砂で起きた出来こと。
外神M「あっ終わったな」
外神は死を覚悟したかのように目をつぶった。
ムーのナイフをヤヨイがナイフで弾き、ムーのナイフが地面に落ちる。
ムー「何をする!」
ヤヨイ「ムーこそ何をしているの!」
ムー「僕は自分の守るべきものを......」
ムーは言いかけながら倒れていく。
外神が目を覚ますとそこは家の中だった。
外神「ああ。あっちの世界ってのはこんなにも現実に近いんだな」
外神が終わりを確信していた時、ヤヨイが外神の視線に顔を出す。
ヤヨイ「もう大丈夫なんですか?」
外神「大丈夫って......ツっ!」
外神は体を動かそうとした時、全身に筋肉痛が走る。
ヤヨイ「まだ動けそうもないみたいですね」
外神「もしかしてまだ生きているのか?」
ヤヨイ「神様って死ぬんですか?」
笑顔のヤヨイ。外神が自分が死んでいないことがわかると安堵な表情を浮かべる。そして外神は首だけ動かせるので左右を見てみると外神の両端には包帯で巻かれているハービスとムーといることに気づき外神は焦る。
外神「この配列! 俺、明らかに殺されるやつだよな!」
ヤヨイは笑顔でナイフを持っている。
ヤヨイ「そうですか? 大丈夫です。安心してください」
外神「その笑顔! 信用できねえんだよ!」
ヤヨイ「もう。終わったことですから」
ヤヨイはナイフをしまい、外神を壁に凭れさせる。
外神「終わったこと?」
ヤヨイ「お母さん方の父。私のおじいちゃんはこの街で水を管理してたんです。だからうちは結構水には恵まれてて。でも、お父さんが管理しようとした時に暴動が起きて、結局、うちは水路が5本あるうち一本しか守れなかったんです。その後、他の水路はなぜか全滅。うちの水路だけが残ったんです」
外神「そんなことが」
ヤヨイ「それをいいことにお父さんが水が飲みたいならと法外な値段で水を売るようになって。それでお母さんが反論したら......」
外神、ハービスを見る。
外神「やり方は良いとは言えねえが、この人なりに苦労してたってことか」
ヤヨイ「それが許せなかったムーは水を止めた」
外神「なら、ハービスが直接行けばよかっただろ」
ヤヨイ「その上流。オアシスの場所は知っているから、そこに毒を入れた。でも、それを止めているレバーの正確な場所は母とそれについて行っていたムーしか知らなくて」
外神「なるほどな」
ヤヨイ「あとは家族の問題です。水も濁ってはいますが、ろ過すればちゃんと飲めるようになります。なので水不足からは解消することができました。ありがとうございました」
ヤヨイが礼をすると壁に歪みが生まれ、その中に転がり落ちていく外神。
その後、壁の穴が消える。




