第34話 数値
「あ、そうそう、今回からなんかデータ化されたらしいよ」
「何が?」
「なんかね、強さだって言ってたよ?わかんない人のために誰が強いよ〜ってわかりやすくするためって言ってた」
「もうレートあるのにさらにデータ増やすのか……」
このゲーム、中々にプレイヤーのデータ化を進めていてもうすでに上位プレイヤーのためにレートが公開されているがさらに今回新たな指標が公開されるらしい
オレ的にはもうレートが公開されてるからいいんじゃね?と思っているのだが……
「あ!これこれ、まだ実用はあんまりされてないけどこれからどんどん増えるんじゃない?」
「でもこれレートシステムより更新大変なんじゃないか?長く持つか?」
「まぁね……でも公式だからすぐには終わらないと思う」
「レートだけでじゅうぶんな気がするんだけどなぁ……」
そこには新たな強さの指標となるアルファベットがあり
SABCDE という6段階評価がある
しかしS−やA+などのように6段階評価の中でも3つ評価があるらしい
まぁ勝負というのは数値だけでは表せないからガバガバ評価になってもおかしくないよな
今回はまだ最初ということで限られたプレイヤーしか載ってないものの……
「あ、モニちゃん見つけた!」
「えぇ……オレ漏れてないのかよ……」
「うん!なんかね……実力と実績と知名度と勝率の4つから評価が決められてるらしいの!」
4つの評価があってそれを踏まえて最終的な評価があるしい
どうやらオレは
実力B+実績B知名度C勝率A総合B+ レート1850
という評価だった
平均はどれくらいなのかわからないがなんかレートも載ってたしレートは低い方じゃないからいいのかな?
「えーと……リリンは……あったね」
「なにこれ低い!ちょっとショック……」
リリンの評価
実力C−実績D知名度C+勝率C総合C レート1650
まぁ結構妥当ではないだろうか?
リリン新規勢だしそんなにめちゃくちゃ強いとはオレは少なくとも思ってないし
レートも1650と少し強い程度だ
オレは正直なぜリリンがこの場にいてとある人物がいないのかちょっとわからないが……
「やっぱりこれガバガバよ……」
「まぁリリン、そんなときもあるさ」
「そうよね……ってかやっぱり強いわね……」
「あぁ……あの人は強いな……」
オレたちが強いって言ってるのはかぐやという選手のことで最強で知られている
登録者やフォロワーもかなりの数がいて実力だけではなくカリスマ性もある
そんな能力は
実力S実績S知名度S勝率S レート2050
かなりの化け物だ
全評価SはS+という値がないので最大値
2050というレートはただでさえトップクラスのレートが1750からと言われているのに300も離している
過去にはレート1800で1位だった群雄割拠の戦国時代があったというのに……
オレは戦いたくない
だって負けるから 勝つビジョンが見えないから……
「はぁ……なんかちょっとイヤになっちゃったね……」
「他の人のもすごい……かぐやのライバルの人もレート高いよぉ……」
守(最強矛)@かぐやのライバル
実力A実績A+知名度S勝率A−総合A+ レート1950
ちなみにライバルは自称じゃないらしい
自称だと思ってたがなんか自称じゃないって知ったのはつい最近のこと
自称でも公式でも最強プレイヤーのライバルということでかなりの強さを誇っている
レートは2番目に高いし新評価も全部がA−以上だ
1.2番がはっきりしているが3番からははっきりしてないのが現状
これからどうなってしまうのだろうか?
オレはある予感が……嫌な予感がした……
この大会、荒れそうな予感が……
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