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0日目 「彼女の性的倒錯(パラフィリア)」

 自分の彼女は多重人格者だ。…いや、違うな。訂正しよう。自分の彼女は性的倒錯パラフィリアを患っている。性的倒錯ってのは、まあ、簡単に言うと異常な性癖って感じだ。


 ところで彼女の事なんだが、彼女は性的倒錯は性的倒錯でもかなり特殊な、世界に一人しかいないような性的倒錯を患っている。え?どんなのかって?まぁまぁ、これから話すから落ち着けって。


 それで彼女の場合は……毎日性癖が変わるんだ。いやいや、嘘じゃないって。結構大変なんだぜ?毎日変わる性癖のせいで殺されたこともいっぱいあるんだ。え?じゃあなんで今生きてるんだって?まあ、自分、不死身ですし。自分自身が不死身だとは思ってもみなかったよ。初めて知った時は辛かったなぁ…家族に気味悪がられて、仲良くしてくれてた友達もいなくなり、毎日のように俺の行方を探してくる国から逃げたり…。いや、この話はやめよう。思い出して辛いだけだ。でも今は不死身でよかったとも思ってるよ。自分と相性ぴったりで、しかもとびきり可愛い彼女が出来たんだから(笑)


 さあ、これから綴っていくのはそんな自分と彼女とのラブストーリーだ。舞台は誰も寄り付かない、森の迷路。樹海とは言い得て妙だ。そんな中にポツンと一つだけある廃墟の一室。そこらじゅうに血肉やらなんやらが飛び散っているのはご愛嬌だ。なんでこんな所にいるのかはもう分かるだろう?俺は国に、いや世界に追われている身だ。彼女も人前に出すことは出来ないのが明らかだろう。


 …ここまで読んでくれた君たち。これから綴られる物語を読む覚悟は出来ているか?

 ふむ、覚悟は出来ているようだな。それなら何も言うことはあるまい。思う存分楽しんでいってくれよ。…楽しまれるのも複雑な感じだがな…


 あ、最後に自己紹介をしておこう。忘れるところだったよ。俺の名前は奏良そら。彼女の名前は奈央なおだ。別に覚えなくてもいいぜ?(笑)

続くかどうかは分かりませんがご了承ください。m(_ _)m

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