バトルの後
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次に外神が目を覚ました時は【ホテル ラブ】のベッドの上だった。
横を向くとチャンプの姿。
外神は驚き、動こうとするがダメージが大きいため、頭を少し上げてすぐに枕に頭を戻した。
外神「やっぱりそれを目的として」
チャンプ「動かない方がいい。脳震盪を起こしている。勘違いするな。能力の消耗を抑えてたんだ」
立ち上がるチャンプ。
動物姿のリリ。
リリ「まだ生きているようで何よりだよ」
外神「戦いの結果は? 俺、最後に......」
チャンプ「あれを勝ちと言えるかわからねえが、ルールでは勝ったという形だな」
外神、思い出そうとしている表情。
外神「確か、イーボンが能力を使えるようになって」
リリ「能力を制御できずにイーボンの負け。そのまま自滅した」
チャンプ「まあ試合ではお前の肩に触ったへなちょこパンチが決めてとなっているが、あんなもんじゃ人は倒せない」
外神「奇策でも勝てないって相当弱いんだな」
チャンプ「勝ち方なんてどうでもいいんだ。次に繋がればな。そして次の戦いを観客は熱望している」
チャンプは一枚の紙を出す。そこに【イーボンを倒した二人が激突! 外神vsアヴァン】の文字。
チャンプ「決まったぞ」
苦笑いをする外神。
外神「決まったって......三日後。おいこんな無謀なことされても」
チャンプ「それが宮殿バトルのやり方だ。金になれば何でもやる」
リリ「勝ち目はゼロだね」
外神「チャンプ! 俺はどうしたらいい?」
チャンプ、腕を組み、外神の後ろを向く。
チャンプ「ほう。俺を頼ってくれるなんて嬉しいね。だが、隙があっても勝てないそれがアヴァンだ。何度も見ていれば分かるだろう」
外神「それでも勝たないといけない」
チャンプ「お前の役目ってやつか。まあ出会ったのも縁だ、俺がどこまでできるかはわからんが一緒に教えてやる」
外神「一緒に?」
扉を開けるとシアンが中に入ってくる。
外神「シアン!」
シアン「外神。言われてきたけど、なにここ?」
チャンプ「別に試合だけを見ているわけじゃねえんだ。この女は俺らと同じ見方をしていた。だからここに誘った」
シアンは外神に近づく。
シアン「すごいね。本当に勝つんだもん」
シアンから視線を外す外神。
外神「俺はその勝った瞬間を知らないんだけどな」
シアン「で、何なのあの男」
チャンプ「こいつが勝った報酬とこれからの戦いを教えてやるんのに、その言い草はねえんじゃねえか」
外神「悪い奴じゃない。それよりもシアンにも見えたのか?」
シアン「見えたって湯気みたいな奴?」
外神「ああ」
シアン「何かはわからなかったけど」
チャンプ「本来なら入り口はそこなんだ。チケットを使わないのなら」
外神「.....なんかイカサマしているように聞こえるが」
チャンプ「たまにいるんだ。そういう人間が」
外神「そういう?」
リリ「チャンプ、おしゃべりが過ぎるよ」
チャンプ「おっとすまねえ。外神はともかく、人には使える能力が決められるわけではない。力、防御、速度、変化、波動。この5つしかない」
チャンプはリリを見る。
チャンプ「......普通のやつが使える能力はな。イーボンは変化。アヴァンは防御となる。それを診断ものがあの扉の奥にある」
チャンプは茶色いドアを見る。
茶色に扉に入っていくと六畳ほどの部屋に人が二人立てるくらいのプロレスのリングがある。
部屋の中に入ってくる外神、リリ、シアン、チャンプ。
外神「これは?」
チャンプ「まあ簡単に言えば能力診断機。試しに外神立ってみろ」
外神は縄をくぐりリングの中心に立ってみるが何も変化はない。
外神「たったけど?」
チャンプ「そこに立って反応がないということは能力が覚醒していないことになる」
外神はチャンプに試された感じがして気分が良く思わない状況のままリングを降りた。
チャンプ「よし、シアン、リングに上がれ」
シアン「わかった」
シアンは緊張した面持ちでリングに上がる。




