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プロローグ
僕の名前は秋ノ宮 時雨。
高校一年生だ。
四月七日の入学式の日。僕は多分人生で最悪と言ってもいい過ちをしてしまう。
その過ちというのは僕の歩んできた人生が他の人とは少し数奇な人生を歩んできたのが原因の一つと言ってもいいと思う。
あの日さえなければ夢の高校生活を大きなハンデを背負うことなくスタートしていたと思うのだ。
結論から言おう。
僕は高校デビューとやらを失敗した。
やけに雲ひとつ無い日のことだった。
すぐに更新します!毎日更新予定。多くて一日二話。少なくて一話を目指してがんばります!