第1話 再出発
この時点で1章部分描き終わってるけどなんか心配 (読まれるかどうか)
「ふぁぁぁぁ」
眠い。ホントに眠い。
新学期というのになぜか眠れなかった。
キーンコーンカーンコーン
「皆さん、こっちを見てください。まず、夏休みを楽しめましたか?それと新学期といえば転校生紹介ですよね、今回はちゃんといますよ。それではどうぞ。」
「初めまして、三国 華って言います」
なぜここにいるのだろう。
転校生を見てそう思った。
「では、松本君の後ろに座っておいてください。次に席替えをします。」
何でこうなるんだよ!あーもうラブコメみたいにならなければいいんだけど…
「くじ引きで決めるぞ」
僕のくじの番号は18番。どれどれ…
「ヤッホー七雲君、これからもよろしくね」
えー…
周りからの視線が痛い。早く誤解を解かないと。
「えっと…ほぼ初対面だよね…?」
「あんなに濃密な夜を過ごしたくせに~」
終わった。僕の人生が終わった。クラスのほぼ全員の視線が痛い。なんか将来付き合っているような雰囲気になってしまった。
「じゃぁこれから授業を始めたいと思います」
「「よろしくお願いします」」
キーンコーンカーンコーン
学校が終わった。
「ヤッホー」
彼の名前は武藤 柊真。
「あれ?シュウ、先に着いたの?今度こそ先だと思ったのに」
そう言った彼の名前は由崎 人好
「みんな、ヤッホー…ってまだ1人いないじゃんw」
彼女の名は姫宮 凛々子。
「じゃあ、ぼちぼち始めていくか」
「分かった~」
「OK」
「了解~」
すると奥から走る音が聞こえた。
「ハァハァ…ま、間に合った…」
走ってきた彼女の名前は月読 未奈。
いや十分アウトだよwと、心の中でツッコんだ。
この4人と僕で「鉄道研究同好会」通称鉄研を運営している。
「へー。ここが鉄研かぁ」
この声はまさか…
「ふーん。彼女知ってるんだ」
と、人好が後ろから静かに言った。
「そ、そんなわけ…」
と言うと凜々子が、
「でも『何でそこにいるの!?』って顔してるよ」
と、言った。そして未奈が、
「詳しく話を聞かせてもらおうか」と、言い勘弁した僕は
「はーい…」
と、言った。そして
「おーい、三国さん、どうしたの?」
「あ、七雲君!鉄研に行ってみたいんだけど」
「それならこっち」
そうしてなぜか僕が紹介しなくてはいけなくなった。
「えっと…彼女が転校生の三国さんです」
「よろしくお願いします」
彼女は光っていた。