瞬殺〜希望が見えてきた〜
タイトルを変更しました。
俺がアリエ達の場所に戻っているころ、アリエは3対のゴブリンに手こずっていた。
「ちっどんだけ頑丈なのよ!」
苛立っているアリエは少し冷静さを失い、一体のゴブリンを倒そうと意識をすると、別のゴブリンに背後を取られ、ニニが叫ぶ!
「アリエ、危ない!」
アリエは振り返るが、間に合わず、目を瞑ると、『どーん』という大きな音だけが響いた。
ゆっくり目を開けるアリエ。
俺はアリエの前には両手をクロスしてゴブリンの攻撃を受け止めた。足には青い気、手にはオレンジの気を纏っている。
俺がゴブリンの攻撃を受け止めていることに驚いているアリエ。
「なんであんたが?」
「話は後だ。ベータ! 手伝ってもらえないか?」
「えっでも」
俺は怖気づいているベータに笑顔を見せる。
「大丈夫だ。ベータなら。それにさっきよりも強くなったから俺」
俺の余裕に気づいてくれたのか、結界の中から外に出ようとするベータ。腰を抜かしベータを見ているブブ。
「おい! 俺は嫌だぞ。目の前で人が血を出すところなんて見たくない」
「そうやって、安全なところにいたいんだろ? だったら入ればいい。俺はいつかお前に分かってもらおうと思っているから」
ベータはそういい結界を出ると、俺はすかさず潜在能力をベータにかける。
「俺の潜在能力よ! ベータの攻撃、防御、スピードを上げてくれ!」
ベータは赤、オレンジ、青の気が三重になっており、気の見えないベータはそのふわっとした感覚を感じており
「さっきよりも重厚にふわっとしている」
アリエはベータを見て驚いている。
「ありえない。3つの気を同時に操れるなんて。あの子、何者なの?」
「いや、あれは俺の能力なんだ」
「あんたの?」
俺とアリエが話していると、ゴブリンが攻撃してくる。俺はゴブリンの攻撃を受け止め、アリエが攻撃をする。
「まずは……」
「そうね。片付けた後にゆっくり聞かせてもらうわ」
ベータはゴブリンに近づき、重いパンチを繰り出す。ゴブリンはベータに攻撃しようとするが、かする事なく避けている。
「やっぱあいつすげえよ」
ベータは重いパンチを何度もゴブリンの浴びせ、数十センチ飛ぶと、その前後左右に移動をして攻撃をしている。
ゴブリンの膝が地面に着くと、ベータはゴブリンに後ろ回し蹴りをしゴブリンは倒れる。
「よっしゃ! まず一体!」
能力の使い分けは完璧なベータにただただ俺とアリエは驚くことしか出来なかった。気を貸して数分の出来事。その前にアリエがダメージを与えていたということもあるが決定打が浴びせられなかったのは事実で、それをいとも簡単にやってのけるベータに、アリエの顔にニヤリと笑った。
「ふん、あんたよりあの子の方が強いんじゃない?」
「それは否定しない」
「神のくせに民より弱いってどういうことよ。まあいいわ。あんたは私の盾になりなさい。私は攻撃だけに集中するから」
「はいはい」
アリエの目の色が変わると、それに感化して俺も集中した。




