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後悔というのは、字のごとく「後」に「悔」いる事だなと感じる

作者: 飛騨 大地


こんにちは、また一段と暑くなってきましたね。

私は今まで夏場は、昼は冷房で夜は扇風機という生活を送っていたのですが、最近になって除湿という選択肢を知りました。

梅雨のジメッとした暑さにはとても有効なのでしょうか、冷房よりも涼しいように感じられます。

皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。


人というのは誰しもが後悔を経験した事があると思うのですが、皆さんはどのくらいの頻度で後悔を経験しますか?

私はしょっちゅう後悔しています。

少し前の記憶ですと、自転車を漕いでいた時に道路に落ちていた空き缶を素通りした事とか。

最近の出来事ですと、都市部の公園で後ろに座っていた酔っ払いのお姉さんを介抱しなかった事とか。

記憶を遡ればいくらだって出てきます。


例え些細な出来事だとしても、その時行動出来なかった自分に対して自責の念が尽きる事はありません。

「やらない後悔よりやる後悔」とはよく言ったもので、何か行動を起こした時のミスって、記憶には残るんですけど不快感はないんですよね。

一方、やらなかった後悔というのは自分の心にベットリとへばりついてきます。

先程の酔っぱらいの件ですと、そのお姉さんが立ち去った後も、あの人駅のホームから落ちたりしないだろうかとか、変な人に持ち帰られたりせんやろうか等、親かよってってぐらい心配と自責の念に駆られました。

別に自分がそのお姉さんを持ち帰りたいとかいう下心があった訳ではないです。

自分でも自分の行動理念をよく理解していないのですが、あの場面では動くべきだったと思うのです。

近くに自販機もありましたので、酔っぱらいの介抱をするのはそんなに難易度の高い事ではなかったはずだったんです。

こういう時に動けない自分が恥ずかしくて仕方ありません。


こういう体験も、後に同じような状況に遭遇すれば挽回のチャンスとなり、後悔のない行動をとる事で心のへばりも拭えるのですが、そんなのはそうそう出会えません。

「後悔」というのは「後」に「悔」いると書きますが、まさしくそうだな思いますし、「悔」というのは字面以上に重たい十字架だなと実感します。


よく「悔いのないように」なんて枕詞を耳にしますが、文章に厳かさを加える為にという安易な考えで使う程の甘い言葉ではないなと思います。



読んでいただきありがとうございます。

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