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純白悪魔と漆黒天使  作者: 炎描幻
3/7

転生

 私青田幸穂は今絶賛混乱中です。

 いやいや、何この状況。

右足首には足輪を首には首輪をつけられてる。しかも、それは鎖で繋がっていて、強く引っ張っても意味なんて無かった。

 それ以上に不思議なのは私の後ろにあるこの黒いフサフサした物体。

 それは大きい釘みたいなので刺されていて、時々痛みに耐えるかのようにピクっと動く。はっきり言って気持ち悪い。

 きっと私と繋がっているかもしれない。繋がっていたらどうしようもない。

 でもきっと繋がっている気がする。

 だって私は無傷なのに何故か痛いのが分かるから。遠隔操作の様に体の中で起こっているような痛みだし、何故か空中にある気もする。

 もし繋がっていたら、前に少し体を傾ければきっと痛むはず。そう思って少し傾ける。

 あれ?痛くない。

 また少し傾けてみる。

 あれ??痛くないんだけど?お?

 もう少し体を傾ける。

 次の瞬間背中に激痛が走った。

「〜〜〜〜〜っ!!!!」

 引き裂かれるような痛みだ。

 よくこの痛みで声を出さなかった。私偉い!!

 だが、褒めるのも束の間、カツっと心地の良い音がした。誰かがくる。

 身を強ばらせた。恐い。こういう時何すればいいんだっけ?

 そうだ!!寝たフリ!いいね。私天才かも。

 寝た感を出すために力を抜いてみる。体の力を抜くと背中に激痛が入った。気にしない。痛くない。

 足音が目の前で止まった。

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