新人管理者 エディアカラン編
■注意書き
この物語には世界中の神話・神様や宗教信仰などなどに関わる用語、人名等が出てきますが、冒涜や批判の意図はありません。また宇宙や化学などの用語や単語も出てきますが作者個人の見解やストーリーの都合上で書いているので寛大な気持ちで見ていただくようにお願いいたします。
夜の焚き火を見ていると、人間として生きていた頃を、そして趣味であったキャンプをしていた頃を思い出す。川のせせらぎ・虫の声・満点の星空、木々や草のそよぐ音。
どれもこれもが懐かしい。
だが、今見上げている夜空には「黄色く輝く月」がない。
代わりにあるのは、土星のようなリングを持った大きな青い星と、その近くに3廻りほど小さい薄紫の綺麗な星がある。
空気の匂いも違う。仄かに甘さが漂う。大気組成が違うからだろう。
おまけに狼やフクロウなどとは全く違う遠吠えも聞こえてくる。
そう、ここは地球ではなく、いわゆる「異世界」なのだ。
とある出来事がきっかけで、俺は今、異世界の夜の草原で焚き火をし、夕食を狩りに行っている相方の帰りを待ちながら星空を見上げたりこれからのことを考えている。
とりあえずは早く夕食にありつきたいものだが夕食の食材は一体なんなんだろうか。食べたことのないものである事だけは断言できる。
春のような暖かで穏やかな気温だから冷えることはない。夜間に急に気温が下がって凍死することもないと言いたい。寝袋もテントもないキャンプと思っていればいいことだ。
そんなこんなで火の番をしつつ、スマホの代わりに仄かな紫に光り輝く長剣、ミラージュソードの手入れをしていると、どこからともなく何かの気配が俺のすぐ近くまで忍び寄ってきているのを感じた・・・。
作者はほとんど小説読みません。漫画やアニメ派です。文章力・語彙力皆無なので悪しからず。
成長していければいいなぁ。