第24話 古いとこ周り
1カ月も出せなかったんだからこれでせめてもの罪滅ぼしになればいいなぁ
第二回何か適当に書くあらすじの巻き
「俺は神様を信じない」
上終瓜生は根っからの神様嫌いだった。でもある時
「君、貰い手ができたからさっさとこの託児所から出て行ってもらえるかな?もう16なんだし」
と言われて大好きな恩師の人からフラれて荷物をまとめられて向かった先は…神社だった。
「あ、来た来た~、荷物持ってあげるよ」
「おい、この中にダンベル200㎏詰めてるんだz…」
「よっこいしょっと」
そう言って軽々持ち上げた。そのまま居間に案内されてこれでようやく一安心…と思ったが!
「はぁ、やっぱりサウナは高温サウナが一番ですね~」
「いやいや、低温サウナの方が体にいいよ」
「夜重も朝姫もこんなことで喧嘩しないの」
ガラガラ
「あ」
「「「あ」」」
うぶー
「なんで私たちの裸を見たんだ」
「だって巫女さんがここに…」
「私たち以外に巫女はいないぞ」
「じゃああいつ誰なんだよ!」
「どんな感じだった?」
「狐のお面をかぶってたな」
「もしかして…それ神様なんじゃない?」
「は?」
「神様が見えるってことはきっと宮司になるって言い伝えであったな」
「いや、俺は医者になるんだよ」
「いや、宮司になるんだ、てかなれぇ!」
「ひぃやああぁぁ」
これから大丈夫なのか!?次回:瓜生、巫女服着させられる!
まもなく2番線に六本木・都庁前方面行きがまいります。ドアから離れてお待ちください
「どこだったっけ」
「中野に向かうと思うけど」
「…あれ?落合南長崎のほうが近くね?」
「どれ?…ほんとだ!」
「これで行く?」
「そうしよっか」
そう言ってこの電車に乗った。
「そういえばこの電車12-600形じゃん!!」
と、華が喜びながら話しかける。
「そうだね…この電車地味にトプナンだからね」
「なんでそんなこと分かるの!?」
「これね、車両において4種類に分けることが出来るんだよ。まずこんな感じのぱっと見ラインが上部に細いものが入っているパターンね」
そう言って手元にあったスマホのフォルダーから写真を見つけて華に見せる。
「で、この場合はトプナンとセカナンになってるってわけ」
「それでほかの3つは!?」
「そんなに慌てないでよ…次にね、車両連結部分の窓と連結の空間の間にラインが貼ってある場合ね。この場合は12-630から680が当てはまるんだよ。ほら、これ」
「ほんとだ!こんなところに貼ってあるんだ」
「次にこれだね」
「あ、これ知ってる!私たくさん乗ったことある!」
「じゃあ分かるかな。念のために説明しておくよ、この車両の特徴はこの1色ラインに銀のカラーだねこの色はそもそもの車両のステンレス部分なんだよ」
「知ってる、でもなんでこんなに正確にシールが貼れるんだろうね…」
「分かる、ホントにそこ謎だよね…」
「ていうか区分は何番までなの?」
「690から790までだよ」
「じゃあ最後だね」
「うん!最後はこのステンレスが黒色の帯になっている車両だよ、この車両のドアチャイムがなかなか面白いんだよね」
「そうなんだ~、私乗ったことないから分からないよ」
「帰りだったら乗れるんじゃないの?」
「なるほど!」
