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だらだら生きるテイマーのお話  作者: めぇー
第2章
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未確認生物

スライムはのりのりで石を掴んで?取り込んで?消化することなく、みょいーんと手のような物を伸ばして、石を投げ入れる。


お?スライムもやる?そうかそうか、夏を楽しまないとね!


水面にはスライムが投げた石の波紋が広がっている、でも変だな?ずーっと波紋が発生しているよ?なんでかな?


ーーーーーーーー


波紋消えないね?何かがいるのかな?何が居るんだろうね?気になるね?石をもう一回投げ入れてみようと思って石をつかんで投げ入れる。


波紋は広がる一方で、その中心地が少しづつ動いてこちらに向かっている。見ているとにゅーっと手が出てきた、え?人が泳いでたの!?と思ったら、私が投げ入れた石が私に向かって投げられた!


パァーンとものすごい音がして、私の後ろにあった木がはじけ飛ぶ。当たったら死ぬんですけど?


あったまきた!人間じゃなさそうだし、テイムできるでしょ!絶対テイムする!水中の生物をテイムしたことない。というか手だったあれは人魚かもしれない、魔物が居るんだし地球おなじみの人魚居てもいいでしょ!


とにかく適当にテイムと言ってみよう、もしこの生き物が陸に上がってきたらまずいけど、その時はその時だ!


あの辺に居るだろうと当たりをつけて

謎の手の頭の中に直接響くように心の声を乗せてテイムとつぶやく。


テイム失敗

テイム失敗

テイム失敗


うーん、頭の中に直接呼びかけないと効き目がないから、頭がどこあるかわからないんだよね。困ったなぁ、姿を見せてくれないかな。


そう思っていたら、また手がにゅーっと水面から出てきた。今度はスライムが投げた石をもっている。


「フローラ逃げて!スライムもフローラに乗って逃げて!」


と叫ぶも、フローラは前足をごりごりやって、まるでバッファローの突撃体制のようにやる気満々だし、スライムはスライムで真っ赤になりながらピカピカ光ってる・・・・・この子達攻撃的過ぎませんか?私よりやる気満々すぎてちょっと引くんですけど。


スライム光ってるのを見るのが2回目なんだけど、2回目でも同じこと思う。

スライムって光るんだ?


しかも相手水の中だし、どうやって突撃してくるんだろう?任せちゃうか?どんなことするのか気になるし、任せてみよう。私が頑張る必要はなさそう。


「フローラとスライム、生け捕りにしてね、テイムしたい」


鼻息が荒くなるフローラ

光の点滅が早くなるスライム


大丈夫かな・・・生け捕りにしてくれるかな?


突撃するフローラ、湖の中にバッシャーンと入っていく


あぁ・・・毛が・・・乱れてゆく・・・一心不乱にブラッシングした毛が・・・湖の中にばっしゃーんって・・・テイムしようなんて思うんじゃなかった。


そしてスライムもどこで知ったのか解らないけど、網のようになって湖のにビターンと入っていく。器用だね?そんな風に変形できるんだ?スライムってそんな生き物だったっけ?


しばらく待ってみる。1分経っても出てこない、2分経っても出てこない、5分ぐらい経っただろうか?さすがに心配になる、水の中に引きずり込まれて窒息させられるかもしれないと言う恐怖も少しあるけど、フローラとスライムを助けなきゃ。


湖をのぞき込んでみても良くわからない、いざとなったら水魔法で何とかなるでしょと思い私も飛び込んでみる、違う形で飛び込みたかった。


結構この湖深いかもしれない、底が見えない。目の周りに水魔法を使って空間を作る。これはお水がここには来ない様にという自分が開発した応用魔法。普通は水が出るように使うのだけど、その逆もできるかな?って試したら出来るようになった。


もっと応用すると、海の底でも湖の底でも歩けるようになってるはず、試したことは無いんだけど。


目の周りにお水か来ない様に魔法を使ったからと言って、視界が良くなるわけではない。目の前はただの水なので。


目を凝らして、フローラとスライムが居ないか探してみる。フローラとスライムの呼吸がどの位もつかはしらないけど、さすがに心配になってくる時間が経過している。


身体にギュっと何かがまとわりつく感覚になる、まずい水中生物に絡まれた?これだと引きずり込まれてしまうかもしれないと、ばたばたと格闘すると、さらに縛り付けがギューーーっとなる。そして何かが点滅している。スライムっぽい、赤く点滅していたのが今は真っ青になって点滅している、とてもわかりやすい怖かったのだろう、両足をビシっと閉じさせるようにしがみ付いてくるから、泳げない。


泳げなくなるから、足では無くてお腹の所に来てと念じたら、すぐにお腹のあたりに来てギューーーっと締め付けてくる、よほど怖かったんだろう、かわいそうに。


普通に考えれば陸の生物が水中の生物にかなうはずないよね。テイムしたいなんてのんきなことを考えずにすぐ逃げるべきだったかなぁって思って居ると、左の手首をつかまれて突如引きずり回せれるような形で、どんどん進んでいく。


上も下もわからなくなるほど、強引に引きずられるように水中を移動し、突如空間が現れた。目の前にはパラダイスがある、大きなヤシの木に、青々と茂った観葉植物のような巨大な植物たち、色とりどりの見たことが無いようなきれいなお花やハイビスカスのようなお花が咲き乱れ、それに小さめのフルーツの木。子供でも手に届きそうな優しい設計になってる?どっから入ってきてるのか光が水面に反射してキラキラしている不思議空間。


ここは地獄なのか天国なのかと考えつつ、目の前のことに意識をむける。


目の前には日の光なんて浴びたことありませんという感じの、お肌が真っ白で、目は人間と同じ造りをしているけど、その眼球はすべて真っ黒。手の爪はほんの少し鋭くて長く、手には鱗のようなものがあり、髪はつやつやと光っていて、床にまで届いているような長髪。足はペタペタとしたヒレのある形をしており。


完全に初めましての未確認生物であることに間違いない。とても美しいい生き物だなと思うも、フローラはどこなの!?と話しかけたら。


目の前に居た子たちがわぁあああーーーーっと私の周りに集まってきて、おしりやら胸をやたらもんでくるじゃないですか!


ちょっとまってセクハラダメ絶対!触らないで、さわっちゃだめだよ、せめてお尻だけにして!と願うも、願いむなしくなすすべなく触られるがままに・・・心を無にするしかなかった。みんな子供だしいいよね。


悪意やスケベさを感じなかったからよかったけど、これはいったい何なんだ?何事が起こってるのか?私にはさっぱりわからないよと思って居たら。


私が知らない言語で話しかけてきてくれた、話しかけてくる時の笑顔がとってもまぶしくてかわいいなでも何いてるかわからないなと思って居ると、突如手を引かれてどこかに連れて行かれそうになる。


スライムはお腹のぜい肉に完全に化けきるつもりらしく、うんともすんとも言わない。もうちょっと私のことを守るように鍛えないといけないなと考える。


フローラは無事だろうか?と気になっていると、突如目の前にフローラが現れた、しかも何十人もの人たちが、フローラの毛をもって、楽しそうに話している人もいれば、せっせとブラッシングしている人もいるし、私が梳かしたときよりも毛艶がよくなってるかな?オイルみたいなものを塗られているからきっと毛に良い成分なんだろう。


でもここは一体どうなってるの?全部湖のなかなのか、地上の部分なのかさっぱりわからなくて、唖然としていると、一人の人魚が近づいてきて私と同じ言語で話しかけてきた。


本日もお読みいただきありがとうございます。


初めての☆ありがとうございます

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