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死亡フラグが見える俺と、死にたがり優等生の放課後改変録

作者:妙原奇天
最終エピソード掲載日:2025/11/29
 人の頭の上に「死亡フラグ」が視える。

 黒江真澄は、そのせいで親友の死を止められなかった過去を持ち、「もう二度と関わらない」と決めて静かに高校生活を送っていた。
 そんな彼のクラスに、ある日転校してきたのは、完璧な成績と笑顔を持つ優等生・天城空。
 しかし彼女の頭上には、でかでかと【自殺・今週中・一〇〇%】のフラグが点滅していて――。

「君、私のフラグが視えるんだよね?」

 屋上で秘密を共有した二人は、情報屋系ぼっち女子・新郷千景も巻き込み、放課後に「フラグ改変クラブ」を結成する。
 工事現場の落下事故、SNS炎上、自殺予告、いじめ、自暴自棄の暴走――彼らの介入で救われる命がある一方で、街では大事故が増え始める。

 世界の「死」は総量制。誰かを救えば、どこかで誰かが死ぬ。
 冷徹に「死の帳尻合わせ」を管理する生徒会長・芹沢とフラグ管理局。
 死に場所を選ぼうとする天城空と、「絶対にお前を死なせない」と逆らう黒江真澄。

 死亡フラグだらけの世界で、俺たちはそれでも足掻いてみる。
 これは、死と生に振り回されながらも、「生きる意味」を探していく放課後の青春譚。
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