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天使の恩返し

作者:桜雪
 昔、仲のいい友人がいた。異性だが性別は関係ないだろう。だが彼女達は突然いなくなったーー。
引っ越しや病気ではない、事故や事件に巻き込まれて。幼い頃は自分のせいだ、と思った。
 運の悪い自分といたからだ、と。 
 だが、そう思わなくなった。
 彼女達の事を誰も覚えていないからだ。
 自分の家族はもちろん、近所の人や彼女達の友人、ましてや家族まで……。皆言うのだ。

「誰、その子?知らない。勘違いだよ」と。
 
 僕はいつからか彼女達が消えた事を騒がなくなった。幼いながらに変なヤツと思われたくないのでごまかすようになっていた。
 成長するに連れて思い出す事も減った。
 だが、ふとした瞬間、本当に稀に「いつか、また……」と呼ばれた気がする。朝日の中、夕日の中、夜空の中、天気の良い日も悪い日も。それは何を意味するのだろう。


 

 
 


 






 
 




 
 
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