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シアンの能力

シアンがリングの真ん中に立つとリングの下が青色に染まる。


チャンプ「速度だな」


シアンの体から少しだけ湯気みたいなものが出ている。

シアン、自分の手を見る。


シアン「何これ?」

チャンプ「覚醒前の状態」


リリは外神の近くに行き


リリ「本来の順番は能力が出てきて、イーボンのように極限状態に陥ると覚醒する」

外神「.....才能がないって言いたいのか?」

リリ「君だから仕方ないよ」

外神「どういう意味だこら!」

チャンプ「シアン、お前ならアヴァンあたりと戦うことになる時に怪我というリスクを抱えれば覚醒できる状況にある」

シアン「そうじゃなきゃ、その覚醒っていうのは出来ないんですか?」

チャンプ「方法はあるがそれを望むかはお前次第だ」

シアン「望みます。私はもう負けていいほど余裕がないんです」

チャンプ「そうか」


チャンプはシアンに白いチケットを渡す。


シアン「これは?」


シアンが手に持って瞬間にチケットが青く染まる。


チャンプ「シアンがこれを支えるのは今だけだ。そして願え、速く動けることを」

シアン「願う。速く」


シアン、チケットを握りしめるとチケットが消え、シアンの周りに青い気が纏う。


シアン「これが」

チャンプ「それが覚醒だ。軽く蹴ってみろ」


シアン、軽く蹴ってみると風圧が生まれる。


シアン「体が軽い」

チャンプ「その感覚さえつかめれば問題はない」


シアンの周りから気が消える。


チャンプ「あとは能力を覚醒時に必要なルーティーンがあれば」

シアン「ルーティーン?」

外神「俺の場合は俺の潜在能力よっていうんだけどな」

チャンプ「行動でもいいが、言葉の方が一般的だな」

シアン「これでもっと先に行ける」


強く手を握るシアン。

嬉しそうな顔を捨チャンプ。

チャンプ「今日はこのくらいにしよう。明日以降しっかり教えていく。今日のところは帰れ」

外神「帰れって。今日くらいいいだろ?」


チャンプは外神に疑いの目を向ける。


チャンプ「......ついに目覚めたのか? そっちの世界に」

外神「わかったよ! 帰る!」


外神が動かない体を一歩ずつ動かし街の中を歩いているとユリが駆け寄ってくる。


ユリ「外神様そんなお体でどこに行かれてたんですか?」

外神「まあちょっとな」

ユリ「あまり無理をなさらないでください」


外神を抱えるユリ。


外神「大丈夫だ。ユリの願いをかけるのが、多分、俺の役目なんだと思うから」

ユリ「そう言っていただけること光栄に思っておリます。さあ、家に戻って、疲れを取る食事をご用意させていただきますので」

外神「ありがとう」


ユリに連れられてゆっくり歩く外神。

宮殿な中の王座に座るカルバ。カルバに呼ばれてやってくるアヴァン。


アヴァン「御呼びでしょうか?」

カルバ「組んでやったぞ。お前と外神というやつ」

アヴァン「そうですか?」

カルバ「あのバカようなことはないよな?」

アヴァン「もちろんです」

カルバ「あいつのせいで、こっちは初のマイナスだ。あってなならないことなんだ!」


カルバの近くに置いてある皿をアヴァンに投げる。

アヴァンは避けることもなく、皿が頬をかすめる。


アヴァン「ごもっともでございます」

カルバ「わかっているならいい。お前だけは俺の機嫌を損ねないからな」

アヴァン「おまかせを」

アヴァンの目に闘志が浮かび上がっている。


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