第二噺賭博の光
始まります
時は太平大規模な戦も遥か昔巷では空前の甘味が流行っていたんだが長屋では変わらない日常が繰り広げられていた
???「くあ〜何か変な夢だったな〜」
???「おや?今おきたのかい?優さん最近見てなかったけど病にでもかかってたのかい?」
優「いやなに代官様と歌留多や俳句をな〜ここしばらく代官様の屋敷に軟禁さ慣れない布団のおかげで肩や腰が痛いよ」
???「代官様は詰めが甘いけど強いよな」
優「そうか?俺や光にはボロ負けしてるぞ」
???「本職の光と分の悪い賭けをするお前さんが相手なんて…代官様に同情するよじゃ俺は仕事にいくわ」
優「またな〜、『にゃ〜』そういや最近賭場荒らしがいるらしいなにゃんにゃん」
にゃんにゃん『そうニャンだよおかげで行き付けの賭場でおまんまの食いっぱぐれニャ』
優「魚屋で悪さしないなら斡旋するがどうだ?」
にゃんにゃん『悪さなんてしニャイよ!!賭場では招き猫だったニャン』
優「なら行くぞ」
にゃんにゃん『ニャン♪』
暫く経ち魚屋は大繁盛しそれにあやかろうと街に猫が増えたのはまた別の話
数日後…ここは蕎麦屋そこに魂抜けた光と気だるげ優さんがいた
優「とうとう出たか…」
瓦版『藩主様が賭博禁止令を出したよ!!もし破ったら一族郎党市中晒し回した後流刑だって』
光「食い扶持が〜」
優「だからあれほど職をつけろと言ったんだ」
光「なあ優さん、人手足りてないとこあるか?」
優「ヒトデはあるぞ」
光「海のヒトデじゃなくて人足!!」
優「そっちね〜さあな〜生憎俺はその日暮らし『よう優に光相変わらずシケた面してんな〜』斬るぞ鈴木」
光「鈴木さん何かいい仕事ないか?」
鈴木「紙くず拾いや鼻緒結いでもしたらいいんじゃね?」
優「それか和真の手伝いだな」
光「全部やって見るか!!」
鈴木「そのいきだ」
暫くして街の美化活動が流行りだしたのは言うまでもない…
優「まあ、街の景観は大事だしな〜そういや何か忘れているような〜はてさてな?」
???「いたいた!!優さん!!何時になったら甘くて美味しい話題の甘味屋に連れてってくれるの!!」
???「ちょっと崔ちゃん!?」
優「ようゆきに崔、そうだっけ?いや〜最近は記憶がちょっとな」
崔「とうとうボケたの?(ならお金貸したことにしてぶんどればよかった…」
優「本人の前で詐欺るな」
ゆき「崔ちゃん?優さんは貧乏だからほどほどにね?」
崔「冗談よ」
優「目がマジだったぞ」
???「やあ、優さん美少女を侍らして羨ましいね〜」
優「久しぶりだな林さん、今から甘味屋行くんだがどうだ?」
林「遠慮するよ僕甘いのはちょっとね」
優「そうかじゃまたな」
時は太平大規模な戦も遥か昔変わらない日常があります
〜〜〜♪
おいおいお奉行様俺何かした?次回名奉行!!大橋林之亮を予定したりしています
劇場清掃のため一旦ハケておねがいします