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柊昇一の過去

これは、蝦夷人民共和国最後の道北管区長であり

朝鮮統一の英雄兼満州共和国初代大統領である

柊昇一の過去を記した話


彼は

1966年に稚内市内の病院で生まれた

家は、父方は、稚内農業党支部の党員

母方は、祖父が当時稚内市長と言う家庭に生まれ

彼は、人民教育学校で勉強し

18歳でソ連に留学

23歳の時に帰国し、社会党に入党

帰国の4年後にソ連が崩壊したのを契機に

頭角を現し


1996年に

蝦夷人民共和国議会から道北管区長の指名を受け

30歳で道北管区長に就任

それと同時に、道北管区長の仕事の裏で、フランス経由で株売買を行い

莫大な資産を築き上げた

2001年の統一会議では、職務を失うことを恐れて

道東管区長に乗せられ

クーデターを強行

一時は、安心したが

日本との統一戦争に発展

札幌陥落と、樺太義勇軍の蜂起で、ロシアに亡命しようとしたが

最終的に逮捕されたが

裏帳簿は、在朝蝦夷人民共和国大使館勤務の知人の竹川に託し

美唄刑務所服役


だが、朝鮮情勢の不安を抱いた

朝鮮残存蝦夷人民の一部が、北海道にいる昔の工作員と接触

柊昇一の救出作戦を画策し

2005年11月、柊昇一39歳の時に

脱獄作戦で朝鮮人民共和国に脱出


人民軍第3師団を指揮する立場にのし上がったが

軍事力に対する国力が釣りあえておらず

大反逆を決意

ロシアの政府高官や中華人民共和国の瀋陽軍区の高官を抱き込み

朝鮮人民共和国政府首脳を朝鮮統一戦争に動かさせ

その隙をついて、クーデターを強行


見事に成功し

満州共和国を建国

日本を初めとした

多くの国々から驚かされた

唯一驚かなかったのはロシアだけ


その後、EATOとロシアを積極的につなげて利益をも受けようと企むが

中華人民共和国の暴走の隙に、ロシアの東欧進出で、EATO側に傾倒


大統領を退任後

民間警備会社を立ち上げ

その下に民間軍を創設

元大統領と言う地位を生かし

憲法にも少し味を仕込ませていたため

見事に満州共和国の影の実力者になった


終わる

次回で、このシリーズは、終わりです

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