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妄想短編集

人間不信のダンジョン経営

作者: トロピカルサンド





「貴様はここで死ぬんだな」


は?こいつは何言ってやがるんだ?


「・・・お おい

 今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ?

 な? 冗談言ってる場合じゃねぇって

 なぁ? ミカ?」


そう言って俺は笑う

そうするしかできない

なぜなら奴らの目がマジだからだ


「何言ってるのよ

 冗談言ってるのはあなたじゃない?

 グーリン?」


「ミ ミカ お前までなにいt


「あなたにそんな風に言われる覚えはないわよ

 さっさと私たちを助けるために

 ダンジョンの餌になりなさないな!」


「な 何言ってるんだ

 俺たちは付き合ってるだろ?

 冗談だよな?」


「あら〜?

 私がいつあなたと付き合ったと〜?

 私知らないわ〜?

 怖いわ〜男の妄想って怖いわ〜」


「は?」


唖然と口が開かれたまま

固定される

もはや言葉は出てこない


ただ


「裏切られた 

 そういうことだ!

 じゃあな!ダンジョンの魔物達によろしく!」


どんどんとあいつらの背中が遠ざかっていく

そして

どんどんと魔物達の顔が近づいてくる


数瞬後

魔物達の杜撰な攻撃によって

俺の首が飛んでいく


ゆっくりと地面に近づいていく

いろんな思い出が

今は思い出したくもない

あいつらとの思い出が


あの楽しげな笑顔も

あの悲しげな顔も

あの慰めてあげた時の顔も

あの人懐っこい顔も


全部全部全部全部

全部全部全部全部


嘘っぱちのものだった



ずっとずっとずっとずっと


俺はあいつらに騙されていたんだ

あの笑顔の裏で俺のことを

嘲笑していたんだ



『力が欲しいか』


突然 俺の体に黒い力の奔流が流れる


欲しい!!力が・・・・・欲しい!!!


『承知した

 貴様はこれからダンジョンだ』


は?力は!?

ダンジョンだと!?

何もできやしないじゃないか!!

あいつらに絶望も何も与えることが!

それがしたいのに!!


『既に死んでいる身で?

 私は貴様にもとより許可を取るつもりなどない

 いや取る必要もない

 なぜなら魂の管轄は全て私に一任されているのだからな


 貴様に拒否権などない』


こいつは・・・・

また 俺は騙されたのか?

誰も何も信用できないじゃないか・・・






















『ーーーさま グーリン様!』


ん・・・

な なんだここは・・・


『やっと起きてくださいましたか』


誰だ!人か!?

ぶっ殺してやる!!出てこい!!


『いえ 私はあなたの心臓の代わりとなっているものです』


何を言っている!?


はっ・・・・・ぐっ・・・・あ


はぁ・・はぁ・・・


貴様・・・少々乱暴ではないか?


『この方が効率的ですので

 ご理解いただけましたか?』


あぁ・・・嫌という程な

最後に俺に話しかけてきたのは

冥府の神で

俺のことをここにやったんだろう?


奴らの楽しみでな


そしてお前は機械だから人間不信になった

俺には適任というわけだ


『まぁ 人間不信かどうかはわかりませんけどね』


・・・・・とにかく

そういうことだな?


『はい ご安心ください

 私は裏切りようがないので

 裏切りませんよ』


あぁ よくわかった

だが 貴様は俺のやりたいことはわかっているだろう?


『はい あなたの記憶が流し込まれたので』


俺は こんなところでダンジョンなんざやってるつもりはないんだ

さっさと外に出て

あいつらを殺しに行かないと


『早速興奮状態ですか?

 お早いですね

 ですが グーリン様はダンジョンなので

 ダンジョン内でしか動けませんよ』


・・・・俺は何もできないのか


『ダンジョンを作ればいいんじゃないでしょうか』


いやだが モンスターは嫌いだ


『そうですか随分と心が弱いようで

 ですが ご安心を

 機械系のものはそこまで怖くありません』


お前ナチュラルに・・・


まぁ いいか

機械相手に怒っても仕方がないし

俺の人間不信も反応しないみたいだしな


・・・・・いいだろう

貴様らのいいなりになってやろう


『機械の傀儡になるんですか?

 ぷぷっ 面白いですね』


・・・・質問だ


『何でしょう?』


貴様に感情はないんだよな?


『当たり前でしょう』




・・・・そうか


これが本題だ


ダンジョン・・・・・モンスターは外に出られるのか?


『ダンジョンの特殊機能として

 侵攻というものがあります

 一万DPで魔物を外に出し周りを領地化することができます』


人間は殺せるのか?


『当たり前です

 なぜ殺せないと思うのです?』


・・・・・そうか



そうかそうかそうかそうかそうかそうかそうかそうかそうかそうカ

そうかそうかそうかそうかそうかそうかそうかソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカ


ソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカソウカ



わかったぞ!

早急に魔物と一万DPを集めるんだ!


俺は常々不思議に思ってたんだ!


なぜ人間はこの世界で頂点に立っているつもりで居られるのか

なぜ人間は簡単に裏切れるのか

なぜ人間は感情なんてものがあるのか

なぜ人間は共感なんてものがあるのか


使いもしないくせにっ!!??


全てはこのためだったんだ!

俺は全てのダンジョンよりも強くなるぞ!

人間をこの世から消し去ってやる!!


俺はダンジョンマスターになるぞっ!!!



ははは ハハッハハハ

あはははははあああああああっ!!!!!!



全部全部っ!!

ぶっ壊せばいいんだぁ!!!!







待ってろよぉ・・・・

人間どもぉ・・・・

俺がきっちり殺してやるからなぁ・・・・






流行り物らしいので乗っかってみました

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