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出会いと別れ

作者: ユキ姫
掲載日:2011/01/03

ふと思いをよぎった事を文章にしてみました。

人は親から生を受けて、この世に生まれた時に初めての出会いを経験する。産まれたばかりの赤ん坊に嬉しいなどの感情はわからないにしても、その出会いの瞬間に一つの別れが宣告されている。


親と出会い、いずれは親と別れる。「生」に対して「死」である。

人は成長と共に親しい友人と出会い、勉学に励む中すばらしい恩師に出会う。


学校を卒業する時に、離れ離れになる事を考えるとこれも一つの別れだろう。しかし疎遠になるものの、会おうと思えば会えるのだから幸せだろう。

自分にとって必要でない人間関係であればそのうち記憶が薄れて、なつかしい思いでになっていくだけだ。


色々考えると、親子の別れは「寿命」からくる別れで避けられない。生きている間にどれほど喧嘩して勘当だと言っても血のつながりを絶つ事はできない。どこかで必ず繋がってる。


一番嬉しくて悲しくて切ない出会いと別れは、血の繋がらない異性との関係ではないだろうか?


ほんの小さな事がきっかけで相手に好感を持ち、言葉を交わし、時と共に相手の全てを求め肌を重ねる。

恋愛に火がついてる時は一時も離れたくなくてずっと一緒にいたくて…

なのに、結婚して、あるいは結婚しなくても、自分が年をとったり付き合いが長く続くと「男と女」から「家族」に変わっていくのだろう。


恋の炎は小さくなり、愛が芽生え、家族と言う一つの社会が生まれる。そんな中で「離婚」と言う別れを経験する人もいるだろう。

お互いが嫌いで憎くて別れるならもう二度と会う必要もなく、別れる事でかえって気持ちは楽になるだろう。

好きなのに「別れ」なければならない場合は悲惨だ。


どれだけ忘れようとしても、気持ちを断ち切るのは難しい。

泣いて泣いて泣いて…叫んだとしても相手を想う気持ちをどう処理したらいいのかわからない。

相手が生きているから余計にツライなら自分の命を奪ってくれるか、それとも今までの記憶を全て消してほしいとまで思う。


彼と出会い付き合い始めた時、いつかは別れが来る事は予測してた。だから、毎日毎日、一緒にいれる時間は大切にして一生懸命恋をしてきた。自分が嫌われて別れるならあきらめもつく。お互い求めあっているのに同じ時を過ごせないのは余りにも酷だ。でも忘れなければ前に進めない。


もう元に戻れない事もわかっている。忘れるための近道ーそれは、新たな恋愛をする事。

簡単な事ではない。何億と言う人口の中の一人と出会うのだから。でも、その運命的な出会いと思っている瞬間すでに別れの時がスタートしているのであろう。


人生は回転木馬だ。

出会いと別れに関する皆さんの考え方を教えて下さい。

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