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だらだら生きるテイマーのお話  作者: めぇー
第5章
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第108話 大量の魔オオカミ

宿のにお金は払ってしまったので仕方なくみんなで夕飯を食べてお風呂タイムに。まさかのお水が出ない!!!!!


ーーーーーーーー


こんな宿でていってやるー!と、怒っていたら侍女様がものすごい勢いでフロントに行き、ものすごい勢いで宿の人に詰め寄りに行ったようだ。私達ももちろん出ていく気満々である、これなら野営の方がまし、シャワーはしたいけど明日の町に期待しよう。


私と護衛騎士は自分たちと侍女様の荷物をまとめて1階に降りて行った。まとめるほど広げてもいないので、すぐだったけど。


丁度侍女様が、すごい勢いで詰め寄っているのとお金をぶんどっ・・・返して頂いているシーンを見てしまった。侍女様は怒らせてはいけない。


これは次の日には強盗がとか言われる勢いだね・・・


宿を飛び出し馬を引き取りささっと街を出る。しばらく走らせてから夜も結構遅くなったところで馬車を止めて、サラの頃に使っていた光の屈折を利用した周りから見えなくなる魔法を展開する。


もちろん人が入ってきたら丸見えだけど、初めて披露した魔法はとても二人が驚いていて、何度も範囲外に出たり入ったりしていた。


こちらかは全部見えているので、とんでもなく面白い顔を二人はしていたけど、笑ってはいけないと思って必死にこらえた。


どうやって使ってるのか?と聞かれたけど、なんとなく?としか答えようがなく。前世ではそおゆうマントや布がある物語が沢山あったから、試してみたらできたとしか言いようがなく・・・


現実的には蜃気楼というものもあったし?そんなもんだよね?


魔法を使うのに数学や物理学が無い世界で良かったと心の底から思う。もし計算しないと魔法が発動できなかったら私には絶対に無理な世界だった。なんとなくフワっとできる世界で良かったよ、練習は必要だけどね。


空間収納が使えるから、空間魔法も使えないかなと試してみた、煙が出ないに越したことは無いからね。結果はダメでした、空間収納だけが使えるみたい。


もし空間魔法が使えたら、空間と空間をつなげて・・・青くて丸いキャラクターで有名なドアでどこにでもいけるようになったのでは?しかも転移スキルではないので、転移スキルが無い人でもそのドアの場所さえわかっていればだれでも行けた素晴らしい技術だ!


はぁ・・・残念、アニメはアニメだから面白いんだよね、なんでも叶って便利になるとつまらなくなるから、ほんの少しだけ努力すればいい世界に私は住みたい、それこそスローライフだ!


何回でも言う、私はスローライフで行きていく、絶対に。


自分の家もそうやって人が見つけられない様に光魔法を使って少しはなれば多場所に住みたいな。


だんだんと自分の望むスローライフが見えてきた。漠然とスローライフと思って居たけど色々あるよね。よしよし、いい感じだ!


翌朝早くに起きてから移動を開始する。昨日の晩にはすでに移動していたのでお昼過ぎに5番目の町に着いた。


この町は4番目の町より少しだけ大きく活気があるように感じられる。


今日こそシャワーを!もう限界だ!宿に行きお値段を聞いて先に部屋を見せてもらった、お水の確認も絶対だ。ちゃんとお水も出たし普通に綺麗な宿だたのでお願いすることにした。お値段金貨40枚。ツライ


そう、これが普通だよね?首都が金貨50枚で少し離れて少し金額が下がって金貨40枚。高いけどとても納得できるお値段だ。うん、気にしないでおこう。


暇なので冒険者ギルドに行くことにした。壁が真っ赤なのですぐに分かった。中に入って人が居ないのも同じ、そしてギルドの職員さんが話居かけてくれるのも同じ。


魔物がいそうな場所を教えてもらい、向かって見ることにした。目の前に商業ギルドがあるのも効率的でいい。


1時間ほどで魔物たちが現れてもおかしくない場所にたどり着くはずだ。


またしても魔物がなかなか登場しない、やっぱり製作者が意図しない距離で魔物除け装置が作動しているのか、それとも、多めに遠くまで置かれているのか?


