表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

幼馴染みのS級パーティーから追放された一般市民です

作者: 如月霞

冒険者パーティー通称閃光の暁、正式名称チームエシャロットのリーダー燃え立つような緋色の髪に煌く金の瞳の魔法剣士クレイルは、私に向かってびしいっと指を向けた。かの様に見えるが、突き出した人差し指は、ちょっと斜め上に向いていて私からは指先ではなくて、斜めになった人差し指の第1関節まで良く見える。

クレイルは「人を指さしちゃいけません。失礼です」という、マナーを守れる熱血イケメン魔法戦士なのだ。


「リーリア、俺たち同じ村の幼馴染みで結成したパーティーチームエシャロットから君を追放する!」

「うんわかった」

「理由を聞かないのか?」

「多分何となくわかる」

「そうか、とにかくリーリアは俺たちのパーティーに要らないんだ」

「そうね、今までありがとう」


私の言葉に、クレイルの後ろに控えていた艶やかな黒髪ロングヘアにエメラルドの瞳を持ち、繊細な紋様の刻まれたブレストプレートとキュイラスを装備した細マッチョの楚々とした色白姫様系美女、女戦士のイリーナが、柳眉を顰める。


「私達がパーティーを組んで3年経つけど、リーリアだけが無理してるわよね」


アッシュブロンドにサファイヤの瞳、すらりとした体躯をコットンアーマーとショート丈のマントで包んだ中性的なイケメンのレンジャールッカがナップザックから革袋を出して私の目の前に放り投げた。それは『じゃりん』という結構な重さを感じさせる音を立てて落ちる。


「一応仲間だったからね、僕らってA級パーティーじゃん、追放するからって無一文で放り出したりしないよ。それにほら、僕ら幼馴染みだし、冒険以外で遊ぼうよ、ね?時間が出来たら連絡するからさ」


ふわりと肩口をうねりながら覆う銀髪に神秘的な菫色の瞳で、しなやかな体を包む若草色のローブ、おっとりとした美少女の治療術師エルヴィラが、ルッカが投げた皮袋を拾って、私のポーチに入れてくれる。


「リーリアは頑張っていると思うのよ。でもね、向き不向きってあると思うの。私達の代わりに、家族と一緒にいてくれると助かるわ」


深い紺碧の髪にアーモンド型ルビーの瞳、灰色のローブに身を包んだ、美少年の彫刻のようなクールイケメンの魔術師シオンが、謎の赤紫で表面がぶつぶつしているゲル状の何かを私に向けて突き出して来た。


「あげる」

「いやああああああああああ!キモい!とにかくキモい!」


べちょりと粘るような音を立てて手につけられたそれを、私は腕の振りで投擲した。ねちょりと地べたに落ちたそれを、エルヴィラが拾って私の方に持って来る。


「いやああ!要らない!ごめんなさい!」


私は街の中に向かってダッシュした。


やっぱりバレてたかー。リーリア17歳、茶髪に焦げ茶の瞳、容姿普通、能力普通、戦闘スキル無し、職業平凡な一般市民(シビリアン)です。


町外れで私をパーティーから追放した幼馴染み達は、チームエシャロットをいうふざけた名前のパーティーだけれどスペシャルなS級もすぐそこと冒険者ギルドに認められている凄いメンバーで構成されている。因みにエシャロットは出身地の名産品。


私達の村トレーザは長閑な畑と泉と森林に囲まれている。そんなトレーザで育った私は3年前の14歳の時に、村の幼馴染みとパーティーを組んで薬草採取やポヨポヨスライム(ザコモンスター)狩りなんかの簡単な仕事を、村から歩いて1時間の街、ファドースの冒険者ギルドで受け始めた。親の手伝いの畑仕事や薪作りより儲かるから。

現在、私とイリーナが17歳、エルヴィラとシオンが18歳、クレイルとルッカが19歳で、ルッカだけが村生まれでなく、5歳の時に彼の叔父さん叔母さんと村に引っ越して来て以来、みんな仲の良い幼馴染みとして冒険に遊びに飛び回っていた。


私以外はメキメキと強くなり、ギルドだけでなく訓練場や魔法研究所や聖堂なんかでも認められたりして、暁の魔法剣士とか、金剛の女戦士とか、軽妙洒脱なレンジャーとか、慈愛の乙女とか、紅き皓月の魔術師なんていう二つ名まで勝手に付けられている。チームエシャロットもダサいとかいう理由で通称で呼ばれる様になった。にしても、何だよ、閃光の暁って。誰だよ、付けたの。断じて私達じゃない。


