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だらだら生きるテイマーのお話  作者: めぇー
第3章
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空間収納と付与魔法

私はすごい発明家!なんと!空間収納と付与魔法を同時発動させて、空間収納を付与したポーチやバッグを作ったのよ!すごくない?すごいでしょ!


自分でも思う、よくやったと。我ながら大絶賛だ。これで大金持ちになれると確信したよね!


そして試しに知り合いの人たちに売ってたんだけど、あっという間に貴族の耳に知られることになり、なんかしらないけど王城にまで行くことになり、あれよあれよという間に、王城住まいの侍女付き平民が出来上がりました。


震えたよね・・・まさかこんな目に合うとはね?よく言えば保護、悪く言えば監禁。そう私は監禁されている!ひどいと思いません?自分の身は自分で守れますって!


え?無理だって?まぁそうだよね、きっとその辺の子供でも私に勝てると思う。身体動かすの嫌い、お勉強嫌い、だらだらするのが大好きだからね、筋肉なにそれ?


楽してお金を儲けようと思って、空間収納をポーチに付与出来たら売れるんじゃないかな?って思って試しに何個か作って売ったら、監禁されたわけだ。


お城の偉いっぽい人がわーわー言って、ポーチやバッグを作れ作れ!行ってくるのが本当に嫌で、適当に失敗しちゃったテヘ♡みたいな感じでごまかしている。


全然普通に作れるんだけど、なんか腹立つじゃない?平民だと思って足元見て見下してきてさ?お金も大してくれないで作れ作れって、名誉なことだとか国の為にとかそんなこと言われてもさ、全然自由じゃないんだもん。やってられないよね。


だから私は今こっそり自分の為の収納バッグ作ってる、といってもバッグやポーチだとばれちゃう可能性があるので、なんと!私がかろうじて持ってきた着替え用の靴下に付与しています!


大体さ、お城に連れてこられてよ?宰相に会う時だけ綺麗な服着させられてよ?今は私が持ってきた服を着てるわけ。何この扱い?ご飯は出るけど質素だし、綺麗な服も無ければアクセサリーも無い、侍女が居るって言ったって、この人絶対暗殺者とかそんなんで、絶対普通の人じゃない雰囲気がある。


私が何をするか一挙手一投足見張られてる気がする。何だろこの感覚、前にもあった気がする?


今まで付与したバッグ達は、練習だったからそこまで容量大きくないんだけど、馬車1台分ぐらいは入るから、それはもう画期的だよね。


このポーチやバッグを売りさばいて、憧れのスローライフ!のんびり片手うちわの好きなことをして過ごす夢が、監禁によって邪魔されている。


王城で侍女付きで美味しいもの食べれていいじゃない?確かに市井で暮らしていた時よりも良いご飯を食べてる気がする。


なぜ気がするって、私の元にやってくるご飯は全部冷めてる。暖かいホカホカのご飯を食べたいよ!冷たいの食べたって上等なお肉を使ってたって美味しくないでしょ?何考えてんだって思う。


どこに行くにも監視され、気軽に街も歩けず、挙句の果てには婿をあてがわれようとしている!冗談じゃない!


「お前はただの平民だぞ!それなのに貴族に嫁げるんだ、感謝しろ!」


こんな感じに、みんながみんな言ってくるんだ。頭どうなっちゃってるの?そんなこと一度も望んでませんけど?


そんな上から目線なのに加え


「貴族のみなさんがあなたの争奪戦を水面下で行っておりますのよ?わたくしの婚約者にと話が上がった方も加わっていてそれはもう大変ですのよ。いつまでこちらの留まっていらっしゃるの?」


とか名前もしらない貴族の令嬢に言われまして、何いってんだ?ここに留まって痛くないし、迷惑なんですけど?状態が続いてる。


まぁーーー貴族の令嬢の嫌みのバリエーションの多いこと。そんなこと覚えるならもっと違うことに労力使った方がいいですよ?って思ったけどそんなこと言ったら、さらなる嫌みが待ち構えてそうだから、そうですね、ご辞退したいんですけど、どうしたらいいですか?家に戻れないんですって涙ながらに訴えていて追い返している。


大体の令嬢が


「まぁ・・・あなた様は家に戻りたいのですね、お可哀そうに、わたくしが協力して差し上げますわ!」


という感じになるからチョロイ。市井にでたら、3秒で身ぐるみはがされること間違いなし!


