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だらだら生きるテイマーのお話  作者: めぇー
第6章
173/181

第173話 なんとなく区分け

本日は最後にお知らせがあります

ドリーさん的にはご飯を使ったお店をもうちょっと増やしたいみたい。そうだねうっかり転生して記憶が蘇っちゃったり、移転しちゃったらご飯があるだけでも気持ちが落ち着くかもしれないしね。


ドリーさんの苦労が少し見えた気がした1日だね。


ーーーーーーーー


親子丼?ヒレカツ丼を堪能し、お店を出てドリーさんの新居に向かう。まだ部屋の中には入れないようだけど、ここがドリーさんの新しい家だから、何かあった時には立ち寄って欲しいと言われたので、今後遠慮なく立ち寄らせてもらおうと思う。


ドリーさんと別れた後、私たちは家の建築依頼をすべく建築家のお店にお邪魔する。残念ながら今回人はおらず、どうやら予約を取らないといけないようだ。


これならドリーさんに予約の時だけ手伝ってもらえばよかったかなと思たけど、街の中まで付いてきたファルコが予約日時を持ってくると言う意志を見せてくれたので、急いでお手紙を書いて、ファルコに託すことにする。


ファルコなら色が変わってるからテイムされた子だとすぐわかるだろうから、きっとやり取りもスムーズに行くと思う。


用事も済んだし、みんなで緑の地で十分過ごせるだけの食料を買い込み、今日は久しぶりの狩りをしようということになったのでみんなで森に向かうことにした。


魔クマを引き取る時に、これから時々魔クマが1匹でやってくるかもしれないけど、その時はよろしくねとお願いしておくと、何となく少し絶望した顔を見せてくる。なんで?と思って居ると。


普通は魔クマレベルになるとマスターが側にいないと周りの人が不安になるって力説された。えーでもーだってー・・・うちの子は可愛いし問題ないとおもうんだけどな?


うーん、それなら移動手段に優れた子を1頭テイムするかなぁ?人が不安にならなくて安心して1頭でも歩ける子って何がいるっけ?と聞いてみたら


羊とかヤギとか馬とかっていってくるから少し考えることにした。そのうちピンクの魔クマが1頭で歩いててもみんななれると思うんだよね。笑顔で理解したと言う顔を見せて魔クマ達と馬を引き取ってみんなで久しぶりの狩りだ!


緑の地に向かう途中、外側の街道から離れて狩りをする。狙うのは場所の取る大物ではなく、小物で数が多くて収納巾着に沢山つめられるならその方が金貨が美味しいのでは?という結論に至ったからだ。


最終的には数で上回る計画で森の中をすすむも、そう簡単に小物ばかりが出てくるはずもなく、いつものように目の前に出てきた魔物たちを狩りする方向に変えた。


みんなの収納巾着が一杯になりそうな手前で狩りを一旦やめて、遅めの昼食をとることにした。


不毛の地での狩りは楽だけどやっぱり狩りはこうでなくっちゃね!というちょっとした緊張感が必要だと思う。それに狩りの腕も上がると思うし、一石二鳥だ!


いざと言う時不毛の地で狩りばかリしていたら、真っ先に死んでしまうだろう。そういう意味ではこの国は楽な不毛の地で狩りが出来るから危険との隣りあわせな気もする。


「明日ドレ国に売ってきます」


突然護衛騎士が言うもんだから、おっ逆に隠すつもりなくなったんだな?って思って、その方がこそこそされるよりいいかなって思うように。


明日ドレ国に行くのは兄と護衛騎士の2人が行くと言う。何を警戒してるのかはわからないけど、みんな全員が一人で行動しないようにしているようだ。


まぁ王太子が私たちの周りをうろちょとしているのがうっとおしいし、何が起こるかわからないから警戒しないに越したことはない。


私もドレ国に行きたいんだけどね・・・それは無理だから、カレー屋台のお姉さんに子の白米を届けてくれないかとお願いしておこうかな。そしてあるかぎりのカレーを購入してもらおう。兄にすぐ頼んでおいた。


