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鉄道恋愛物語  作者: さるきち
2章
14/32

第13話 そういやヒロインってどう思ってたんだろう

京成さんと言えば子会社の数!試しに東武の鉄道子会社を言うと上毛電気鉄道。西武も秩父鉄道といずっぱこ。ぞれに比べて京成は北総鉄道、新京成電鉄、関東鉄道、成田空港高速鉄道、小湊鉄道、筑波観光鉄道、千葉ニュータウン鉄道の7つも…あと某ネズミの国も筆頭株主は京成だしめっちゃ東関東に力を入れてるんだよね~

ちなみに子会社はあほみたいに乗るんだけど京成に乗るのはほぼない(一番最後に乗ったのは去年の夏)まぁ、TXよく乗るから結果かなぁって感じだよね

この回は涼雅視点でやるとなんかとてもつまらなくなるのでここからはあえて華視点で書かせてもらいます。(といってもほとんど同じように来たこともないのでいろんな意味で面白くなりそうですが、一応作者の茶番に付き合ってもらえると嬉しいです。あと言っておきますが作者は男性で現役男子校生なので乙女心は一切分かりません。それをふまえてお読みください。最後に、次回からは涼雅視点に戻すのでご安心を。)


なんか怖がってるような顔をしてるな、と思いながら私は涼雅のもとに近づいた。そして

「大丈夫?顔の筋肉が緊張してるよ」

と、言った。

「あ、い、いや、大丈夫、だよ」

「ホント大丈夫?声までひきつってるよw、ホントにそんなのリョウみたいじゃないから」

「そりゃ緊張するよ、これから120㎞/hを出し続けるんだから…」

「こないだ京急でも見たじゃん。だからそんなに緊張しなくてもいいんだよ」

「でもここ使うの初めてで」

「それは私も同じ。だから大丈夫だよ。それでも怖かったら手、つないであげるから」

「そ、そんなの必要ないから!」

「恥ずかしがるなよ~」

やっぱり涼雅をからかうのは面白い。そこに少し恋愛っぽいことを加えると顔を赤くして恥ずかしがる。そこがかわいくて好き。

「ねぇねぇリョウ、座ろ。ここから先長くなるからさ」

「うん、そうだね。にしても何で詳しいの?」

「あ、いやぁ、お父さんがよく行くからさ、アハハ…」

実は昨日徹夜で勉強した。このことは決して言えない。それに気づいたのか何か隠してるでしょって顔されてる。とても心配で冷や汗をかいてしまった。

「とりあえずマンガでも読も」

とりあえず話を変えてみた。

「いいね!なに読む?」

「リョウのおすすめいいな♪」

「じゃあこれなんてどう?」

と、言って見せたのは駅員が主人公のマンガだった。話の内容は主人公の駅員がだんだん偉くなって社長になっていくけどその代わり駅にいたいつもかまってくれる少女と離れていってしまう話だ。

この話は私も聞いたことある。たしかアキバの結構大きな雑貨屋さん(何かとは言わない)で何巻か見たような…確かその時は茨城(ry(←著作権的にアウトだから略しました)を買いに行ったよね。

