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第二章 首都 アブラナ

外神が目を開けると、テントに覆われた場所にヨガマットのような薄い生地のもに寝かされて、情けない顔をして顔を手で隠した。


外神「また誰かに助けてもらったのか。二度の砂漠はさすがに精神的に答える部分がある」


外神は体を起こすと小さなテントの中は火を起こす場所、そして水道の管があり、リリは外神の隣でリュックの形になっている。


外神「砂漠の割に大分、勝手が違うな」


と、テントの外からカゴの中に大量の野菜を入れて入ってくるユリの姿。

ユリは顔に布を巻き、目の部分だけを見せている。


ユリ「もう大丈夫なのですか?」

外神「ああ。あんたが助けてくれたのか?」

ユリ「ユリと申します」

外神「ユリさん、ありがとう」

ユリ「いえ、あんな砂漠の真ん中で倒れているのですから何処か遠くの方から旅をされてきたのかなと思い」

外神「まあ遠くと言えば遠くだな」

ユリ「お熱は大丈夫ですか?」


ユリは外神のおでこにおでこをくっつけ、外神は照れてしまい、一気に離れようとする。


外神「ちょちょちょちょっと何を!」

ユリ「熱がないか確認を」

外神「いやもっとやり方があるだろう!」

ユリ「そうでしたか」


ユリはニコッと笑い。


ユリ「ようこそ首都、アブラナへ」

外神「アブラナ? この街のことか」

ユリ「はい」


外神は水道水を見て


外神「水に困ってないのか?」

ユリ「ええ、この場所は裕福な場所ですから。体調がよろしければ街を一回りされてきてはいかがでしょうか?」

外神「そうだな。そうする」

ユリ「その間にあなた様が食べれそうな料理を作っておきますね」


と、調理場に立つユリ。

ユリの姿を見ながらリリを持ちテントを出る外神。

テントの外に出た外神が目にした光景はレンガの家。宮廷、など家が心狭しと並んでいる。


外神「おいおい、前の場所との格差が大きするだろ」


リリは動物の姿になり、外神の肩までよじ登る。


リリ「この街はすごいね」

外神「なあ、一緒の時間軸なんだよな?」

リリ「うん。同じ世界」

外神「こうも違うとな」


と、家が並ぶ中の隙間にテントで暮らしているユリ。


外神はテントを見て


外神「どうしてユリはこの街でテントなんかで住んでいるんだ?」

リリ「さあ?」

外神「ここにきた理由がある。とりあえずこの街を歩いてみるか」


外神は歩き出す。

宮廷の前に大きな広場がありそこに人々が集まっている。

人々は『やれええ』『いえええ』など声を出している。


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