その中で全く能力のない私が冒険者ギルドで職業分類魔法を掛けて貰った結果、冒険者カードに記載された職業が冒険者。何かねこう、登録されている職業的な能力が何にも無かったらしいんだよね。鑑定士のお爺ちゃんがめちゃくちゃ困ってた。取り敢えず、冒険するから冒険者にしとけって。それで、まあ、石を投げたり棒で叩いたりとか、一般市民が出来る事は当然人として出来るから、と優しい笑顔で言った後「幼馴染みのパーティーなんだよね。だったら君が応援したらみんなやる気が出るよ。だからね、みんなを強化するバフが使えるって言いなさい。誰だって応援されると元気になるんだから」とアドバイスしてくれた。


駆け出し冒険者の時からずっと「みんな頑張れー」と応援したり、必要なポーション類を管理したり、石を投げたりしていたんだけど、みんなの能力がガンガン上がったら、みんな自力で常時バフが掛かった状態に成長したんだよね。本当に効果があるきちんとしたスキルをみんなが身につけてくれた事は本当に嬉しいんだけど、私は完全に要らない子になってしまった。周りからも「閃光の暁の秘密兵器」とか「閃光の暁のアレ」とか「閃光の暁のじゃないやつ」とか言われてるし、もうね、無能ってバレてるなーって。

みんなと一緒に居たかったからバッファーだって言ったのも悪かったな。だって、みんな実力で戦って強くなったんだから。


終わりの方は「邪魔」とか「危ないから下がってろ」とか「荷物は各自で管理した方が分かりやすい」とか「集中してる時応援しないで」とか言われてたもんなー。

シオンに至っては、元々私の事が嫌いなのかも知れない。小さい時から無口で大人しいから、ついついしつこく絡んじゃってたもんな。まあ、シオンもくっさいドドメ色のキノコや、紫と緑の斑点がついたヌメヌメした謎のカエルや、禍々しい像が彫られた杖や、ケケケと笑い声をあげるポーチや、毒々しい蜘蛛の干物とかを持って追い回して来たから、お互い様かも知れないけど。


「これからどうするかなー」


村に戻っても、私の両親は「能無し置いてけぼりー」と揶揄ってくるだろうし、5人の両親はみんな良い人達だから、逆に「幼馴染みの1人だけを追放するなんて!文句を言ってあげる!」とか言われちゃいそうだし、街で住み込みの仕事を探そう。うん、そうしよう。どうせ6人で冒険者やってると思ってるだろうし。

一般市民だからこそ、地味に堅実に出来る仕事って、何でもあるよね。見た目だって下手にイケメンや美少女だと変な相手に絡まれちゃうかもだけど、平凡な普通の私なら何やってても普通だよね。


ーーーーーー


「いらっしゃいませー。今日のお勧めはベーコンポテトサラダでーす!」


楽しい。

住み込み、ご飯付き、店内のテーブルで食べる事も出来る、お年寄り夫婦がやっている惣菜屋の仕事を見つけて、楽しく働く事一年弱。朝早く起きて、ご主人と市場で仕入れ。お店でお昼前までに色々なお惣菜を作って開店。お昼が終わったら夕ご飯向けのお惣菜を作る。街の夕ご飯の時間には閉店。閉店後にも仕事が遅くなった人が買いに来るので、それは個別対応。

早寝、早起き。健康的な生活な上、スキルが無いのに高レベルパーティーに参加していた時みたいにみんなに迷惑を掛けた上に嘘をつく必要も無く、ストレスが堪らない。


離れてみたら、色々と反省点が見えて来た。攻撃どころかまともな防御も回避も出来ない私を庇う為に攻撃の手数が減ったり、モンスターに攻撃された訳でもなく自爆して転倒、怪我をして回復して貰ったり、バックアタックを受けて逃げ損なった私を庇ってシオンが怪我をしたり、完全に足を引っ張るお荷物だった。


それでもクレイルが追放って言うまで、みんな一度もはっきりとした文句を言わなかったんだよね。怪我をしたら心配してくれて、庇ってくれた時も気にしないでって言われて、みんなと一緒にいて凄く弱い私は怖い目に遭ってばかりで自分しか見えてなかったけど、本当にみんな優しかったんだな。実際に邪魔だったのに依頼料を分けて貰ってたんだから。みんな元気で頑張ってると良いな。次に会った時はごめんなさいして受け取っていた依頼料を返そうと思う。


みんな、今どこにいるのかな?とお店の前を箒で掃きながら空を見上げる。空はどこまでも繋がっている。どこにいても空を見上げれば、それは必ず俺たち全員に繋がってるぜ。なんて、くっさいセリフをクレイルが言ってたっけな。

でもさ、チームエシャロット、良くダンジョン潜ってるじゃん。地下には青空は繋がってないよねえ。

くすくすと笑いながら箒を握り直す。と、何やらバタバタと複数の足音が近付いて来た。ケンカからの逃走と追走でも始まったのかな?巻き込まれると危ないので、店内に入ろう。


「いたーっ!いたぞ!確保ぉ!」

「マジックロープはダメだ!怪我させたら困る!」

「イリーナ!イリーナが捕まえて!野郎に抱えられたらリーリアが恥ずか死しちゃうわよ」


ゲフゥ!


