【第一章】1.プロローグ
記念すべきかは分かりませんが初投稿です…ガクガクブルブル(;゜д゜)
今後の展開とか一切考えてない見切り発車なので、ものすごく短いです(
『神山藍(かみやま あい)様…貴方を、我々が主催するゲームに…御招待致します』
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私は都内の私立大学に通う4回生で、専攻は経済。
高校卒業と同時に一人暮らしを始めてから、勉強と家事に追われつつもごく平凡な「女子大生」としての生活を送っている。
大学生活は残り半年を切り、卒業に必要な単位数も既にクリアしている。
そのため学生といっても、通学は卒業論文のため週に2~3回程度ゼミに顔を出す程度。講義はほとんど無いに等しい。
今日もゼミで論文の進捗報告を済ませた私は、隣のアパートに住む友人とスーパーで買い物を済ませ、3年半暮らしているアパートに戻ってきた。
集合ポストを覗き込むと、チラシが数枚入っている。鍵を開けて中身を取り出すと、予想通りチラシが3枚。
「またここの広告か…」
そう思いつつ、元通りにポストを閉じる。
自分の部屋に戻り、先程ポストから回収したチラシをゴミ箱に放り込む。すると、少し大きめのチラシの間から、不気味な程美しい深紅色をした封筒が覗いていた…。
ゴミ箱から紅い封筒を抜き取ると、しっかりと封がされていて、私の名前が書かれてあるだけで切手も差出人も書かれていない。
不審に思ったがどうしても気になるので、恐る恐る開けて中身を確認すると…透明なケースに入れられたCD、そして何かが書かれた二つ折りのカードが1枚出てきた。CDのラベルは真っ白で、何も書かれていない。
「中身…何だろう…?」
早速パソコンを点けて中身をチェックすると、『IN_1-004』と名付けられたMP3形式の音声ファイルが入っていた。
「何かのサンプル?」
ソフトを開き、中身を再生してみる。
『神山藍様…初めまして。この音声ファイルをお聴きになっているという事は、既にカードの内容はご理解頂いておりますね?
さて…神山藍様。
貴方を、我々が主催するゲームに…御招待致します。明日の正午、貴方をお迎えにあがります。
貴方にお会いできる事を楽しみにしております。それでは…。』
音声はここで終わっていた。
はい。
次回は投稿いつになるのやら…