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鉄道恋愛物語  作者: さるきち
3章
24/32

第23話 デート会

お待たせしました…

何とか復元しました…一語一句思い出して書くのものすごく大変だった…

前々回のあらすじ

僕は華とデート(?) に行くことになった。以上!(それくらいのことしか書いてない)

てくてく…

「…さすがにやってないよなw…ってやってるじゃん」

僕は待ち合わせ場所に着いた。華がここを指定した。

華はまだ来ないと思い、僕はそこでドリンクを買った。昔はよく買ったものだ。

こちらに、音声案内付き構内職地図がございます

この音が昔から好きだ。昔から聞いてきてきたからだ。昔はボタンを押しまくってたけど今はさすがに押せない。(押したいという願望はあるが)

数分待つと華がやってきた。

「ヤッホー!」

「あ、おはよ」

「あれ?元気ないけど」

「いや、元気だよ。でもなんでここなの?」

確かにここはTXの改札口であった。これから行くのはメトロだというのに。

「ここは昔からの思い入れが強くてさ。いつも待ち合わせと言ったらここになっちゃうんだよね」

「なるほどね…ところで今日は何をするの?旅行?それともゲーセン?買い物?それとも…」

「聖地巡りをやろうかな」

「なるほどね、聖地巡りね」

「なんでそんなに驚かないの…?」

「だってそんなことだろうなとは思っていたし」

「じゃあ早速行ってみよう!」

そう言って華は僕を連れて東武鉄道のホームに向かった。ホームに行くとそこには…ということは全くなかった。

とりあえず先頭部分に立って電車を待っていた。

何分か待つとそこには東武の電車が来た。急行中央林間行きの電車だ。

「今日はまずこれに乗るよ」

そう言ってこの電車に乗った。

僕は電車の中でやることがないから何をしようにもマンガを読むことしかできない。そこでマンガを取り出そうとすると

「ちょっと待って、これを読んでほしいかな」

と、華から1冊のラノベを渡された。

「…この本がどうしたの?」

「この本の聖地巡りしたいなって」

「なるほどね…」

僕はその本を読んだ。

内容は東京にある様々な施設へ時間内に行くというものだ。ただ、その場所の問題が難しいのである。

「これは面白そうだな…」

「でしょ!」

そういって押上に着いた。華は切符でここにきているけど僕は定期券だからここでいったん清算しなくてはならない。

僕は改札をICカードで出て1日券で入った。

「それじゃあ行くよー!」

僕は彼女を元気な子だなと思っていた。

さっきまで乗ってきた電車はさすがに乗れないから次の電車で行くことにした。

「ここからどこまで行くの?」

「これから渋谷まで行こうと思ってるんだよ~」

「それからどうするの?」

「都営地下鉄の1日切符も買って御成門で東京タワーに行くつもりかな」

「それじゃあどこで乗り換える?」

「神保町になるわね」

「それじゃあ行こうか」

そう言って僕たちは電車に乗った。

「どうしようかな…」

「どうしたの、華」

「いや、渋谷行かなくてもいいのかなって」

「うーん、どうなんだろう。実際に存在するのかな?」

「多分そんなの置くところないし、もし置いてあったとしても5年くらい前だもんね」

「そうだよね、それじゃあもう渋谷行くのは諦めよっか」

「そんなに落ち込まなくても…」

僕はどうすればいいのかあまりよく分からなかった。

「とりあえず、全部回ったら渋谷に行こう、ね」

「…うん」

だんだんと華に元気が戻ってきた。僕はホッとして自分のスマホに目を落とした。

まもなく大手町です

そろそろ着くかなと思いながら華を見た。すると降りる準備をしていた。

「降りるよ」

「あ、うん、分かった」

僕と華は降りた。少し急ぎ足で三田線のホームに向かった。その勢いで改札を出て1日券を買って三田線に向かった。

「あ、タイミングが良かったね」

僕たちはその電車に乗ろうとした。ただ、何かが引っかかる…と思いながら急いで三田線の時刻表を開くと次の電車が東急車だった。

「華、早く降りて」

「あ、うん」

そう言って僕たちはその電車を降りた。そしたらドアが閉まった。

「どうしたの?」

「次の電車が東急車で急いで降ろさせちゃった。ごめんね」

「別にいいよ。それに少し時間が早いし」

「ホントにごめんね」

「そういえばなんで今日はついてきてくれたの?」

「僕、旅行好きだからさ」

決して華が好きでついてきたなんて言えるわけがない!

