表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/22

13話 スケさん喋る

俺は扉を開けた瞬間固まった、

扉を開けてすぐに目に飛び込んできたのはこの世の者とは思えない美少女がそこに居たからだ


髪は綺麗な銀髪で白い服を身に纏っていた、それに扉を開けた瞬間ひんやりとした空気も家の中からあふれ出していた


美少女の顔は青白く、肌は血が通ってなさそうな血色、人が住んでいるとは思えない暖かみのないひんやりとした家の空気それはまるで


とか考えて居たが早く話さないと不審に思われてしまう


「こんにちは、ここに一晩泊めてもらえないでしょうか?」


「良いですよ、ただベッドがないので床になってしまうんですが大丈夫ですか?」


部屋もなさそうだしベッドもないこの人はどこで寝てるんだろう


「はいそれで構わないです、あなたのベッドもなさそうですが大丈夫ですか?」


「私は寝ないので大丈夫ですよ」


やっぱり、この世の者とは思えないとかじゃなくこの世の者じゃないんだろな


「すみません、失礼ですが、お名前を伺ってもよろしいですか、私はジェスといいます、こっちがスケさんです」


スケさんも紹介した


「よろしくね、ジェス、それとへぇ~そうなのそんな旅を、スケ殿はさすがねぇ、私はアンシャリーって名前よ」


「えっ!!」思わず俺は声を挙げてしまった、なんとこの人スケさんと話せるのか


「スケさんと話せるんですか?アンシャリーさん」


「アンで良いわ、スケ殿はさっきから沢山喋ってるわ、主には私の声が届かないといつも悲しんでいるみたいよ」


直接アンデッドか聞こうか悩んだが気づかない振りをして聞くことにした


「なんでスケさんの声はアンさんに届くんですか」


「私が同じだからじゃないかしら?それとスケ殿が言うにはジェスには仲間が必要だって言うのよ、スケ殿の声が聞ける私に仲間になって欲しいんだってどうかしら?」


そう言って俺の腕に自分の腕を絡ませてくるアン、そういう行動は困ってしまうが仲間が増えるのも構わないしアンが居ればスケさんと話せるし


「俺は構わないよ、アンが出来ることを教えて欲しい」


「私の得意なのは氷系の魔法よ」


と言って、フー、っと息を出して扉から外に白い息の流れが出来て、外を見ると外がいきなり雪景色に変わった


「どう?私の魔法」


「すごいな魔法なんて初めて見たよ、あんな感じなんだね」


初めて見た魔法に感動して興奮してしまった、


「アンこれからヨロシク、俺はスコップを使って戦う感じで、スケさんは腰にある剣で戦ってる、魔法が使える人が居ないからとても助かるよ、ねえスケさん」


「ジェスありがとう、スケ殿もありがとう、これからよろしくね」


そんな感じでアンと俺達は仲間になり旅をすることとなった、家で一日休みたかったが寒すぎたので断念して、そのまま旅に出ることにした


アンとスケさんはすごかった、魔物が複数出てきてもアンが半分凍らしたらスケさんが半分を瞬殺して俺が解体という流れになってた、しかもアンとスケさんは言葉を交わせるので連携もばっちりだった


別に、喋るスケさんの声を聞けるからって羨ましくなんてないんだからね、とか良くわからない言葉が頭を過ぎったが


元スケルトンの魂でも今の俺は生身の人間ってのが弊害なんだろうな、それでも俺はいつかスケさんの声を聞くんだ


そんなことを考えて居ないと俺の心が持たない、頑張ってスケさんに並ぼうとしてたのにスケさんの隣にはアンが居るのだ、そして俺はまた剥ぎ取り作業に追われる日々を送っている


俺の収納袋はアンとスケさんの倒した素材で一杯だった、見たことない魔物からよく見るガーガルまで何でも居る、もう森で出会う魔物をバッタバッタとスケさんが切り刻み、アンが反対から来る魔物を凍らせていた


「スケさん、アン、もう少しゆっくり進んでくれよ、解体が間に合わない、それにアンは相手の心臓だけ凍らすとか出来ないか肉と皮が硬くて剥ぎ取りにくいんだ」


俺はアンに愚痴るを言うと


「そんな器用な真似出来ないわ、何頭もまとめて凍らすから尚更無理よ」


「わかった、無理なら進む速度を落として欲しい、解体するのに時間掛かるんだ」


「仕方ないわね、スケ殿もそれで良いわね」


そう言うとスケさんは森の奥に走り出した


「スケ殿待ってる間にもっと狩って来るって言ってたわ」


「スケさん帰ってきたらまた解体しなきゃいけないから何時進めるんだかわからないな、でもまスケさんも骨吸収してどんどん強くなるんだろうね」


「スケ殿のあの能力はステキよね、私も強くなりたいわ」


アンはどうやって成長するんだろう?


「アンはかなり強かったけど、どうやって強くなったの?」


「え?私は・・・・・秘密よ」


よくわからないが秘密にされた、でも強くなる仕組みは何かあるようだ


「まあ俺に出来ることなら言ってくれよ、アンが強くなればスケさんも俺も嬉しいから」


「そのうちね、今はこのままでいいわ」


スケさんの骨よりなにかすごい方法なのだろうか?気になるが聞くわけにもいかないし、そうこうしているうちにスケさんが色々引きずって帰って来た


「お帰りスケさんこれから、それも買いたいするね」


「只今戻リマシタ」


ん?今の声はなんだ


「アン何か言ったか?」


「なに言ってるのスケ殿が喋ったのよ、スケ殿何か上位種になろうとしてるわよ、たぶん今狩ってきた奴の骨吸収したんでしょ」


「マジカ、スケさんに声が出来たってことは、スケさんにとうとう肉がついたのか?」


スケさんの見た目に変わった様子は見られない


「ワカラナイ、今少シズツ変化シテイルノハナントナクワカル」


スケさんも自分でもこの変化がわからないようだ、スケさんに肉がついても君はスケさんだからね


「スケさんの状態もどうなるかわからないから今日はここでそのまま一晩明かそう、アン周りの警戒頼むね、今日はスケさんに頼むわけにはいかないから」


そうスケさんに頼むわけにはいかない、スケさんに何か変化が起きた場合自分の体を思い通り動かれるかもわからないからだ、


「わかったわ、スケ殿今夜は私に任せてお休みください」


「スマナイ、ヨロシク頼ム」


「じゃあ俺は寝るよ、また明日ね」


俺は寝ることにした、明日のスケさんの変化を期待しつつ




読んで頂きありがとうございます


本日は 11いい22ふうふ良い夫婦の日です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