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鉄道恋愛物語  作者: さるきち
1章
8/32

第8話 ゴジラ

短編小説書いてるしこれの続きも書かなきゃいけないからだるい

帰りの電車も1890番台が組み込まれた編成が来た。でも進行方向後ろにあるからどうなるか分からない。

「どうする?」

と、聞くとみんなが乗ってみたかったらしい。

ここまで来て僕は浦賀まで行ってないのに気が付いた。

「浦賀行くの?」

と、聞いたら

「そりゃそうじゃん」

と、凛々子が言った。

なんか、というかもう嫌な予感がする。

「ねぇ、もしかして…」

と、凛々子の耳でささやいたら

「そのまさかだよ…」

と、答えられた。

とりあえずモバイルバッテリーにコードを刺してスマホに繋げた。

京急本線と久里浜線の境界駅の堀之内に着いた。

ここからは浦賀に行く。と、いっても2駅で着いてしまう。

「はぁ、これで全線完乗か~」

と、人好が言うが

「これで終わりだと思うかい?」

と、言った。それに乗ったのか凛々子が

「遠足って帰るまでが遠足だよね」

「まさか…」

「そのまさかだよ~。華ちゃん~」

と、凛々子が言った。軽く言ってホラーだ。

「許して~」

と、未奈が凛々子の腕に抱きつき

「許してください…」

と、柊真が土下座した。なんなんだ、この地獄絵図は…と、思ってしまった。

まぁそんなことは置いといて帰ろう。そう思って電車に乗った。

「ちょっと待てよ」

と、柊真に言われた。

「え、どうしたの?」

と、聞くと

「なんで乗れるの?」

と、聞かれたから

「いやいや、これ乗らないと浦賀脱出できないよ」

「あ、そういうことか」

なぜか柊真に納得された。まぁそれはそうともうめんどくさいからこのまま乗って帰ろうとする。そう思いながらRINEを見てみたら投票箱がある。そういえば華のアカウントをグループに招待してなかったな。

ピロン

華のケータイから音がした。

「ん?何が鳴ったの?」

と、未奈が興味を示す。凛々子も華のほうを見ている。

「あ、えーと何?成高鉄研グル…あ、これみんなの?」

と、華はそう言いながらスマホをタップした。

「あ、入れるの忘れちゃった。ごめんね」

と、未奈が謝った。

僕は車内を移動して

「ねぇリリ、結局どうするの?」

「めんどくさいしもう快特で京急川崎まで行くことにしたよ」

「あれ…何か忘れてる?」

「「あ、大師線!」」

きれいにハモって2人でクスっと笑った。

そうしたら堀之内に着いた。

「は~い、じゃあ快特に乗り換えるよ」

と、凛々子が言って全員降りた。

となりに快特京成高砂行きが来た。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ……具体的に見つけるには読み流し過ぎていることをお詫びします。他の方は殆ど鉄道に着目して書いてくれない中、読ませて下さるだけでも感謝です [気になる点] さるきち様、私が好き勝手言っていま…
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