戦いを見て
大きな歓声が上がる中、アヴァンは男性の蹴りを無駄な動作もなく避けている。
観客1「出た! 不動のアヴァン!」
外神「不動の?」
ユリ「相手の攻撃を動かずに避けることであのような名前が付けられたのです」
外神は目を細めて
外神「あああ、本物なわけね」
男性「くそ! 遊びやがって」
男性はアヴァンの横腹に右足で蹴りを入れようとすると
アヴァン「○×○×」
アヴァンは小さな声で囁き男性が蹴りが横腹に当たる瞬間にオレンジ色の気が蹴り分の大きさの分だけ纏った。
外神「あれは!」
男性はニヤリと笑ったが次の瞬間足首が折れていることに気づく。
男性「ぎゃあああああああ」
観客3「あーあ、今日もアヴァンの鉄壁な体の前に足も手も出ずか」
と言いながら観客は去っていく。
男性は手を使い片足で立とうとする。
男性「まだだ、まだ戦える!」
アヴァンは男性を見下した目で
アヴァン「いい心がけだ。が、自分の命を大切にしたほうがいい」
男性「俺は村を代表してここにきたんだ。負けて帰るわけにはいかない」
アヴァン「貴様の村は要望が大きすぎたのだ。節度をわきまえればよかったものの」
男性「そういうわけにはいかねえんだよ!」
男性は左足でジャンプをし、そのままアヴァンの顔に目がけて蹴りを入れようとするが、アヴァンに足を捕まれてしまう。
アヴァン「俺は二度忠告はしない」
アヴァンは男性の顔を殴ると場外まで吹き飛ばされていった。
男性は再起不能、アヴァンはステージを降りた。
外神は引きつった顔をしながらアヴァンを見ている。
ユリ「外神様にはあのアヴァンという男性を倒していただくことになります」
外神「おっおう。ま...か...せ...て...お...け」
と外顔は片言の言い方をする。
外神は少し街から離れた場所にある屋根のある施設で、青ざめた表情をしている。
外神「この世界、難易度と期待値が高すぎるんだよ。俺は、何の才能もねえ人間なんだぞ!」
砂漠に向かって叫ぶ外神に動物姿のリリが顔を出す。
リリ「仕方ないよ。君はここでは神なんだから」
外神「なあお前も見たろ感じただろ!? あれはやばいやつだって、学校を牛耳っているタイプの人間だって」
リリ「それでも勝たなきゃいけないんだよ」
外神「普通、そんなゲームでも雑魚から倒してボスに辿りつくのがセオリーだろ? これは明らかに村でたらボスみたいな無理ゲーだろ!」
リリ「言っている意味がよくわからないけど。今の君じゃあ倒せないだろうね」
外神「おお。わかってもらえるのか。なら対処策とかあるんだよな? ほら神特典みたいなものが」
リリ「それは......」
外神「それは?」
外神は期待しているも面持ちでリリを見つめている。
リリ「アヴァンと戦う前にあるバトルで己を磨くことかな?」
外神は砂に倒れこむ。
外神「対処策になってねええ」
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