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鉄道恋愛物語  作者: さるきち
3章
28/32

第27話 嫌な予感

何とかなりました。

2週間に1回の頻度で更新するように頑張ります!

「そういえばなんか考えたって言ってたよね」

「いやまぁそうだけど」

「じゃあ今度ついて行っていい?」

「ダメじゃないけどさ…」

「だったらついて行こう!」

「まだ話続いてるんだけど」

「なに?なんか困るものでもあるの?」

「いや困るも何もすごい肉体労働だよ」

「いやいやそんなわけないじゃん」

「ホントだよ」

「でもついて行くからね」

「もう…一応忠告したからね!どうなっても知らないよ!」

「それでもいいよ~だ」

プクーと頬を膨らませながら華は言う。多分照れ隠しだろう。僕はちょっと意地悪な男の子みたいなにやけ顔を隠して「それでもいいんだったらついてきてね」と言った。


ピロン

家に着いたらさっそく僕は華にメールを送った。

「1月6日、午前8時30分

場所はTX浅草駅」

すると華は「OK」と、返答してきた。


当日、僕はキャリーバッグと身軽な服で浅草駅に来た。おばさんが

「はいこれ、予備の服と今日のお昼ね」

と言ってキャリーバッグを渡してきたのだ。あそこの階段が大変だからキャリーバッグじゃなくて背負うバッグに詰めてほしかったな…


「やっほー」

「いつも挨拶それじゃない?」

「そうかな」

華は疑問に思いながら続けて言った。

「ところで今日はどこに行くの?」

「いまから石下に行きますよ~」

「石下かぁ…私そこのあたりで降りたこと1回もないわねぇ」

「じゃあ今回いい機会じゃん」

「確かにそうだけどさ…」

「何か困ることでもある?」

「お金をそこまで持ってきてないよ…大丈夫?」

「全然気にすることないって」

そういって僕は華の手を引っ張て改札に入った。

「ところでさトイレはどこでしたらいいかな」

「なるべく守谷がいいかな」

そういいながら下の階に降りに行く。華は「まぁ別に大丈夫でしょ」というような感じで結局安心な空気が有る。

なるべく約束した時間までに行かないと…!そう思いながら階段を降りた。

まもなく1番線に快速つくば行きがまいります

「さて、何系が来るんだろうねぇ」

「そうだなぁ…2000系がいいかな」

「私は3000系がいいかな」

「まぁ人それぞれっていうことで」

「結構簡潔にまとめたわね」

最後はキィィ…と、音を立てながら電車が止まった。どうやら3000系のようだ。

「ところでなんで2000系が好きなの?」

「2000系の確信の汎用性と減速音かなぁ」

「2000系の減速音、たしかにいいよね」

「あと昔セミクロスシートだったってこともポイントかな」

「TXには何回くらい乗ったことがあるの?」

「昔は半年に1回くらいだね、今は2ヶ月に1回になってるよ」

「私よりも乗車回数が多い…」

「そりゃあ帰省回数が多いほうがぬくもりを感じていやすいからね」

「つまりおじいちゃん子ってことだね」

——まもなく南千住です。JR常磐線・東京メトロ日比谷線はお乗り換えです。

「あ、そうだ!こんなの持ってきたんだ」

「なになに~?」

「これ。食べるかい?」

「わーい!」

「元気のいい若者じゃの~」

シャアァァ…キィィ

にしてもこの電車はSiC素子の新しい車両だからこの独特の加速音と減速音が嫌いなんだよなぁ…それに全電気ブレーキをすることが十分に可能な電車だからね…

「あれ?スプーンは?」

「えっと…あったあった、はいこれ」

「よし、じゃあシンカンセンスゴクカタイアイス食べるぞー!」

「はい、召し上がれ」

そうは言ってもこのアイス、普通に東京駅で売ってるシンカンセン(スゴクカタクナイ)アイスをドライアイス(液体窒素に1日漬けたもの)の中にぶち込んで凍らせるからなぁ…食べれるかなぁ?

ピンポーンピンポーン…カチャ

にしても大きなスクリーンLCDだよな。普通なら3枚に割ってもいいレベルのものなのによくこんなの採用したよな。

「これおいしいね」

「いや普通にけてるのかい!」

「どういうこと?」

「これ-160℃くらいあるよ」

「そんなものを…ってかそんなに固くないよ」

「ホント?」

そう言ってバックの中から温度計を取り出す。そしてすぐさまその温度を測ると-48℃。かなり冷えてないことが分かった。まぁでもあっち側着くころにはきっとシンカンセンスゴクカタイアイスになってるはずだから。

——まもなく北千住です。北千住の次は南流山に止まります。途中の青井・六町・八潮・三郷中央とJR常磐線・東武スカイツリーライン・東京メトロ日比谷線・千代田線はお乗り換えです。

「この文章の長さ…最高だよね」

「ホントにTX乗ってると必ず感じるあるあるのひとつだよね」

「ていうかもうもはや名物と言っても過言ではないよね」

「あとこの後の英語文章の最後!あれもTXあるあるのひとつじゃない?」

「たしかにそう。あれは通過をたくさんする車両にしかあの音源が流れないからね」

「にしても華ってこの路線にやけに詳しいね」

「い、いやぁそんなわけないけど…」

「まぁこれ以上の詮索はやめておきましょう」

「アハハ…」

キィィ…

華は「気にしないから大丈夫だよ」というような顔をしていたけどきっとこれは無理にそんな顔をしてるのだろう。いつかそのことを含めていろいろなお話をできるような彼氏になってあげたいな…

…いや待て、なんで華の笑ってる顔からそんな心情が読み取れたんだろう。だんだん僕も華に似てきたのか…?


来月くらいには単行小説1本出せるように頑張ります!

ちなみに1本目は逆異世界転生、2本目はこの前だした「僕はお姫様」の続きの話、3本目は教師と生徒の禁断の愛を書こうと思います!(ちなみに昔なろうにあった「ににに(自分がラブコメにハマった起源の話)」のコミカライズを最近買ったのでそれに賛同して)

「ににに」は「高2にタイムリープした俺が当時好きだった(ry)」です!(普通に著作権とかあるから最後まで名前が書けない…調べるなら好きだったで出てきます!

僕はお姫様の復習→https://ncode.syosetu.com/n6648hz/

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― 新着の感想 ―
[良い点] シンカンセンスゴクカタイアイスの作り方は知りませんでした。知識を印象付けと共に伝えてくれました。因みに二酸化炭素の昇華点は-78.5°Cです 似てきた≫男性は通常女性の感情を推定しにくいの…
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