第41話
「うわぁ……来たぁ!オレSNSでトレンドに上がってるじゃん!」
べ……別にエゴサしてるわけじゃないぞ!
ただ休んでる時ふとSNSを開いたらオレがトレンドに乗ってただけで
どれどれ……モニカちゃんかわいい
本当に男の人なんですか?
長髪で肌白くて声も女の子だから……性別詐欺してませんか?
いや、オレは男だよ…
「オレは男だぁぁぁぁ!」
いけない……久しぶりに叫んでしまった……
「そんなかわいい見た目してるモニちゃんが悪いんだよ?」
盟友のリリン
くそ……!どいつもこいつも煽ってきやがる!
確かに男にしてはかわいらしい髪型
肩まで伸びている髪 そしてヘアピン
それを見ると女の子だと思われることが多い
ナンパとかスカウトとかもあってきたからな……
「うお!すごい!有名人になっちゃったねぇ……」
「う……うるさい!」
「チャンネル登録者数かなり増えてるよ?」
「ふ……ふーん……」
「ついでにフォロワーも増えてるねぇ……」
「それが……どうしたんだ?」
図星を突かれ続けている
確かに登録者もフォロワーもかなり増えた
そしてSNSでめちゃくちゃ乗ったから普通に立ち絵より顔のほうが有名になってしまったのかもしれない
「じゃあ約束の配信はいつする?」
「明日はパスで 取材やインタビューで忙しいだろうし」
「じゃあ来週の土曜日ね!」
それにしても3位……かぁ……
なんとも言えない順位に落ち着いてしまった……
ま……まぁ……メダルを取れただけ……いいのかな?
決勝の同接はえげつなかったって聞いたからなぁ……
それに3位決定戦の同接はそこそこだったらしいし
オレもまだまだ知名度が足りないということなのだろうか?
そんなことより今日ははやく寝て明日に備えるとしよう
なんたって明日はパーティーだからな!
後夜祭だぁ!
「今日のお夕食は……わぁ!お寿司だぁ!」
ホテルに戻って休んでたら夕食は寿司だった
勝手に和食でないと思ってたがどうやらそれは違ったらしい
「おれも夕食ですっ!」
「…………え?」
空耳だろうか?
何かが聞こえた気がしたのだが……まさかな?
寿司が喋ったとかじゃないよな?
にしてもなんか量多いな……
まるで2人分用意しているみたいだ
「んん!このお寿司おいしいですっ!」
「うわぁぁぁぁ!出たぁぁぁ!」
「出たとは失礼ですねっ!おれはおにーさまを助けにきたんですよっ?」
「だれ……?こわいこわいこわい……」
「あ、自己紹介忘れましたっ!」
え!?お化け?お化け?幽霊!?
見た目は少女だ
オレより2つくらい年下なのだろうか?
「おれの名前はルナですっ!おにーさまのことを助けにきましたっ!」
「えぇぇ?」
「もうっ!そんな反応しなくてもいいじゃないですかっ!おれ傷つきますっ!」
何が起こったのだろうか?
ルナという少女がオレを助けに来たと言っている
何がしたいのだろうか?
ぴょんぴょんと跳ねて元気そうにしている
あれ?幽霊ってそんなに元気にするものなんだっけ?
まさかこのお部屋……事故物件とか!?
まさか……そんなことは……ないよね?
「あ、そうそう、3位おめでとうございますっ!おにーさまっ!」
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