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息づく運命  作者: ハイドン
8/10

残念系?彼女と大人な彼氏

どもども、太田 茉莉っす


聡子と喫茶店で別れてから、先輩のとこに向かってます。


いやん、別れたって言っても別に聡子とはそーゆー関係じゃないんですよん



大学の時計塔の前で むふふ な先輩彼氏と待ち合わせです



先輩を発見して駆け寄る。



「せぇーんぱーい、待ちました?」


「ん、今来た」


私が待ち合わせに30分遅刻してる。

真面目な先輩が今来たはずがない。

やっぱり優しいなぁと幸せな気持ちになる



「先輩、結婚しましょう」



「なんだ、藪から棒に。まだまだ子どもだろ」



「はぁー?まじ大人ですから」



「はいはい」



そう言って歩き始めた彼氏の紹介をしておきましょうかね


教育学部2年、南 奏太くんです。ぱちぱちぱちー(心の中の拍手)


長身、黒髪、眼鏡、趣味は読書

優しくて大人な感じです。正直ベタ惚れです。


なんで春なのに新入生と先輩が付き合ってるのかというとですねー、私も田舎育ちなわけですから、駅で迷子になっちゃったんですけど、先輩が助けてくれて、コロッといっちゃいましたねー

その場で告白して、あの頑固やr…真面目な先輩、最初はそんな軽い感じで付き合えないとか言ってましたけど何回もアタックしたらいけましたね。ふっ



そんなこんなでもう夕方だからどこか遊びに行けるわけじゃないけれど、一緒に帰ることにしていた。

帰りは駅まで下りだから楽で助かる。


「きゃっ」


「おっと」


「す、すいません。てへぺろ」


「てへぺろじゃない、気をつけろよ」


「へーい」


油断してたらコケそうになった。ヒールなのを忘れてた。


夕日に先輩の顔が照らされて頬が明るい色に染まっている。


「先輩……好きっす」


「知ってるよ。」


にっこり笑った先輩がかっこよくって。


「先輩…好きです」


「知ってるよ。」


また明日会えるのに明日が待ちきれません。


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