後方からいきなりお腹に圧迫を受けたと思ったら、そのまま足が地面を離れて視界がグルンと回転、視界一杯に銀色が広がる。お腹苦しい、顔面が銀色に当たってつべたい。


「すみませーん、リーリアの親友でーす!リーリア借りまーす!」

「おやおや、リーリアちゃんのお友達かい?」

「はい!トレーザ村の幼馴染みです!これ、身分証明書、トレーザ出身です!」

「はいはい、ちゃんとしているねえ。一瞬誘拐かと思っちゃったわ。これ、お惣菜、みんなで食べてね」

「すっごく美味しそうです!ありがとうございます!数日で帰って来ます!」

「いやいや、無理しないで良いからね」

「はーい!」


俵担ぎのまま運ばれる私。


「吐いちゃう!吐いちゃう!苦しい苦しい!口から情熱が溢れ出ちゃう!」

「町外れまでちょっと我慢して!」


城門を出た所に用意してあった馬車に放り込まれ、訳の分からないまま私を追放した筈のチームエシャロットのメンバーに囲まれている。しかも、シオンの膝の間に座らされて、腰に両腕をまわされてホールドされている。

これってもしかして。


「嫌だあ!村には帰らないいい!パーティー追放された事を揶揄われるううう!みんなのお母さんに可哀想がられるううう!」

「違う違う、村には向かってないから」

「嘘だああああ!追放された事が母さんにバレて、そんでもってエシャロットに私を連れ戻す依頼をしたに違いないいい!」

「そんな暇じゃないんだけどな、俺たち」


ーーーーーー


ゴツゴツとした岩肌、深い深いとっても深い地下ダンジョンの最深部。地下なのに広大な空間があって、大量の光苔が照らす大きな大きな城がある。そんな城の中の、バカみたいに広い大広間。大きい広間だから大広間だけど、大きすぎ。


「何で私は魔王の前にいるのかな?」

「よし、最終決戦だ!みんな行くぞっ!リーリアはそこで座ってて!」

「これ、最高級の結界石ね。持ってて!」

「これ、紅茶入りの水筒とお菓子。美味しいから食べてね」

「あ、これね、女子に人気の恋愛小説!暇だったら読んでて!」


唖然とする私を残して、最終決戦とやらの為に魔王に向かっていくクレイルとイリーナ。二人に向かって放たれる複数の魔法の刃を魔力球放って打ち消したのち、最大の防御魔法を掛けるエルヴィラ。魔王が生み出すアンデットモンスターを遠距離から聖なる弓を使って魔法の矢を連続で放って倒すルッカ。クレイルとイリーナの剣撃の合間、連携で極大魔法を打ち込むシオン。


凄い。


私がどうして良いか分からないでぼんやりしていると、ルッカがヒョイっと戻って来た。


「お菓子と読書の合間で良いからさ、頑張れって言ってくれない?」


次の瞬間、矢を撃ち込みながら魔王に向かって走って行く。


訳が分からないけれど、幼馴染みに頼まれたのなら、答えないといけない。


「みんな頑張れー!クレイル頑張れ!イリーナ頑張れ!ルッカ頑張れ!エルヴィラ頑張れ!シオン頑張れ!みんな頑張れー!!!」


ーーーーーー


チームエシャロットは魔王からラウムラント王国を救ったS級冒険者パーティーとして、国王から表彰された。メンバー全員、准騎士として叙爵されたけれど、エシャロットの冒険者としての自由は保証されたとか。

強い冒険者が他国に行って、ラウムラントの脅威にならないと言う誓約をする代わりに、国内で自由に過ごせるって事だって説明された。私は難しい事は分からないけれど、ルッカのお父さんがお城で仕事をしている貴族で色々手続きをしてくれた。ルッカのお母さんはトレーザ村出身の平民だったけど、街のお祭りでお父さんに会ったとか何とか。その辺は面倒な事情があるらしいけど、幼馴染みで洒脱で楽しいルッカなのでこの先もずっと友達だ。本名がルカリ何とか何とか何とかって言う長いものだって教えて貰ったけど覚えられなかったし。