私は今とても怒っている。そうでしょ?何もかも勝手に決められて、私の意志なんてどこにもない。必要なのは空間収納と付与魔法のスキルだけ。私と言う存在は必要必要ない、この二つのスキルを持ってる人だけが必要なだけ。別に私じゃなくてもいいでしょう?


別に空間収納を付与する方法は教えても構わない、この二つを奇跡的に持ってる人達はそう多くないと踏んで、みんなで幸せになりましょうよ!でもその前に、私がいっぱい稼いでから教えるね?


という感じでいただけなのに、お偉いさんたちは勝手に私しかできないと思ってるみたいで、それはもう大事に監禁されてるわけ。


空間収納と付与魔法を持ってる人達は、自分たちにもできるかもしれないと思って、今猛練習?して極めようとしているらしい。どんどん頑張ってもらいたい。


コツは確かにある、それさえつかんでしまえばどうってことは無い、あとはどれだけ時間と魔力を使って付与するかで中の大きさが決まる。


だから今私はずーっと付与し続けている。時間をかけて、靴下に。目の前にはバックやポーチを置いて、うんうん言いながら付与しているフリをしているけど、実際は自分の靴下に付与し続けている。


馬車1台分の付与を与えるには、約12時間必要だった。そうなのすごい時間がかかる!もうちょっと工夫したら時間は短縮できそうだけど、王城で実験する気にはなれないから、やらない。


12時間寝てはいけないのが辛い。お昼寝もだめ。途中で寝てしまったら、そこまでの時間分の広さが付与がされるから失敗はないのだけどね。寝ちゃいけないってなると、余計寝たくなるよね。


そして今私は3徹目だ、3日寝てない。紅茶をがぶ飲みして眠気を覚ましているし、部屋をイライラした動物のようにのそのそ歩き続けている。あと何日起きていられるか、勝負だ。


靴下っていうのが残念だけど、逆に靴下は絶対盗まれないだろうから良いひらめきだったと思う。間違って捨てちゃいけないから、刺繍でもしとくかな?


なんで付与魔法をこんなにも寝ずに頑張って付与しているかと言うと、ここを逃げ出すための準備をしている。空間収納を付与できても、時間までは完全には止められない。だから食事などは至れり尽くせりのこの場所で、やれるだけやってみて、時間延滞がどれぐらいできるか、実験をしている。


だんだん幻覚なのか、幻聴なのかよくわからないけど、ブブブブブブって音がしている。私大丈夫かな?それと金目のものを少しづつ拝借・・・いえ、それだとただの泥棒だから、作らされた分の金銭分は頂いて行こうと思って居る。


ちゃんとお手紙も書く予定、インクとペンは無いんだけど・・・親に手紙を書きたいとか適当なことを言って用意させよう。


輝く美貌(自称)は目も当てられないほどになっている、目の下には物凄いクマが。髪の毛はぼさぼさ、着替えても居ないので何となく匂う気がしている。


しかし!ほぼ無料で搾取された恨みが今の原動力!名誉なんていらない!私は平民だ!平民に必要なのは名誉よりお金だ!金だ!美味しいご飯だ!


平民パワー今見せつける時!あと何日起きていられるか勝負。最初こそ色々考えながら付与していたけど、今はいかに行動が止まらないか寝ないかが9割、残りの1割が時間を止めるのは何を付与したらいいのかと考えている。


何かないかなぁ・・・・・・・・あぶないっ寝る所だった、深く考え始めると寝ちゃう気がする、何か閃かないかなと、思って居たら()()ときた!

本日もお読みいただきありがとうございます

混乱していますか?していないかな?

まったく別のストーリーみたいになっちゃってますね

でも、頭の中ではまとまってます!

がんばって文章にしていきます


続きが気になる方は

イイネ ☆☆☆☆☆ ブックマークいただけるとうれしいです

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