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鉄道恋愛物語  作者: さるきち
2章
18/32

第17話 こんなこと現実世界でやったらみんなから嫌われますね

これ書いててもうやばいと思った

次の章はなるべくエッチイのがないように気を付けます!

僕たちは駅そばを食いにここまで来た。しかし、それが甲斐あってか予定より早く出発する準備ができた。そこで僕たちは写真を撮ろうと思ってる。

「すいません」

僕たちはここで写真を撮りに来たであろう人たちに遭遇した。僕はその人のうちの一人に話しかけた。

「ここっていい写真が撮れますか?」

「すごくいい写真が撮れるよ」

「本当ですか!?」

「うん、ほら見てみ」

僕はその人のカメラの画面を見た。そこには209系の写真や255系、257系5500番台に217系が写っている。

「すごいですね…僕じゃこんなのできないですよ」

「そんなに褒めなくてもいいですよ」

「お世辞じゃないですよ。じゃあ僕の見ます?」

そして彼が僕のカメラの画面を見つめた。

「クールピックスにしてはすごいうまいじゃん」

「そうですか?」

「ただ、少し露出を上げてもいいかもね」

僕は露出補正を-1.5にしていた。そのお兄さんは-0.3くらいで十分だよと言って僕のカメラを借りた。そして総武本線の電車を撮って僕に見せた。

「これが今までので、これが0.3のやつ」

「結構違いますね…」

「こっちのほうが写りいいでしょ」

「確かにそうですね」

そうして時間が来るまで僕たちは写真を撮った。それこそ十人十色ということわざがあるがその通りで写真のとらえ方が違うのだ。僕はIOS感度を2400にしているが教えてくれたお兄さんは1500だしスマホで撮ってる人もいれば一眼レフで撮ってる人もいる。1時間後、僕たちは快速に乗ってその人たちと別れを告げた。

「たまたまだけどボックス取れたね」

柊真が車内を探してボックスシートを取った。

「大変だった~」

そりゃあそうだろと、心の中で突っ込んだ

「で、誰が座る?」

「私とリョウが立ってるから」

華がそう提案した。

「僕も立ってて大丈夫だし」

僕はこんな旅が楽しいなと感じた。しかし、この優雅な旅は長くは続かなかった。

「ここは…都賀かな…?」

「そうみたいね」

「あと乗車時間も少しだしトイレに行っとく?」

「私は大丈夫よ。成田のトイレを使うから」

「じゃあ僕は行ってくるよ」

「トイレにいっといれ」

「それ今後外でなるべく言わないでね」

「ホントごめんて」

「まあシュウだったら言わせてるけどね」

「それはそれでかわいそうね」

そう言って僕はトイレに行った。トイレはそう混んでなくて1分ほどで終わった。

「ただいま~」

「おかえりなさい」

「そろそろ着くね」

「じゃあ声掛けようね」

「うん」

そう言って僕は華に手を差し伸べた。華は僕の手を取って立ち上がった。すると電車は分岐を通って大きく揺れた。僕たちは唇こそついてはいないが体同士がぶつかった。僕は驚いてとっさに華を抱いた。華もおそらく驚いて僕を抱いた。これは完全に過失だ。というか無過失かもしれない。それなのになぜか僕は彼女を放そうとせず、彼女もまた放そうとしなかった。ショートだ。きっと今起きたことを把握しきれずに手が放せないんだと思う。

…ん?なんだこれ?金属?…これブラのやつ?…うわぁぁぁぁぁぁぁどうする!?それと僕の胸あたりに柔らかいものが…いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!噓でしょ!?ラッキースケベ!?やだやだ、そんなのになりたくないよ~!

僕は恥ずかしすぎて抱く力を弱めた(力を強めるとさらに触ってしまうから)。

そしたら華の服の中にある谷間が見えた。少しブラも見えた。

ツー

僕の理性がどこかに飛んでいった。

「お前らなにしてるんだ?」

席を立った人好が話しかけてきた。そりゃあひとりは今起こったことを把握できず(というか把握したくない)アホ顔になりもうひとりは今起こったことを把握しすぎて理性が爆発してアホ顔になってるのだから。もう僕たちに判断する余裕などなくただ突っ立っている。多分僕たちに話しかけても返事がないのだろうと悟ったのであろう、人好が

「ほらほら行くぞ」

と言って駅に降ろされた。

僕たちは駅に降りたとたん自分たちがどんな状況にいるのか把握して恥ずかしながら僕は

「と、とっとっと、と、とりあえず京成成田まで行こ…」

だめだ、恥ずかしすぎて指揮がとれない。なんなら多分これから華のことを一人の人とは見れなくなりそうだ。

「ここからは私に任せてよね」

「よろ、し、く…未奈…」

「じゃあこっちだよ」

その頃の華も恥ずかしすぎてトイレに行く場合じゃないだろう。というか恥ずかしくて声も出せないのだろう。

「とりあえず遠かったしトイレ行くか~」

そう言ったのは柊真だった。すると華が飛ぶようにトイレに行った。

「そういえばトイレ我慢してたな…」

「あ、そうだったの!?シュウ、ナイス」

「それほどでも~、じゃあ俺も行ってくるね」

「はーい、いってらっしゃーい」

「で、あなた達は何があったの?」

「え?」

「いや二人ともあたふたしたりぎくしゃくしたりしてたじゃない」

「あ、いや、と、とくには」

「…ほんと初心よね」

「アハハ…」

「で、何があったの?」

「…狙ったね」

「それの何が悪いかしら?」

だんだん空気が悪くなっていきこれは関わらないほうがいいと思い人好はトイレに逃げ込んだ。

「ハァ…分かった。全部話すから」

そして成田の分岐で起こったことをほぼ(・・)全て言った。ただラッキースケベのところは隠して。

「なにそれ…」

「エッロ」

「え…?」

「エローい」

「リョウ君エローい」

「エ、エローいとはなんだエローいとは///」

「へ~、やっぱリョウ君も人間なんだね」

「華ちゃんに言っちゃおう」

「それだけは勘弁して…」

「冗談だって」

「ごめんて」

アハハ…冗談だったんだ…と、思わずほっとしてしまう。

「でも、ちゃんとその責任は取ってあげてね」

「はい」

僕はこの時凛々子が神に見えた。

「ただいま~」

「は、華、話があるんだ」

「なに?」

「僕、君の初めt…くぁwせdrftgyふじこlp!!?」

どうやら凛々子と未奈が口をふさいでいるのだ。

「それいま言っちゃダメでしょ」

「おとなしくしなさいよ」

僕は未奈の言うとおりにおとなしくした。それから数十秒後柊真と人好がトイレから出てきた。

「それじゃ行こう」

どうやら僕は弱みを握られたらしい。これからがすごく心配だ。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ラッキースケベ(涼雅は否定)の一瞬の複雑な情動を一気に描き切っていて本当に三国(以下、華)と当該状況になった感覚を味わえます。……良いなあ、私なら躱してしまうけれど [気になる点] 「あと…
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