあげたりしなければ使ってもいいけど、見栄えが悪すぎるし今度ちゃんとした巾着というか、二人が付与して欲しい入れ物を持ってきたら、それに付与してあげるから、できたらその実験用巾着は破壊してもらえるといいな」


「わかりました、ありがとうございます!とりあえず処理してきます」


とても嬉しそうな顔で出て行った。新しい巾着がもらえるのが嬉しいのか、野盗をどうこうできるのが嬉しいのかわからないけど、巾着が増える方で喜んでいるといいな。


私はテントを快適空間にすべく、必要なものを書き出していく。インクはピーコックブルーを選んだ!インクの色大事だからね、どれだけ素敵なものが閃くかのキーカラーと言っても過言ではない。


とりあえず、私も一瞬ではあるけど入ったから、その時に必要だと思った物を書き出していく


・外が見える窓

・明かり

・水

・部屋数(キッチン・リビング・寝室・趣味部屋・その他いろいろ)


意気込んで書き出してみたけどこれぐらいかな?最初は・・・あとは必要だなと思う物がおいおい出てくるだろうけど、住むわけじゃないとなると・・・もっと簡易的でいいのかもしれないから


・部屋数(簡易キッチン・寝室・物置)


ぐらいでいいかもしれないね?それも必要ないかな?一部屋あれば十分かな?要は快適に過ごせればいいわけだし?野営のことだけを考えると一部屋で十分かな?


となると、部屋数は必要無くて


・外が見える窓

・明かり

・水

・大き目な空間


かな?あとは窓から外の風が出入りできるようになると最高なんだけど・・・閃いた?かなぁ・・・いやぁ・・・どうだろ・・・あんまり一生懸命決めるより、ふわっとやってふわっとできた方がいい気がしてきたな。


とりあえずふわっとやってみようかな。1個目のやつはもう廃棄することにして、2個目のやつでやってみよう。


タイミングよく侍女様が帰ってきたので、これから12時間ぐらい作業に入ると伝えたら、今このタイミングではやめておいた方がいいと言われた。宿やホテルならまだしも、ここは誰かの家で、誰が見てるかわからないから、と言われるとそれもそうだよねとなる。


じゃぁ、今後の話し合いをしたいと思うけど、護衛騎士とは顔を合わせられないので、ドア越しで話し合いをと提案したら、侍女様と話し合えば護衛騎士もたぶん大丈夫だろうということで、侍女様と話し合いをすることに。


やはり一番の問題は影のボス!あいつ絶対許さないからな!次会った時にどうやって操られない様にするか。これが一番大事だよね。


王家には操られない様にする魔道具があるらしい。へー?そんな便利なものがあるんだ?じゃぁちょっと借りる?ということになった、人数分あるのか聞いてみたら、解らないから行ってみるしかないと言う。それは嫌だな・・・と思って居たら。


レオンに頼んで内部に入り込んで何事もなく借りようと言う案がでたんだけど、ちょっとまてよ?私がそのような付与をすればいいんじゃないのかな?と思い提案してみると。


目をぱちくりさせた侍女様が


「そんなことできます?」


と聞いてくるから


「うーん、付与してみないことにはなんとも、それに付与できたかどうか試してみないことにはねぇ・・・」


というなんとも歯切れの悪い回答になってしまった。でも私が付与できるなら一番手っ取り早いし、自分たちが常に身に着けるもので変に思われない物に付与できれば最高だよね?


だから身に着けるものにありったけの付与をしてみようということになった、だからお買い物行きましょう!と少しはしゃいでしまったけど、ヴェルト国で買うのはちょっとねぇー


だからどこか違う国に移動しよう?という提案をした。こことはおさらばよ!そのことを侍女様に提案したら、悪くは無いですがもうちょっと考えましょうねと言われた。解せぬ。


一応の妥協案としては、レオンに協力してもらって国外に連れて行ってもらって、ここに帰ってくるということらしい。この家はとにかく影のボスでも簡単には入ってこれない家だそうだ。詳しくは教えてくれなかったけど、とにかくすごい家ということらしい。


だからこの家に居る間は、私の身は安全という・・・ぇーやだなーでも安全が一番だよなー影のボスに会っちゃったら逃げられないもんねー。ここが落としどころかな、その妥協案で行こうとなったけど、私は・・・割り切れるかな・・・


レオンは前世の記憶の場所にも転移できるというとても便利な・・・すごい人ということ、前世で国外にも何度も外遊しているということ、そして前世も転移スキルを持っていたのに、奴隷契約はしていなかったほどの、凄い力のある家と言う点を踏まえると、どう考えても便利・・・


そこまで説明されると、護衛騎士が仲間に入れた方がいいと言うのもとても納得できる。


それとレオンは前世と全く同じ容姿をしているらしく、以前に昨日お風呂場でお会いした夫人にレオン自ら説明と言うか生まれ変わりということを証明したらしい、失った息子を守るために、なんでもすると夫人はとてもやる気らしい。だから今回かくまってくれてるみたい。


みんなが一瞬でも安らげる瞬間は大事だと思うから、私はここで妥協することにした。でも私の能力は今はまだ黙っておこうということになった。


心の中でもしかしたらすごいお礼をしなくてはいけなくなるかもしれないと思って、レオンと夫人の為に収納巾着を作ろうと思った。


お昼を食べたらさっそく外国に行くことになり。少しわくわくするね。


本日もお読みいただきありがとうございます


面白いな、続きが気になって思った方は

イイネ ☆☆☆☆☆ ブックマークいただけるとうれしいです

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