「ふーん、でもホントはどうなの?」

「え?」

冷や汗がでてきた。彼女は僕の心を読むのがとってもうまいのだろか。

「大体男の人って体だけのイメージだけだし…」

なんか女子高みたいな発言だししかもエロ漫画の情緒なんですけど!?

「いやいや、そんなわけないよ」

「ホントに?」

「ホントホント、ただ旅行に誘ってくれただけだし、うれしかっただけだし」

何言ってんだ僕!なにいまのツンデレみたいな発言!

「そう言ってるけど華はどうして僕を誘ったの?きっと友達たくさんいるだろうし」

「こんなことに付き合ってくれるのがリョウだけだっただけだよ」

彼女はすこしだけ微笑んで言う。

「あ、電車が来るらしい」

「じゃあ乗ろっか」

「そうだね」

そう言って僕たちは乗った。

「ところでこの電車はいったい何年製なんだ?」

「リョウ、それどういうこと?」

「多分この電車ラスナンだから3種類の電車が見られるんだよね」

「なんで3種類もあるの?」

「うーん、それは知らないんだけど3種類の内容は当時新造したものと大井町線の車両を流用したものと8両新造になるね」

「こうなった理由が知りたいなw」

「どうせ経費削減なんじゃないのw」

「で、このやつは3種類の中のなんなの?」

「多分8両化のやつだと思うよ、うん」

「この電車、結構迷だね」

「迷列車だね、ホントに」

ピンポーン

と、甲高い音を出しながらドアが閉まる。あぁ、東急だなと実感する。

「ところでリョウってなんかラノベとか読まないの?」

「うーん…昔はそれこそ王様ゲームっていうまあ言っちゃえばだいたいこれと内容が似てるやつ読んでたかな。あとはなんだろう、空想科学読本とかマジックツリーハウスだね。今はベノムとかわたけつとか読んでるかな。華はどんなの読んでるの?」

「うーん、私はたんもしとかアーリャさんとかかな、そのシリーズ知ってる?」

「たんもしはアニメで見てたから知ってるんだけどほかはあまり知らないんだよね。コミカライズ派だからさ」

「じゃあどんなコミカライズ持ってんの?」

「まずケンランでしょ、とびじょとあとは薬屋も持ってるかな」

「総額でもだいたい1万…」

「3年かけて買ったよ…」

「ところで今どこなの?」

「御成門…出口は反対側…ってもう到着するじゃん」

「じゃあ降りようか」

「そうだね」

そうして僕たちはその電車から降りて東京タワーまで歩くことにした。

「たしかこのエレベーターが一番早く着くんじゃなかったっけ」

「なんでそんなこと知ってんの?」

「東京タワーの隣に学校があるんだけどそこ、いとこの学校なんだよね」

「そうなんだぁ…」

「少しくらいは興味持ってよ!」

「まぁそんなのはいいとして大体どれくらいの時間がかかるの?」

「うーん…15分くらいだと思うよ」

「じゃあ大丈夫そうね」

そうして僕たちは地上に上がり東京タワーに向かって歩いた。そもそもいとこの文化祭を見に行ったことがある。その時にあるクラスだか部活だかが東京タワーを天然のプラモデルとか言って赤いマスキングテープでそれが見える周りを張ってあったのを覚えている。あれはすごいインパクトがあって面白かった。

「そろそろ着くと思うんだけどね」

「あ、あれじゃない?」

「見えてきたね」

そう言って僕たちは東京タワーに近づいた。もう10時過ぎているというがかなり時間がかついからもう次のところに行かなくてはならない。あ、でもその前に…

「華、こっち」

「うん?」

僕は華が手の届く範囲に入った瞬間にひじを反対側の肩にのっけた。

「え!?何!?」

「ほら、イェーイ」

「ピース」

パシャ

「じゃあ行こうか」

「そうだね」

そうして僕たちは赤羽橋に向かって歩いて行った。


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