「でもさ、何で全く役に立たない私を誘拐したの?」

「いやそれがさ、役立ってたんだよな」

「そうそう、リーリアが後ろで頑張れーって言ってると、良い感じに緊張が抜けてね、体が良く動くの」

「後ろに私たちを信用して応援してくれる友達がいるって思うとね、力が出るのよ」

「リーリアを追放したら、何かつまらないパーティーになっちゃったんだよね。常に緊張してるしさ」

「あいつらなら絶対倒せるって他の連中からプレッシャーを掛けられた時に、リーリアが「みんなは強いけど絶対って言い切れる事ってそんなに無いよ。周囲は気にしないで大丈夫」と笑うだろ、だからそうだなーって思えるんだ」

「だからね、リーリアはチームエシャロットが最高の力を出し切る為に必要なメンバーなの」

「追放なんて言ってごめんな。本当に悪かった」

「ごめんね。リーリアが危ない目にあったらと思ってたけど、危ない目に合わせないって気持ちがあった方が、良いみたい。お願い、パーティーに戻って来て下さい」

「頑張れーって声がすると、つい前しか見てない自分に気がつくんだよね。そうだ、仲間も頑張ってるって。出来ればまた一緒にいたいんだ」

「リーリアがいないとみんな寂しくなっちゃうのよ。真面目な話ばっかりになってね、つまらないの」


次々と謝ってくるクレイル、イリーナ、ルッカ、エルヴィラ。

4人の後ろで黙っていたシオンが前に出て来て、「ん」と言いながら紫と黒と群青が毒々しいマーブル模様になっている、捩くれた棒を私の手に押し付けて来る。


「あげる」

「何これ?」

「魔王の角。最高の呪いアイテム」

「ぎゃあああああ!」


思いっきり呪いのマーブル角を振り払って、イリーナの真後ろに回り込む。


「助けてイリーナ!シオンが私の命を狙ってる!」

「シオン、だからそういうのはダメだって」

「誤解されちゃうからダメだって言ったよね」

「何で既製品にしないのよ」

「レア」

「プレゼントは貰う側の気持ちになってって何回言ったらわかるのかしら?」

「じゃあ、これ。悪魔将軍の目玉」

「ぎゃあああああ!」

「だから違うって!」


結局、私はとっても強いスペシャル級冒険者パーティーチームエシャロットのバフ?係に戻った。冒険者カードの職業の欄には【チームエシャロット専用バッファー】と記載された。

それから、私を追放するのを最後の最後まで止めていたのはシオンだと聞かされた。


「リーリア、好き」

「はいはい」

「リーリア、大好き」

「はいはい」

「リーリア、これ」

「ぎゃあああああああ!」


シオンはずっと私の事が好きで、所謂レアアイテムをプレゼントしてくれていたらしい。残念ながら、そのレアアイテムは見た目がグロかったり、呪いが掛かっていたり、何が何だか分からない物だったりして、嫌がらせとしか思えなかったのだけど。

その後、私が恐怖のプレゼントを受け取る度イリーナがぶん投げ、エルヴィラが文句を言ってくれる様になった。


私は今日もみんなを応援する。時々絶叫を上げながら。

登場人物設定(書く前に決めたメモの内容)


リーリア:平凡な17歳。普通。複数バフ持ちと偽る。和み系。見た目平凡な良い人。茶髪。茶目。

クレイル:魔法剣士19歳。凄い。熱血イケメン。赤髪。金目。

エルヴィラ:治療士18歳。凄い。おっとり美女。銀髪。菫目。

ルッカ:レンジャー19歳。凄い。チャライケメン。実は王弟の庶子。アッシュブロンド。サファイヤ目。

イリーナ:女戦士17歳。凄い。清楚系細マッチョ美女。身体強化に優れる。黒髪。エメラルドアイ。

シオン:魔術師18歳。凄い。無口なクールイケメン。大好きなリーリアへのプレゼントはSSR(見た目は一切気にしない)。紺碧の髪。ルビーアイ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 面白かったです [気になる点] 小説情報、本文、後書きでリリーナとリーリアが混在している [一言] こんな感じの明るい話は大好きです
[良い点] 応援とはバフだったのだ(気づき) テンポがよくて面白かったです。しょっぱなから人を指させないところから良い人感が出てましたね。能力じゃなくて、リーリア自身がいいってのはほっこりしました。と…
[良い点] ざまぁ展開も多い中 ほのぼのしててよかったです!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