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貴方の先生は良い人ですか?
「そこまでだ屑共、校内でのユニークの使用は禁止されて居るだろがよ」
ソウの腕を掴んで止めたのはユウマ先生だった、全てを見下す青い瞳にポニーテイルの青い髪氷のユニークを持つこの学校最強の先生だ。
「納得行きません!何でそんな奴を庇うんですか!」
「別に問題さえ起こさなければ私はどうでも良いぞ」
「じゃあ俺はケンに決闘を申し込む!決闘は一週間後だ!」
最後にソウは俺にビシッと指差すと颯爽と去って行った。
はああああああああ!?
「先生!決闘って確か!」
「そうだな、決闘をするには最低三人は必要だ」
「あははは、あはああああ」
僕は乾いた笑いをあげながら呟く。
「まじか」
「まあ、何だこの事に関しては私にも多少なりとも責任を感じ無くも無い、だから多少なら協力してやる」
「先生がでれた、だと」