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鉄道恋愛物語  作者: さるきち
1章
3/32

第2話 思い

ボカロ曲特にあの高速曲とかすごい鬼リピしてる

1時間後、僕たちは部活を終わらせて帰った。

学校は五反田にあるので、浅草線を使って帰っている。ちなみに柊真は菊名が、人好は高幡不動が、凛々子は西谷が、未奈は、八千代台が最寄りらしい。

僕は最寄りが大師前である。しかし三国さんは一体どこが最寄り駅なんだろう?前、曳舟に来てたからその近くだろうとは思うけど。

「そういえば三国さんってどこが最寄りなの?」

と、未奈が電車に乗るときに聞いた。ナイスタイミングっ!と、僕は思った。

「清澄白河です~」

と、三国さんは言った。清澄白河か。まぁ確かに曳舟には近いけど…

「なんで押上とかじゃなくて曳舟で撮ったんだろう…?」

「え?撮った理由?」

うわー。心の声が駄々洩れだー…

「このツイッターできれいだなって思ったからかなぁ」

三国さんはスマホの画面を見せてきた

―そこに映っていたのは自分のツイッターアカウント。顔が一気に赤くなるのが見なくてもわかるくらい熱くなっている。

僕は恥ずかしすぎて何も言えなかったのを2人は察してくれたのかしばらくの間沈黙が続いた。しかし、東日本橋に着くと顔の火照りが収まっていたから少しの会話ができた。

「そういえば未奈、今日はイブニングライナーに乗るの?」

「うーん、今日は乗らないかな」

「イブニングライナーですか!1回でもいいから乗ってみたいものですね」

「って言ってるけど君はほかに特急に乗ったことがあるんでしょ?」

と、未奈が言った。未奈はすぐに友達になれるのがいいところだと思う。僕にもそういう力が欲しいなぁ。

「まぁS-TRAINくらいしか…」

そうだ、三国さんが来てくれたことだし今度、どっか行こう!


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