雫と爆発
装備をつけ終えて次に行ったのはスキルの検証である。
「そーちゃん、行くよ〜!見ててね!」
僕のスキルは基本的に対人や対魔物ようのものなので空打ちしても効果がわからないためパスとなった。かわりにわかりやすい魔法を撃てる雫に頼むことにしたのだ、
「雫〜!あまり強力なものは使うなよ〜!」
一応注意をしておく、あの娘はときどきとんでもないことを仕出かすからね
「わかってるよ〜!!」
元気な返事が返ってきた、ほんとに大丈夫だろうか……
「それじゃあいくねー!」
おっと魔法を撃つようだ、遠目からでも集中しているのがわかる……
少しすると幾何学的な紋様が雫の頭上に現れたそして
「プロージョン!」
途端に爆ぜる大地、爆発により飛んできた土が僕の足元で崩れる。
あいつ……普通に高レベルの魔法使ってんじゃねえか……
「そーちゃん!どうっ!?」
「どうっ!?じゃねえよ!バカ!なに普通に高レベルの魔法使ってんだよ、バカなの?」
ドヤ顔をしながら近づいてきた雫の頭を叩く
「うぅ〜、だって!撃ちたくなったんだもん!」
「撃ちたくなったんだもん、じゃねーよ。地面抉れてんじゃねえか。僕は言ったよなあ?高レベルの魔法は使うなって」
「こ、高レベルじゃないよ!だって火炎系第3位の魔法だから!」
「そもそも火炎系が火系魔法の上位系統だろーが!いくら第3位でも火系に換算したら12位くらいだろうが!」
こいつは勉強できるのにこういうところは、バカなんだよな…
「うー、ごめんなさ〜い。」
まったく……反省しているならよしとするか……
「さて、じゃあこれからどうする……」
そのとき僕の気配察知スキルに引っかかるものがあった
「そーちゃんどうしたの?」
「誰かいるね、ひーふーみー……5人か……」
「え?そーちゃん3人までしか数えてないよ?」
「3人以下略ってことで」
細かいなあ……で、この反応は人間みたいだね
「ところで!そのあたりに隠れてるあなた方は何者ですか?」
僕は気配察知に引っかかった奴らに問うすると、ガサガサと音がして茂みから5人の男が出てきた
「へへへ、すごい音がしてみに来てみればいいものを見つけてしまったなあ……おい、兄ちゃん。金と装備とそこの女をおいて失せな、そうしたら命だけは助けてやる。」
男がそう言って笑い、周りの奴らも笑った。