「でもこの車両今運用についてるの12-800と12-810だけなんだよ」
「かなりの割合ね、何パーなのかしら」
「うーん…えっと12-000の0が2編成で…ってめんどくさいから12-000はだいたい45編成と、しよう。うん。だとしたら77分の1?80分の1はだいたい0.0125だったような気がするな…としたら2パーセントってことになるね」
「そんなに少ないの!?」
「今聞いてる話だと820もあるにはあるんだって」
「なんか突っ込みづらいわね」
「まあこれが都営の迷車ってやつだな」
「かなり頭がこんがらがるね」
「これでも結構マシな方なんだけどな」
「マシってどういうことよ」
「もっと謎な奴がいるんだよ」
「ホント…?」
「ホント」
「ちなみにそれ何?」
「10-300形」
「聞いた感じなんかやばそうな名前だね」
「そう?」
「これまた300っていうところが怪しいね」
「まぁたしかに都営の迷車は下3桁が300だよね」
「でも確かにミニスカはいてたの300組だったからね」
「そうそう」
「で、その10-300はなにが恐ろしいんだい?」
「トプナンの番号が370だったんだよ」
「どういうこと?普通310だよね」
「そうだけどね、370なんだ」
「いったい何があったのか気になるわね」
「とか言いなが実は答え知ってるんでしょ」
「いやいや」
「じゃあなんでこうなったのか考えてみて」
「え…うーん…なんだろうね…310が不吉な数字だったからとか?あとは試作車とかかなぁ」
「違うんだなぁ、それが」
「じゃあ答えは何なの?」
「この数字を使ってる別形式がいたからなんだよ」
「そんなのいるんだ!」
「厳密には『いた』が正解なんだけどね」
「いったいどうなってるの?」
「その電車、すぐに廃車になっちゃったんだ。だいたい何年かな、13年は活躍してないよね」
「結構少ないね」
「そうなんだよ、実は鉄道には減価償却期間ってのがあって基本的にその年数を超えて使うのが一般的なんだけどその年数も使用されなかったんだ」
「その数値が13年ってこと?」
「そういうこと」
「もしかして私乗ったことあるのかな」
「どうなんだろう、あるんじゃないかな」
「その車両の形式って何?」
「10-300R形だよ」
「もしかしてあの凸凹編成のこと?」
「そうそう、分かってんじゃん」
「昔お墓参りに行くときに乗ってたわね」
「でも2018年に廃車になっちゃったんだもんね、もう乗れなくて悲しいよ」
「私はラストラン乗ったの覚えてるわよ」
「いいなぁ…」
「ところでなんで鉄道好きになったの?」
「僕の場合は昔に新幹線を見たときにその運転手さんが撮影してくれたの。それからその運転手さんを推そうと思って今好きなわけ。それでも中学受験期間とそれから少しの間はもうそのことを忘れてたんだけど僕が戻ったのは何だったっけ、確か10-000形が廃車になるってことで今に推してなきゃまた誰かが死んで後悔ができないってことに気づいて戻ったんだよね」
「いいわね、そんなことだったらきっと電車を運転できるようになるわよ」
「ハハッ、ありがとう」
それからだいたい30分たった。
次は落合南長崎です。The nest station is Ochiai-minami-nagasaki,E-32.
