第27話 双子の誕生日
サキside
「真白は誕生日プレゼント何にする?」
「もちろん高額スパチャに決まってるでしょ」
「わぁ……すごい……」
すごい……
本当に草原更紗ちゃんのこと好きなんだ……
限界オタクってやつなのかな?
更紗ちゃん今日配信するよーって言ってたから高額スパチャするつもりなのかな……?
でも設定とリアルの誕生日は1ヶ月違うって言ってたからまさか1ヶ月後にも……
考えるのはやめにしよう
麟斗の誕生日プレゼント何にしたらいいのか真白に聞いたんだ
「ねぇ真白……質問あるんだけどさ……」
「サキも更紗ちゃんの魅力にハマっちゃった?」
「真白……?どしたの?」
「まさか中の人のお誕生日知る事ができるとは……更紗ちゃんの中の人もかわいすぎでしょ……」
「真白?おーい真白……」
「あわよくばわたしとサキとアイドルを……」
ダメだ、完全に思考が更紗ちゃんに染まっちゃってる
他の人に頼るしかないのかなぁ……?
「音遠ちゃんは好きな人の誕生日プレゼントどうする?」
「サキ好きな人いたんだ〜」
「からかわないでよ……」
彼女の名前は歌街音遠
わたしと同じ事務所の歌手だ
結構仲がいい
「それでそれで……サキの好きな人ってどんな人なの?」
「うーんとね……かわいくてかっこよくて……」
「違う違う!どんな特徴を持ってるかってこと!」
「ゲーム好き?くらいかな?わたしもよくわかんなくて……」
「わかった!じゃあこんなのはどうかな?一緒に行ってあげるよ!」
「ありがと!」
わたしは誕生日プレゼントを選ぶことになった
「お誕生日おめでとう!これプレゼントだよ!」
なんとかわたしはプレゼントを用意して麟斗に渡せた
「サキありがと!すっごく嬉しいよ!」
麟斗が笑顔で受け取ってくれるのでこちらもすっごく嬉しくなる
ちなみにプレゼントの中身は質の良い睡眠を得れる枕
睡眠時間が短いって聞いたから短時間でぐっすり休んで欲しい
「ほら麟斗、まだプレゼントあるよ……」
わたしはもう1つプレゼントを渡した
エナドリだ
なぜかって?ゲーマーはエナドリ欲しいんだよ〜って教えてくれたから
「これは……エナドリ?ありがと」
「わたしにとってはたり前のことだから」
もう1つのプレゼントは箱入りエナジードリンク
麟斗はすごく助かると思う
ちなみに更紗ちゃんの配信ではとある人が高額スパチャしてたからこれはすぐに真白ってわかった
本当に高額スパチャしてたよ……
オタクってすごい……
「気が向いたからサキのだーいすきな人にもプレゼント渡そうかな? いつもサキがお世話になってますって」
「恥ずかしいよ…… 大好きなのはそうだけどさぁ……」
「わたしその人のことよくわからないからエナドリ送っておくね」
またエナドリかぁ……
麟斗めちゃくちゃ喜ぶんじゃないかな?
麟斗いつも朝眠そうにしているから学校行く前に飲むのかな?
わたしの誕生日は2月だから後だけど
どんな誕生日プレゼントを送ってくれるんだろう……
楽しみだなぁ……
「あ、真白からメッセ来てる えーと、
スパチャしたら更紗ちゃんが反応してくれてありがとうって言われた
そうなんだ……」
真白多分めちゃくちゃ喜んでいるんだろうなぁ……
文面見ただけでわかるよ……
わたしも麟斗と付き合ってめちゃくちゃ喜びたいなぁ……
そのために自分磨き頑張るか!
モデルでももっと伸びるだろうし!
更紗「えーと、『いつも配信見てます 更紗ちゃんはめちゃくちゃかわいいし面白いのでスパチャします』お!5万だ!やったー!ありがとね!」
真白「やたっ!反応されたっ!」




