第40話 3位決定戦
約束……かぁ……
10年くらい前にサキと結婚するって約束したなぁ……
覚えててくれればいいけど……
サキはオレのこと好きだったらいいのになぁ……
今のところそんな様子ないから……
オレの得意なゲームで惚れさせるしかない!
あと知名度上げて登録者増やしてちやほやされたい!
「それじゃあ3位決定戦、開始ですっ!」
悪いなぁ……これからの未来のためにオレはこんなところで負けるわけにはいかないんだわ……
絶対に勝たないと……
これはオレだけの勝負じゃない 2回戦で負けちゃって2日目の本戦に進めなかったリリン 他のオレと同世代の人たち それにオレのファンやリスナーのみんなだって含まれている
みんなの期待を背負ってるんだ
負けるわけには……
ってやっぱプレッシャーすごいから注目とか期待とかしないてもらえると嬉しいなぁ……
「まずはモニカ選手!何度もいいます!この方は男ですよ!」
あれ?オレ女って間違われてた?
え?名前のせいかな?
「次にサタンクローズ選手です!いや……サンタじゃないですよ?」
サンタクロースと聞き間違えるが実はめちゃくちゃな名前と本人は言っている
この選手が今回の相手だ
前回大会はベスト8だった
ちなみにレートはオレと同じくらいの1850
ブログや動画ではサタンのような鬼畜発言で度々注目を集めている
戦法もサタンのように鬼畜らしい……
勝っても負けても実際に対戦した者たちはこぞって
もう対戦したくない
と言うらしい
オレはこのレート帯の相手とは珍しく初対戦なのだが……
どんな感じなのだろうか?
さぁ、そろそろ時間だ
勝ってくるかぁ……
ってめっちゃ注目されてんじゃん!
やば……この熱気とプレッシャーは……まずい!
「魅せたモニカ選手!綺麗な勝利!3位おめでとう!」
オレは3位決定戦に勝利してなんとかメダルを獲得した
もう対戦したくない
とはあんまり思わなかったな……
ってこの対戦見たみんなが言うと思うがオレからするとガチでもう2度と対戦はしたくありません
なぜなら……色々と計算多くて疲れる……
1ターンにかける時間というのは決まってるのだが常にかなりの計算をさせられるために時間を消費させられる
いわゆる時間攻めというやつだ
オレの頭の体力か……それか相手が降参するか……
その勝負でなんとかオレの頭脳の体力が勝ったという結果だ
ガチでもう対戦したくない……
疲れたぁ……
「あたしのために頑張ってくれたの?」
「……さぁな?」
リリンのために頑張ったのは事実だけど
それ以上にもっと有名になりたいという思いなどの方が大きかったと思う
オレまだ実績少ないからね〜
普通の対戦では最終成績は4位だし
公式大会でも優勝は1回だけ
でも4位は3回くらい取ってるんだから……
あれ?オレなぜか3位に入れない……
呪われてるのか?
「それでは、全ての試合が終わりました!表彰式に入ります!3位モニカ選手!」
オレは表彰式でトロフィー 賞状 メダルを手に入れた
これは一生物のお宝ですわ
でも……やっぱ優勝したかったなぁ……
配信に映りたいっていう目標だったから今更こんなこと思うことになるけど……
せっかくの優勝候補筆頭格を倒して注目を集めてたのにその直後に負けるのは流石にカッコ悪すぎたかな?
まぁいいや!
あの2回戦で運を全て使い切ってしまった!
からね
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