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金色に輝くバッジ

そしてレヴィアは模擬戦でかなり体力を消耗したのか息も絶え絶えで返事をする。


「やはり、ご主人様の魔術はいつ見ても素晴らしいですわね。奴隷になった甲斐がありますわ」

「ご、ご主人様?旦那様?」

「いや、なんでも無い。こっちの話だ」


そしてレヴィアとは別に陶酔しきった表情で俺を見つめながらとんでもない発言をかまして来るリーシャの言葉にレヴィアがいちいち反応して来るので何でも無いと誤魔化しておく。


あぁ、あの日、リーシャから押しかけ女房ならぬ押しかけ奴隷をされた日を思い出してしまう。


あの時は色んな意味で大変だった……。


「そんな事よりも、だ。レヴィアの実力が分かったから明日からはレヴィアの実力にあった本格的な指導を始めようと思う。明日は闘技場ではなく俺のいる教室まで来る様に」


そして俺はレヴィアへそう告げると弟子の証である金色に光るバッジを手渡す。


このバッジなのだが俺は何度も金色は辞めてくれと申したのだが遂に俺の抗議虚しく金色で作られた(主に某宮廷魔術師様の圧力)バッジである。


しかし、弟子を取らないならば関係ないかと思っていたのだが、まさかこの身分不相応である金色に輝くバッジを二人も手渡す事になるとは、人生何があるか分からないもんだと今更ながら思う。


因みに記念すべき一個目を手渡した者はリーシャである。


さてと、今日から忙しくなる。


そう思いながら紫色に変わろうとしている空を見つめるのであった。





あの【万色】から弟子の証であるバッジを頂けた私は嬉し過ぎて昨日一睡も出来なかった。


そして制服につけた金色に輝くバッジを見てはニヤニヤとにやけては布団へ潜りゴロゴロ、ジタバタとした後にまたバッジを見るという行為を永遠と繰り返していたらいつの間にか朝になっていた。


この時程時間が過ぎるのが早いと思った事は無い。


「あら、レヴィアさん、おはようございますわ。あ、もうご存知かと思いますがわたくし、実はあの【絶色】のダグラス様の弟子になりましたの。見てくださいまし、この金色に輝くバッジをっ!」


そんな事を考えながら魔術学園へ登校し、廊下を歩いていると鬱陶しい人から声をかけられた。


毎日毎日よくもまぁ懲りずに自慢して来るこのいけ好かない女はシャルロット・ヴィ・ランゲージであり、何を隠そう中等部でこの私に決勝で土を付けた女性、その人である。


そもそも【絶色】のダグラスの弟子になった話は耳が腐る程聞いたしつい最近迄は死に程悔しかったのだ。


ご存知もクソもあるものですか。

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