いい加減テイムをしたいんだけど、本当に出会えない。


特に飛ぶのが早い子を複数テイムしたい。私たちの代わりに目と耳となってもらい情報収集を頼みたいんだ。聞いてるだけだとちょっとカッコイイ。


魔物がちらほらと現れてきた、全部狩る。私は弱いのを、魔クマ、魔オオカミ以上の魔物は侍女様と護衛騎士が。


だんだんとちらほらどころじゃなくなってきた、これは狩り放題だ。やっぱり王都を中心に外に追いやられているのだろう。


これほどの量なら宿代が金貨40枚でも滞在して狩りを続けるのがいいかもしれないね?というぐらいには多い、本当に多い。


私も少しづつ魔オオカミを相手にし始める。犬系の魔物がやたら多い、そして徒党を組んでいるので怖い。囲まれると怖い。とうか多すぎて囲まれ始めた?


私一人ならすぐ死ぬ数になってきた、いざとなったらフラッシュするけど、その時は、絶対にフラッシュ!と叫べと言われている。


あれ?もしかしてこれはフラッシュしてどんどん狩りしたほうが良くない?そう思って叫びながら話す。


というかこれはもう完全に囲まれてる。何位匹の魔オオカミが居るのか数えられないぐらいには。そういえば王都で魔オオカミが100匹単位で群れを成していると言っていたけど、王都から離れればもっと数が多い?これはちょっとまずい状況だ。


「ねぇ!この数普通じゃないよ!1つの群れなのかな!?フラッシュしたら一気に狩りできないかな!?タイミング難しいと思うけど」


「フラッシュしてください!」


侍女様の悲鳴のような返事が聞こえてくる。さすがに護衛騎士もたのむと叫んでいる。数が多すぎるんだ。狩っても狩っても湧いてくる。


「いくよー!フラッシュ!!!」


ギャウン!!!


という大合唱のようにも聞こえる声が響いた。フラッシュのタイミングが良かったようで3人とも怪我することなくすぐに狩りをする。足の踏み場もないほどに魔オオカミが積みあがっていく。


フラッシュで狩りが楽になったとはいえ、散らばってしまうと危ないので、なるべく同じ方向に進む様にする。倒しても倒しても魔オオカミが現れる。一定数超えてくると私がフラッシュを使う。おかげさまで私たちは大きな怪我もなく、向かってくる魔オオカミを討伐できたと思う。


だんだんと疲れてきた。これだけの数を相手にすればさすがにってところでは?私は疲れた。侍女様と護衛騎士はそうは見えないけど何となく目が死んできている気がする。


ようやく魔オオカミが増えてこなくなってきた。残党がいるかすらもうわからない、すでに夕暮れを超えてきた、これ以上暗くなってしまうと魔オオカミに有利すぎるので手早く魔オオカミを収納巾着と靴下に入れてその場を去る。


一体何匹狩ったのか私は必死過ぎて数えていない、侍女様と護衛騎士にも聞いてみたけど途中から数えてないと言うじゃないか。


冒険者ギルドについてから、私は言葉が解らないので、侍女様と護衛騎士に頼む。


空間収納で魔オオカミを大量に居れているんだけど広い場所が無いか聞いたらしく、ちょっと待っててくださいと言われて受付の人が裏に行ってしまったそうだ。


言葉が解らないと大変だな・・・ドレ国の言葉は勉強する気はないんだけどね。


背の高い細い男性がやってきてお話を聞かせてもらえませんか?と言って雰囲気だ。


別室に通されて質問をされている、魔オオカミの討伐数を聞かれたらしい。誰も数えられなかったよね、生きるために必死に討伐したとしか言いようが無いよね、数えるのはそちらでお願いしたいと言ったそうだ。


狩りした後処理はできなかったので、一帯を火魔法で殺菌処理をしたとも。ん?それって最初から火魔法でばーーーっと・・・そうしたら討伐料もらえなくなるからダメか・・・残念。と楽な考えが頭を少しよぎる。

本日もお読みいただきありがとうございます


面白いな、続きが気になって思った方は

イイネ ☆☆☆☆☆ ブックマークいただけるとうれしいです

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