ユリの想い イーバン対策
ユリは【酒場】と書かれた場所に入っていく。
ユリの後ろを受けている外神。
リリは白い目を外神に向けている。
リリ「最低な神ですね」
外神「なんとでもいえ」
外神も酒場に入っていくと、中にアヴァン、イーボンが酒を飲んでいる。
アヴァン「来たか」
ユリ「ええ。お誘いいただき光栄でございます」
ユリは丁寧な挨拶をする。
アヴァンはユリの顔の布を取ろうとするが、ユリはその手を抑える。
ユリ「そんなに焦らないでください」
アヴァン「掴めない女だ」
ユリ「アヴァン様の周りにはたくさんの女性がいるじゃないですか? 私めの顔などたかが知れております」
アヴァン「その顔を見るには、俺は何をしたらいい」
テーブルの端にアヴァン達に背を向けて座る外神。
ユリ「そうですね。私がご用意いたします方とバトルをしていただき、アヴァン様が勝ちました時、この顔をお見せしたいと思います」
イーバンは大笑いする。
イーバン「アヴァンガカツコトハキマッテイル」
アヴァンはイーバンの口を片手で閉じようとし
アヴァン「いいだろう。その男とはいつ戦える」
ユリ「近いうち」
アヴァン「それは楽しみだ」
ユリ「名は外神様」
テーブルに頭をぶつける外神。
アヴァン「強いのか?」
ユリ「それはやってみないとわかりません」
アヴァン「楽しみにしている」
困った顔をする外神。
外神はユリのテントに戻り横になっている。
外神「なあ、リリ」
動物姿のリリ。
リリ「なあに?」
外神「ユリはアヴァンに宣戦布告をしたわけだよな?」
リリ「そうなるね」
外神「ってことはユリは少なからず俺を信じてくれているってことだよな?」
リリ「そうだね」
外神「だったら、イーボンなんかに負けてられねえな」
外神は目を瞑る。
外神は宮殿バトルが行なわれているステージに行き、バトルと見ている。
外神に近づくおじさん。
おじさん「よお、兄ちゃん、また会ったな」
おじさんに目を向けない外神。
外神「あああの時の」
おじさん「昨日は傑作だったな。女のためにイーボンと戦うなんて。俺りゃ
ああんたに褒めらたぜ」
外神「ありがとう」
おじさん「俺の名前はチャンプだよろしく」
外神「ああ」
チャンプ「おいおい、釣れねえな。折角イーボン対策を教えてやろうと思っているのに」
外神はチャンプを見る。
外神「本当か?」
チャンプは大きく頷く。
チャンプ「ああ。まあ今日のアヴァンの試合を見れば答えは出てくるぜ」
チャンプはニヤリと笑う。