ドレ国行くなら私の収納靴下の中に入ってる獲物も移動させおかないとね。みんなが使える共通の狩り用の収納巾着があってもいいかもしれないね。


兄と護衛騎士の収納巾着につめるだけ詰めて、残りは実験用の収納巾着に居れた。うん、このまま使っていこう、見た目は少し残念な気もするけど、便利なのには変わりないのでそのまま有効活用にしようね。


今日の狩りも終わったし、緑の地に帰ってのんびりすることにした。


今回街に行って謎の種と野菜の種をこっそり買っていたので、こっそり植えてみようと思っている。何が生えるのか、何ができるのか頼みすぎる。


本格的に緑の地で畑の場所を決めようかな?湖のそばがいいよね。


「ねぇ、畑の場所をしっかり決めようと思ってるんだけど、湖のそばがいいんだけど、みんなの意見ある?」


「家より少し離れていた方がいいんじゃないですか?」


「ミレーナが畑仕事するなら道作った方がいいな?」


「そうだなそろそろ道があった方がいいと思ってたんだ、区分け表作るか」


全体的に緑の地の区分けを作った。王都から歩いてきて手前の方が住宅エリアにしようかと思っていたのだけど、手前を畑にして湖を挟んで家を一番遠い場所にしたほうがいいのではないか?という話に落ち着いた。


光魔法と付与魔法も無駄に遠回りしなきゃいけないように、縦長に付与しようと。


そして忘れてたのがまた土地を購入することを忘れていたということ。どうせ買う人なんていないだろうから次でいいだろうということに落ち着いた。


緑の地について、さっそく付与の範囲を広げる、付与の範囲だけ広げてもなぁ?人が通るときに見えない壁がっ!ってなって逆に興味をひかないか?と疑問に思っていると、そこは人が何となく避けちゃう付与をしたらいいのではないか?何となく見えない壁を通り過ぎないようにしちゃう心理にしてしまえばいいのではないか?


という、とんでもないアイデアを侍女様が授けてくれたので、そんな感じに付与をした。侍女様私より付与魔法を使ってる気がするな・・・さすがだな。


あとは家を建てるという話なんだけど、ヴェルト国の時からずーっと練っていた案を実現できていないのだけど、テントの中に入ると豪邸が広がるような感じに、収納巾着の家バージョンを作りたいと思っていると伝えると。


是非とも頑張ってほし、そうすれば家を建ててもらう必要もないから楽になるし間取りも誰に知られることなく良いのではないか?となぜか護衛騎士が大喜びをしている。


その方法を使えばそこまで土地を広げる必要性もないし、私がものすごい頑張る必要性が出てきてしまった・・・


ちょと言ったのを失敗したかな?と思ったけど、誰も土地に入れる必要もないから頑張るしかないかと気合を入れる。


道を作るのは土魔法を持っている兄が担当してくれるという。


侍女様と護衛騎士は区分けなどを担当してくれるという。そして、農業に必要な土地を野焼きすると護衛騎士が言うので、そこはもうお任せでお願いすることにした。


侍女様はのんびり枠で、好きなことをしていてもらう、でも護衛騎士と一緒に行動するようだ。


私はこれからうなり続けることになるけど、ここは紙とペンをだして理論的に組み立ててから、バシッと決めたいと思っている。


それぞれの役割分担が決まったところでみんなが作業に夢中になっていく。兄の土魔法はなかなか派手に使っているのか土煙が凄いし、護衛騎士は火魔法を使っているからからなんだか周辺が暑くなってきた気がする。


護衛騎士はわかるのだけど、兄はいつからあんなに土魔法が上手に使えるようになっていたのだろうか?不思議なんですけど?


私もみんなに負けないように付与をしていかなきゃね!さてやりますか。



本日もお読みいただきありがとうございます


最近毎日更新できてない日々が続いていて、申し訳ないです。

年明けの2月まで多忙を極めていて、毎日更新するのが厳しい状況となっています。


私事で申し訳ないのですが、来年の1月一杯までは不定期更新にさせていただきます。毎日読んでくださってる方には大変申し訳ないのです。


いつもお読みいただきありがとうございます

本当に感謝しています


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