勇者と伝説の傭兵団長の出逢い
ここで重要人物と遭遇します!!!
取り合えず二人とも拠点が無いので拠点を探す事にした。
今、さっき倒したモンスターのドロップアイテムも回収してさっき草原まできた
道のりを戻って街に向かっている。
ケイはそのドロップアイテムの中の1つを見ながらニヤニヤしていた。
「ケイはいつまでそれを見ているんだ?」
ケイが見ているドロップアイテムは赤ゴブリンが2つドロップしたものの1つだ。
かなり((威圧))で逃げてしまったが他にも倒したのでそれらのドロップを見てみたが
||スライムの核||
スライムの命と言われる核。
||鬼神の角||
//レアアイテム//
ゴブリンオーガからてにはいるかなり頑丈な角。並みのオーガの角より頑丈。
||鬼神のキグルミストーン||
//レアアイテム//
ゴブリンオーガをキグルミで倒した場合、たまにてにはいる結晶。
プレイヤーのキグルミを強化し、見た目も変化する。
強化されるものの例:ステータス上昇、固有スキル獲得
||鬼神の角||と||鬼神のキグルミストーン||がレアアイテムだった。
キグルミストーンは早速戻ったら自分で使いたい!
ケイもキグルミストーンを見たときめちゃくちゃ目がキラキラしていた。
まあ、それは置いといてまず鬼神ってなんだ?
掲示板に書き込んで聞いてみよう。
そんなアイテムドロップの入手により今の状況に至る。
「そろそろ返してくれないか?メニューのアイテムボックスにしまいたいんだが。」
と、やれやれと頭を掻きながら言うとケイは
「キグルミストーンってレアなんですよ!?シンジさんにとっては大した物じゃなくても!!!」
と興奮した顔で叫ぶ。
するとシンジは大きく溜め息をついた後、草原の方に走っていき10分後に戻ってくる。
そして片手の結晶を見せて
「これでいいか?」
と言ったあと片手の結晶をケイが握っていた
||鬼神のキグルミストーン||と入れ換える。
すると彼女は
「さっきこれを取りに行ってたの…?」
と、驚いた顔でいう。するとシンジは
「スライムを軽く10体仕留めて手にいれてきた。まあ
他のプレイヤーが近くに居なかったから((着ぐるみ光線))
を使ったんだけどな。おかげでレベルが2上がったよ。」
と、薄く笑いながらいう。
するとケイはニコニコしながら「ありがとーございます」と
いってスキップをしながら先を歩いていく。
(まったく。忙しい奴だ)
と思い、笑いながら街に向かったのであった
そして街の門の前まで歩いて来るとそこであるプレイヤーとすれ違う。
銀色の長髪をたなびかせきりっとした大きな黄色の目をしていて
かなり頑丈そうな鎖かたびらを身に纏っている。
そして彼女の腰には一振りの赤い太刀が差し込まれていている
武人と見ただけでわかる美女がすれ違い様に
「…頑張ってくださいね…」
と、小さい声でいっているのが聞こえた。
(あの人とはまたどっか会うことになりそうな気がする。)
少しこの予感の事を考えていると
「ぼーっとしてどうしたんですかシンジさん?」
「ん?ああ、何でもない。」
不思議な予感を疑問に思いながらシンジは門を越え街にはいった。
…彼が彼女と大規模な作戦で共に戦闘することを
予感していたと言うことを知らずに…
「取り合えず街に入ったが俺たちにまだ住居を手に入れる金銭は無い。勿論、鍛冶をするための
工房を手に入れる金銭もな?」
そう、街の中央道を歩きながら彼女に言うと、
「はい!」
と、真剣な顔で話を聞いてくれている。
その真剣な顔のケイを見て頷いて
「だから俺は一度レアアイテムの||鬼神の角||を売りに行ってみようと思う。
ときりだすと、
「取り合えずその方が私も良いと思います。
||鬼神の角||がちょっと勿体無い気もしなくもないですけど
背にはらは変えられないですし」
ケイが賛成してくれたので取り合えずそこら辺のNPCの店に売りに出すことにした。
「この||鬼神の角||を売りたいんですけど」
そう、道具屋の女性NPCに話かける。
「はい!||鬼神の角||を売るんですね?金貨5枚になります!!」
まだこのゲームの金銭の単価がわからないシンジは金貨5枚を受け取りケイの元に
戻り金貨5枚で売れたことを説明する。
すると彼女はびくびくと震えシンジを路地裏までつれていき
「金貨5枚あれば拠点も買えるし工房も作れますよ。
レアアイテムなのは知っていましたがこんな値段になるとは…」
と、頭抑えながら呟いた。
「まあ、あんまり気にするな。取り合えず買いに行くぞ!!
俺たちの拠点を!!!」
||スライムのキグルミストーン||
//レアアイテム//
スライムをキグルミが倒すことでたまにてにはいる結晶。
プレイヤーのキグルミを強化し見た目も変化する。
強化されるものの例:ステータス上昇、固有スキル獲得