「この話は実は面白いところはマンガじゃないんだよ」

「え!?ホント?じゃあどこなの?」

と、聞いたら涼雅は本のカバーを外して裏側を見せた。

「これって実は作者に届いた質問なんだよ。それを主人公たちに答えさせているんだよ」

「へ~、なんかすっごい面白―い!」

「喜んでくれてうれしいな」

そう言って頬を人差し指で掻いた。私はその姿にドキッとした。そう思ってる間に電車は新鎌ヶ谷に止まろうとしていた。

「そういえばさ」

突然涼雅が話し始めた。それでも彼の話は鉄道の歴史にためになることも言う。結構まともな話だから面白い。

「実はここら辺に未成線があること知ってる?」

私はそういう事をあまり気にしたことがなかった。何個かは知っていたけれど。

「うーん、成田のほうに向かう新幹線は聞いたことあるけど」

「新幹線じゃなくてね都営新宿線で」

「なにそれ」

「実は千葉ニュータウンまで行く未成線があってね」

「へー、そんなのがあるんだ」

「そうなんだよ。今通っているこの路線も実は都営新宿線の未成線の転用なんだよ」

この涼雅のキラキラした目をずっと守りたい。

「ってことはここから本八幡まで電車が通ってた予定だったの?」

「そうだよ、華」

「なんかちゃん付けして」

「華…ちゃん」

「なに?涼雅クン」

「うっ」

「どうしたの?」

「いや、なんでもない…」

これ以上は私も蒸発しそうだったから反対側を向いた。なぜか顔が熱い。自分でも赤く、火照っているのがわかる。試しに自分の顔を撮ってみた。

「これ、メス顔じゃん…どうしよう…」

と、ぼそっと言った。恥ずかしくなって一番前の風景を見に行った。その時ちらっと涼雅を見たら耳を赤くしていることが分かった。もうあれから1か月たってるしそろそろ友達だってことを自覚してほしい…

そんなこんなで電車は千葉ニュータウン中央に着いた。ここからは会社が変わるって涼雅が言っていた。

「うぇーい」

「やっほ」

と言いながら未奈と凛々子が来た。

「突然どうしたの?」

「私ってこの部活のマドンナだと思うのよ、華」

「未奈、それはないね」

「いやいやそれはないでしょ、リリ」

「私はリリがこのマドンナだと思うよ」

「え?私は華がマドンナだと思う」

「どうなんだろう…」

「こまったわね」

「そうだね」

「ところでみんな好きな人いるんだよね」

「ね、しかも全員が違う人が好きだし」

「で、付き合う気はあるの?」

「あるんだけどねぇ」

「でも私は一応告ったし」

「未奈、先逃げはずるいぞ」

「リリだっていいじゃん、こっちは鈍感すぎて…」

「そっか、大変だね…」

そういうことを話していたら後ろからナンパ男たちから絡まれた。

「やあお嬢さんたち、俺たちと一緒にどっか行かないかい?」

「俺たちいい場所知ってるからさ」

後ろから足音が近づいてきた

「すいません、迷惑かけましたか?」

「お前誰だよ」

「そうやって人を差別するのよくないですよ」

「お前なにを言ってるんだ?俺たちはこの子たちの予約してるんだけど」

「なんですかそれ。彼女たちを優遇したうえで僕には雑魚扱い、最低のすることですよ」

「なんだt…」

さすがにこれ以上の何かになると大変なことになるから口を出した。

「車内でケンカはやめてください!」

「そんなこと言わないでよ~」

相変わらずこのナンパ男はキモい。

「あ、言うの忘れてたんですけどこの子たち、連れです」

「ハァ?お前なに言ってんの?だからk…」

「はい、そうです!私たち彼について行きました」

「なんだとっ」

そう言ってナンパ男は涼雅を殴ろうとした。彼は片手でパンチを止め、すぐに手をまわした。

「イタイイタイ、おい、お前なんなんだよ」

そんなこんなしていたら印旛日本医大に着いた。運転手はその異変に気が付いたか私たちの前に来てなだめた。

「大丈夫?ごめんねいやな思いさせちゃって」

「いやそんなことないよ、涼雅」

「じゃあ僕はこれで」

「待って!一緒に前面展望見よ」

「いいよ、分かった」

「やった!」

そして私たちは前で前面展望を楽しんだ。

成田湯川に着いた。ここは2面4線の新幹線構造の駅になってる。ここから先は単線になるからその行き違い、スカイライナーの通過待ちをする駅だ。ちなみにここの駅のすぐ東側には成田線が通っており南側には成田ニュータウンがある。それにここの初乗り料金は400円越えの高額運賃になっている。

「ここから成田空港まで結構遠いから座る?」

「ていうかあまり人いないわね」

「そうだね」

人好が後ろの車両から入ってきた。

「ホント人少ないね、1両に5人乗ってるかどうかってくらいだね」

それに私たちが乗っている号車は私たち以外誰も乗っていなくて貸し切り状態だった。ちょっと眠くなってきたな。

ごろん

私は涼雅の膝の上に頭を乗せた。

「え!?なになに!?」

「少しこのままにさせて…」

「スーッ、うん、わかった」

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