表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/1

プロローグ

皆さん始めましてrin-0122です。

この小説は初めて書きました

読んだあとにご感想などありましたら、よかったら書いていってください。


ある王国の卒業パーティーのことだ



「君とは婚約破棄をさせてもらう!」

「殿下、理由を聞いても?」

「とぼけるな!今までアリスにしてきた嫌がらせは聞いているぞ?」

ふっと笑ってアルディーナは言う。

「この私よりその女のほうを信じるというのですか?皇太子殿下」

「.......私はしっかりと証言者や現場も見たつもりだ」

はぁっとため息をついた後アルディーナは

「考えてみてください殿下。私は殿下の婚約者。たかが、子爵家の娘など目障りだったでしょう?」

「誰がそんなことを考えるのか!見損なったぞアルディーナよ。私の前に二度と姿を現すな。」

「......ふふっ.....殿下行きましょう?こんな怖い人とは一緒にいたくないですわ」

「あぁ行こうか」


卒業式の数週間前.....


「あら?アリス様こんな所にいたんですの?全く気づきませんでしたわ!」

「うぅ......酷いです.....何でこんなことをするんですか?アルディーナ様......」

「どうして?まだ気づきませんの?」

「......分かりません。」

「あなたは本当に駄目な人ですわね!皇太子殿下に近づくなと仰っていますの。たかだか子爵家の貴方には近づけない御方ですわ。あの御方に近付けるのは婚約者の私だけですわ!」

「ど、どうしてですか?身分など関係ないでしょう?」

するとアルディーナの取り巻きたちが言う。

「何言っているの?皇太子様に近づくことができるのはアルディーナ様御一人ですわ。貴方のような令嬢が近付くことは許されないですわ!」

「そ、そんなはずがないわ!」

「.....今回はこのくらいで許してあげるわ。次、殿下に触れようとしたら覚悟なさい?それでは御機嫌よう。」


「それではアルディーナ様御機嫌よう」

「えぇ御機嫌よう」


やっと取り巻き達帰っていったかしら.....アリス様申し訳ありません。身分なんて関係ありませんよ本当に.....

「記憶を思い出さなければ少しは楽だったかしら......」

そう私はある日自分の(?)前世の記憶を思い出してしまったのです!

そして転生した今思うことはただ一つです。この世界に神や仏などがいるんだとしたら、『なんで私を乙女ゲームの悪役令嬢にしたんだよぉぉぉぉぉぉ』です。

しかし、どう足掻いてもBADENDだと分かった私は少しでもヒロインであるアリス様とエドワード様を幸せにしようと思ったのです!

「さて......卒業パーティーまで後数週間ね.....頑張らないと.....」

あぁこの世界には『攻略対象者』ってもんがいるんですよね....

一人は皇太子様

エドワード・オーデーミア

二人目は悪役令嬢の弟.....つまりは私の弟ね。

カーツ・シュリエル

3人目は大公の息子

アルヴィア・スロード

だいたいこの三人が攻略対象者って感じね.....

まっ悪役令嬢っぽくやるか

って思ったのが数週間前.....

「はぁ」

「どうしたの?姉さん?」

「わっ!?カーツ?」

「そ、そうだよ?あれ?皇太子殿下は?」

「カーツ.....私父上のところに行かなきゃ。また後でね。」

「......?うんわかった....」



私は足早と父のいる部屋へ向かった。カーツとは最後の会話だったかもしれないが....



読んで下さりありがとうございます。

週に1回か2回。は出すと思うのでよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