「あ、次じゃない?」
と、華が言う。彼女の顔には疲れてきた感じが出てきたのであった。
「華、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ」
「…帰り電GOしよっか」
「えー…」
「じゃあ何がいいの?」
「うーん、まあ無難にたいたつかスマホの音ゲーかな」
「わかったよ」
「やったー!!」
どうやら元気を取り戻したらしい。まあとりあえず計画に支障をきたさなくって良かった…
「降りよ」
「そうだね」
そうして僕たちは電車を降りた。ここからはバスで向かうことになるけど出口が分からなくなってかなりあせった。
「どこに行くのですか?」
あたふたしていたところを駅員さんが話しかけてきた。
「えっと…哲学堂公園に行きたいんですけど」
「そしたらあそこの出口から出てください。そしたらバスが出てますので」
「たしか中…なんでしたっけ」
「43ですね。ところでお二人方はデートですか?」
「いやいやそんなものじゃ…」「はい!その通りです!」
「お二人、仲がいいんですね」
「そんな、ありがとうございます」
「では、お気を付けて楽しんでくださいませ」
「「ありがとうございます」」
そうして僕たちは地上に出た。ここから駅まで数分ほどかかるらしいがそんなに考えることもなくたどり着いた。
「あ、あのバスじゃない?」
「そうだね、あれでどこだっけ、えと…哲学堂入口で降りるんだっけ」
「そうそう、あってるよ~」
そうしてバスに乗った。そして哲学堂に着いた。
「ここが哲学堂公園か…なんか不思議だね」
「でもなんか想像の通りだったんだけど…」
「それ、僕も同じ」
「とりあえず写真撮る?」
「そうしよ」
ここでも1枚。パシャ
「このあとは…」
「ハイハイ、中野行ってそこから東中野に行ってから歩いて15分くらい、鎧神社…で、合ってたっけ?」
「よく覚えているね…」
「そういうのはなんかね、感覚で行けちゃうんだよね」
「天性の力じゃん」
「そんなものじゃないけどね」
「じゃあバス停まで行こうか」
そうして中野のほうに向かった。
「ここから東中野のほうまで行くんだよね」
「リョウ、やらかしたかもしれない…」
「どうしたの!?」
「東中野…大江戸線で行ける…」
「確かにそうだった…」
「まあ別に帰りに気にすればいいことだもんね!」
「でも次の場所上野だよ」
「あ、そうだった…」
「そんなに落ち込まないでよ、見てるこっちも落ち込んじゃうから」
「うん、そうだね…元気に行こう!」
元気取り戻すの早いなぁ…この精神見習おう。思そういながら僕たちは中央線で東中野まで移動して鎧神社まで向かう。
「ここね」
「なんか…」
「うん…」
「「亀戸天神すごい見てきたから感動しないや…」」
「え?考えてることまさか同じだったの!?」
「まぁ近いもの同士だし…w」
「近いものではないんだけどねw」
「とりあえずお参りでもしとこうかな」
それとりあえずじゃないのよと、心の中で突っ込みながら鳥居をくぐった。
…にしても洋服似合ってるなぁ。和服姿の華もきっと似合うんだろうなぁ…って何考えてるんだろう。
「あっ、危ない!」
「え?あだっ」
縁起が悪いのか柱にあたってしまった。僕はよろけて倒れこんでしまいそうになる。そこにすかさず華が背中に手を当てて支えようとする。そこにさらに運が悪く片手が足のほうに行ってお姫様抱っこされてしまった。さすがに長い時間支えることが出来ないからすぐに下に沈んでしまった。
「大丈夫だった?」
「そっちこそぎっくり腰になってない?」
「私は大丈夫よ!」
そうして華は両手で小さくガッツポーズをする。そのあとちゃんとお参りをした。そしてその帰り…
「ここの記録どうする?」
「ここは写真撮れないから…」
僕はとある箱の前まで行って
「やっぱおみくじでしょ」
と言った。
「そうだよね~」
華はそう言いながらお金を入れておみくじを引く。そして引き終わって僕もおみくじを引く。
大吉
勉強:やればできる
失せ物:しばらくして出てくる
恋人:隣にいる人を大事にすること
出産:3年間は安産
…なんだこれ
なんか隣の人…華と結婚して高校生のうちに子供を産めって書いてあるのと同じじゃん…信用しづらいんだけど。
「華はどうだった?」
「私吉だった…あ、でもほら見て!『恋人:隣にいる人を大事にすること』だって!これってリョウのことだよね!?」
…うん、ぜったいにこのおみくじを見せてはいけないな。
「ねぇねぇリョウのも見せてよ~」
「…次は上野だから高田馬場まで歩く?いやでもきついか、新大久保まで歩こう」
「ねぇ、私のこと聞いてた?」
「…うん、聞いてたよ」
「じゃあ見せてよ~」
「見せないよ」
「ぶー、ケチ」
頬を膨らませて華は怒った。
「じゃあさ、恋人欄だけ見せて~」
「…『恋人:隣にいる人を大事にすること』」
「!!」
華はそして恥ずかしがった。




