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次の場所へ

地面に何度も叩きつけられる外神、微かに顔面にオレンジの気がある。

だが、外神にダメージはない。

ゆっくり立ち上がる外神。


「くそ、顔面だけ守っていてよかった」


立ち上がる外神を見て驚くアリエ。


「ありえないんだけど!」


ムッとしたピンク色をしたアリエは外神に近づき、もう一発殴ろうとするが、ポメラニアンみたいな風貌にリスの尻尾をつけた動物ににがアリエの前に立ち塞がる。


「何度やっても無駄だよ」

「はあ? だってこいつ、私の攻撃を!」

「無駄なの。ここでは」

「はあ?」

「まだ誰ともここで会ったことなかったから言わなかったけど。ここは神の休息をする場所。だからどんなに戦ったところでダメージは与えられない」


アリエは外神を見て舌打ちをする。


「下界であったら確実に殺すから」


アリエは外神に背を向け空間の中に入っていく。


「んだよ。あいつ」


動物姿で外神の前に来るリリ。


「あの子も何か抱えているんだよ。君のようにね」



一瞬、顔が曇り寂しそうに消えた空間を見つめる外神。その後ニヤニヤしながらリリを見る。

「にしても俺強くなったよな? ちゃんとガード出来たぜ」

「何を言っているの? ここでの攻撃じゃあ神は死なない。よって下界であれを食らってたら、一撃で終わってたよ」

「でもガードはしたぞ」

「仮に君の持てる全部をガードに向けたとしても、一撃だっただろうね。君とあの少女では差がありすぎる」

「......はっきり言うんだな」

「生き抜いて欲しいからね」

「でも、あいつ、空中を蹴ったと思ったんだが」

「それが唯一神が許された特殊な潜在能力。君にもあるはずなんだけど...」

「才能がないって言いたいんだろ?」

「まあ君には基礎の5つの能力が使えるから、良しとしよう」

「諦めたな。お前」

「違うよ。今できることで勝負していこうと言っているんだ」

「物は言いようだな」


外神の前に大きな空間が生まれる。


「さあ、次に君が行く場所が決まったようだ」

「砂漠じゃければ、俺はどこでもいいがな」


外神は空間の中に入っていく。


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