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僕は名前を探している  作者: 葵ゆう
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あとがき、僕が伝えたい事。

このお話はあらすじでもお伝えしたように

僕自身の実話を元に書き起こしました。


 彼女と出会って三、四年経った今でも、

彼女の事を思い出すと涙が止まらなくなります。

あの頃の僕は、人生の何もかもを諦めていて、

自分から何か行動を起こすのが怖くて

全部全部受け身で、心の中で、

どんな出来事も何処か他人事のように、

自分の心を隠して生きていました。

だけど、今は思います。

自分自身の主人公は自分なんだって。

学校生活の中にいるとどうしても与えられるものが全てで、

その中で生きて行かなきゃいけないんだって思い込んでしまうけれど、

今日という日を色付けるのは僕等自身なんだって思います。


何か新しい事するのって凄い怖いけれどきっと、大丈夫です。

だって、僕は今、こうして小説を投稿したけれど、

生きてますから。

そして、この小説をきっかけに

僕と貴方は出会うことが出来たのですから。

そう考えるととても素敵な事だと思います。

正直、それでも凄く大きな勇気が必要でした笑


前置きはさておき、小説について触れて行きたいと思います。


代わり映えのない日常に生きていると

今ある時間が当たり前になって

生きるとか死ぬとか、

あたかも他人事で嘘みたいに思ってしまいます。

僕自身もそうで、花とか彼女が居たとか

空想上の夢物語だったんじゃないかって

思ってしまう時があります。

だけど、死は誰にでも必ず起こりうる事で、

それは、明日かもしれないし、一年後かもしれないし、

何十年も先かもしれないです。



僕はずっと、命は呪いなんだって思って生きて来ました。

大切だった物や愛したい物、その全てを奪い取ってしまう何て悪い奴なんだって。

だったら最初からなかったら良かったのにと何度も思いました。

でも、だけど、同時に、いつか失う時が来るからこそ、

今という時間がかけがえのない物で、

どうしようもなく愛おしいと思える瞬間があるんだって今は思います。

とても憎たらしいけれど、憎むに憎めない、いい奴なのかもしれません(錯乱


もし、全てのものが、永遠でありふれたもので、当たり前なら、

きっと僕は、今ある小さな幸せに気付くことも、

目をくれることもなかっただろうなって思います。

母が作ってくれるお弁当とか、駐車場脇にに生えた小さな花とか。


人に本音を伝えるのは凄く怖い事で中々上手く伝えられない物だけど、

今ある日常から何か新しい事をしたいと思った時、踏み出すのは怖いけれど、

いつか本当に伝えられない日や何も出来なくなる日が来てしまうから。

少しずつでいいし、完璧じゃなくてよくて。

不器用でいい、上手くやろうとしなくてよくて。

失敗してもいいんだと思います。

だって、きっと、そんな一生懸命な君の名前は、誰かの中に届くから。



もし、この小説を読んでくれた人の中で

僕のように生きる事が苦しくて、どうしようも無い人が居たら、

これから、僕と一緒にあなたが生きていたいと思える世界を、名前を探しませんか。

僕もまだ、駆け出したばかりで、分からないことばかりだけど、

僕は、この命を授かったからには、生きていて良かったと、

産まれて良かったと心から思えるようになりたいと思っています。

どうせ、せっかく、生まれたのだから。

一度きりの人生、どうせ、生きるのなら、心から笑って生きていたいと僕は思います。

生きる事に名前なんてないけど、だからこそ、自由に名前をつけていいんだと思います。

沢山の柵があって、中々上手くいかない事ばかりだけど、

少しでも、僕の生き方が、誰かの名前になれたら、いいなと思っています。


@youaoistars

もし、興味を抱いて頂けたら。

まだ、あまり活動出来てませんが

こちら僕のTwitterです。

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