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純白悪魔と漆黒天使  作者: 炎描幻
4/7

天使

「ほう。まだ寝ているのか」

 男の人の声だ。何か嫌な言い方。私こういう系嫌いだわ。

「悪魔のくせに軟弱だな」

 悪魔という単語にびっくりして、身体が動いてしまった。やばい。

「ふう。やはり寝たふりか。面倒な」

 男は私の前髪を引っ掴んで無理やり顔を上げさせた。痛えよ。

「なぜ天界の居場所を吐かない。上にあるのだろう?」

 え?そういう展開??パチッと目を開けるとムカつくぐらいのイケメンが目の前にいた。うっわ嫌い。キラキラしすぎで泣けてくるわ。

 嫌だ、という感情が表に出ていたのだろう、男は

「そんなに嫌なのか?」

と、聞いてきた。

 いや、知らねーよ。私ここに来たばっかだもん。今の記憶じゃ、何もこの世界のことわかんないし。

内心悪態をつきまくっていると、白い羽が1枚?落ちてきた。

え?なにこれ?

いきなり日が差してくる。男はイケメンも台無しになるほどに驚いて腰を抜かしていた。なんなのだ。上に何があんの?

上を見ようとすると、目の前に白い翼が来た。そして、誰かにぎゅっと抱きしめられた。

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