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実験か何かしました?


しかしながら健康的に引き締まっている身体とは裏腹に出ている所は出ておりまさに女性の理想的な身体が膝をつき、可愛らしいその小さな口で咥えてる様は男性の支配欲をこれでもかと満たしてくれる。


その口は咥えるのをやめると可愛らしくコテンと首を傾げ上目遣いでそんな事を聞いてくる。


自分が美人であるからこそ可愛らしい動作にギャップが加わりその威力が跳ね上がる事を、彼女は知っている事を俺は知っている。


あざとい奴め……可愛いと思ってしまったじゃないか。クソ。


「ったく、お前は俺を何だと思っているんだ。相手はまだケツの青いガキじゃないかよ。それにお前とこんな関係になった原因に俺の意思は一ミリも反映されてなかったと記憶しているが気のせいだろうか?リーシャ・ディーニッヒ」

「あら、そうだったかしら。ご主人様は貧相な身体の小娘より私の様な身体が好きだと思うんだけど、それも反映されてなかったというのかしら?」

「………黙秘する」

「それは肯定と受け取らせていただきますわね……」


リーシャは座っている俺に向き合う様に座りなおすと、その小さな口からは荒い呼吸が出始める。


「まだ許可した覚えは無いが?」

「意地悪しないで。それにこんな身体にしたのはご主人様よ?ならご主人様も悪いのではなくて?……それはそうと、小娘は放課後ここにやって来ると言っていたのでしょう?ここにいても大丈夫ですの?」

「大丈夫だ。他の先生方には帰宅する旨は伝えているし、何よりこの部屋の扉には「不在」という看板をかけている。まさかここにいるとは思うまい。灯台下暗し作戦だな」


まさに完璧な作戦であると思ったとの時、ガラララという乾いた音と共に「お待たせしまし………た」という声が聞こえてくる。


その声の主はまごう事なく件の少女であった。


何故だとかどうしてだとか何でだとか色々な疑問が俺の頭の中を駆け巡るが結局は今自分はリーシャと大人の事情とやらの最中でありそれを見られたというどうしようもない程の事実だけが残る。


そんな俺とは対照的にリーシャは落ち着いた様子で唯一羽織っている白衣を流れる動作で前のボタンを留めて何事も無かったかのように俺から降りる。


その間、丁度リーシャで死角になっている隙に俺は身なりを整えるとリーシャに習いすまし顔で切り抜けようと試みるのだがその背中には大量の冷や汗が滝の様に流れ落ちている。


「お、お二人はお付き合いしていらっしゃるのですか?」





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